2016年11月01日 11:00

アドバンテックとアーム社、デバイスからクラウドまでカバーする エンドツーエンドIoTプラットフォームにおける提携を発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

産業用コンピュータの分野で世界トップシェアのアドバンテック(Advantech Co.,Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区 社長マイク小池、以下アドバンテック)は27日、台北本社で開催されたエンベデッドIoTパートナーサミットにて、ARM(R) mbed(TM)クラウドサービスとmbed(TM) IoT デバイスプラットフォームについてARM社と提携することを発表しました。

産業用コンピュータの分野で世界トップシェアのアドバンテック(Advantech Co.,Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区 社長マイク小池、以下アドバンテック)は27日、台北本社で開催中されたエンベデッドIoTパートナーサミットにて、ARM(R) mbedTMクラウドサービスとmbedTM IoT デバイスプラットフォームについてARM社と提携することを発表しました。アドバンテックとARMの技術を組み合わせることで、さまざまな分野のビジネスにおいて、インターネット・オブ・シングス(IoT)ソリューションの展開を加速することが期待されます。

アドバンテック社長のChaney Hoは次のように述べています。
「組込みコンピューティング業界は、IoT時代へのパラダイムシフトおよび多様なCPUチップセット技術の発明によって変化しきています。一方、シングルボードコンピュータ市場は、市場投入までの時短化の結果として、統合化されたコンピュータ・システムの市場に転換してきています。同様に、組込みコンピュータ市場における国際的な主要プレイヤーは、ヨーロッパからアジアのブランドに徐々にシフトし、販売モデルもデザイン・インからIoTのコンセプチュアルセリングへと、変化が進んでいます。」

「しかし、この機会を完全に現実のものにするためには、我々はセンサー、ワイヤレスネットワーク、IoT-PaaS、ビッグデータ分析のための技術について、さらなる発展を推進する必要があります。ARM社は、IoT技術を広めるために重要な役割を果たしています。そのエコシステムは2015年には1500万のARMベースのチップを、多くのスマート組込みアプリケーションとともに出荷しています。
私たちのコラボレーションは、アドバンテックのIoTソリューションの提供をより完全なものにし、市場の成長に合わせた迅速な展開と拡大を可能にします。」

アドバンテック、エンベデッドIoTグループ、バイスプレジデントのMiller Changは、次のように語っています。
「IoTアプリケーションのさまざまな用途に対応するために、アドバンテックはARMのようなエコシステムパートナーと協力し、完全なIoTソリューションを提供していきます。
ARM mbed IoT デバイスプラットフォームとともに、IoTセンサーノードプラットフォームM2.COMやIoT ソフトウエアWISE-PaaSを統合することにより、アドバンテックはお客様が効率的にIoT実装することを可能にします。」

mbed クラウドは、デバイス管理サービスを有効にする標準ベースのSaaSソリューションです。またmbed IoT デバイスプラットフォームは 急速なIoT統合のために、簡略化された標準ベースのモデルを提供します。
mbed クラウドをアドバンテックのWISE-PaaSプラットフォームとともに導入し、mbed OSをM2.COMプラットフォームに使用することで、このコラボレーションは、クラウドとデバイス間のシームレスな接続を形成し、お客様がさまざまなアプリケーションにおいて、IoTソリューションを素早く開発、実装することを可能にします。

アドバンテックは、mbedの重要なパートナーです。私たちのコラボレーションは、エンドノードデバイスを安全にクラウドサービスへ接続することで、企業IoT化の拡大に貢献するでしょう。私たちの技術を組み合わせることにより、急速なIoT統合のための簡略化された標準ベースのモデルを提供できるようになります。」と、ARMのIIoTビジネス戦略バイスプレジデント、Krisztian Flautnerはコメントしています。

アドバンテックは、そのコミットメントである「スマートシティとIoTソリューションのための提携」をこれからも一貫して維持していきます。このARM社との提携は、IoTとクラウドサービスがどれほど新しい節目に至ったかを示すだけでなく、両パートナーのための相乗効果を創造します。



* 本内容は、2016年10月27日、アドバンテック台湾本社が発表した内容の抄訳です。


###

アドバンテックについて - インテリジェント・プラネットの実現が我々の使命です -
 台湾 Advantech Co., Ltd. (TAIDEX:2395)は、1983年の創業以来eプラットフォームのリーディング・プロバイダとして、産業用コンピューティングやオートメーション市場における高品質でハイパフォーマンスな製品の開発・製造および販売に携わっており、現在では世界23カ国95都市に拠点を構えるグローバル企業です。得意とする組込み用ボードコンピュータや産業用マザーボードの販売に加え、お客様のニーズにきめ細かくお応えする産業用コンピュータのBTOサービスや、お客様の要求仕様に合わせて製品の設計から生産までを請け負うDMSビジネスも行なっています。また、グローバルな物流IT市場で確固たる存在感を持つ独DLoG社や、カジノ向けゲーム機器の分野で実績のある英Innocore社をグループに取り込むなど、積極的なビジネス拡大にも取り組んでいます。
また、近年コーポレートビジョンである「インテリジェント・プラネットの実現」を具現化するスマートシティ&IoTソリューション・ビジネスの開拓に注力する当社は、積極的な製品およびソリューション開発に務めるとともに、インテル社ならびにマイクロソフト社をはじめさまざまなエコパートナー企業とのパートナーシップの強化を図っています。このようなエコパートナー企業との緊密な協力関係、および自らの研究開発投資によって、インテリジェント・システムを様々な産業に普及させ、地球上のあらゆる労働環境と生活環境をより豊かでスマートなものにしていくこと、- インテリジェント・プラネットの実現 - が、我々Advantechの使命です。

ARMについて-
 ARMは、世界中の高度なデジタル製品のコアとなる半導体設計資産(IP)とイネーブリング・テクノロジーをデザインしています。電力効率と拡張性に優れたARMのプロセッサは、スマートフォンやウェアラブル端末から、企業インフラやサーバ、車載/産業機器や「モノのインターネット(Internet of Things)」の組み込み技術まで、社会を変革するインテリジェンスを提供します。

ARMテクノロジーのライセンスを取得したパートナ各社によるARMプロセッサ搭載マイクロチップの出荷数は、1990年のARM設立以来、500億個にのぼります。ARMは、Connected Communityとともに、開発、設計、エンジニアリングにおける革新を促進し、大手エレクトロニクス・メーカーによる短期間で信頼性の高い製品化に貢献しています。



【本件に関するお問い合わせ先】
アドバンテック株式会社
電話 :03-6802-1021
Email:ajp_sales@advantech.com

【報道関係者お問い合わせ先】
アドバンテック株式会社
担当 :岸川
電話 :03-6802-1021
Email:sonia.kishikawa@advantech.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
アドバンテック株式会社(アドバンテックカブシキガイシャ)
代表者
マイク小池(マイクコイケ)
所在地
〒111-0032
東京都台東区浅草6-16-3 
TEL
03-6802-1021
業種
製造・メーカー(コンピュータ)
上場先
未上場
会社HP
http://www.advantech.co.jp

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.