医療・福祉の専門職向け教育サービスを手掛ける一般社団法人知識環境研究会(所在地:東京都千代田区、代表理事:神山資将)は、2017年3月25日(土)・3月26日(日)の2日間、東京・田町駅前の読売理工医療福祉専門学校にて「ターミナルケア指導者養成講座」を開催します。
この度、下記要領にて、第4期生となる受講生を募集します。ライフワークとしてターミナルケアに取り組み、指導者として活動することに関心のある方の参加をお待ちしています。
■「ターミナルケア指導者養成講座」開催要領
日 時: 2017年 3月25日(土)・26日(日)各日10:30-17:00
※短期集中・2日間連続の講座です。
会 場: 読売理工医療福祉専門学校(東京都港区芝5-26-16、「田町」「三田」駅前)
受講料: 2日間8万円(税込)
対 象: 医療・介護・福祉などの専門職で、ターミナルケアの指導者を目指す方
講 師: 石田和雄 他
申込み: 公式サイト(http://learning.ackk.org/0301/)にて受付中です。
その他: 実例に基づいた画像や動画を豊富に入れたオリジナルの教材を使用します。2日間の修了者には指導者資格の認定と修了証の発行があります。修了者は認定指導者として継続的にフォローします。
■ターミナルケア指導者養成講座のねらい
「自分らしく最期を迎えたい」「在宅で大切な人を看取りたい」など、多様化するニーズに寄り添う専門職の存在が重要性を増しています。しかし、「療養者とみまもる者が共に創りだす」という視点でターミナルケアを体系的に学ぶ講座は今までほとんどなく、指導者の数も不足しています。
一般社団法人知識環境研究会は、終末期を迎えた療養者の生き方を支援する様々な手法を「共創的ターミナルケア」(Co-creative Terminal Care:CTC)として体系化しました。
今回開講する「ターミナルケア指導者養成講座」は、CTCシリーズの一環として、指導者レベルを目標に、医療的ケアを中心としたターミナルケアの知識とスキルを総合的に身につける講座です。
■本講座で扱うトピック
●概論
看取りの専門職としての役割 他
●アセスメント
心理・精神・認知機能のアセスメント/呼吸機能障害/呼吸器フィジカルアセスメント/循環器フィジカルアセスメント/腹部フィジカルアセスメント 他
●食へのケア
終末期における摂食・嚥下障害/摂食・嚥下障害へのアプローチ/栄養剤アイスクリームの試食 他
●排泄・皮膚トラブルへのケア
終末期における排泄ケア/終末期における皮膚トラブルのケア/褥瘡予防/身体状態とベッドマットレスの設定 他
●口腔・呼吸機能へのケア
口腔内のアセスメント/開口が難しい方への口腔ケア/呼吸理学療法 他
●薬物療法・痛みのケア
終末期における疼痛管理(薬物療法/非薬物療法)/痛みがある方へのケア/「さすり」「足裏マッサージ」による疼痛緩和の作用機序/簡易ホットパックの作成/ごみを出さない洗髪方法の演習 他
●終末期リハビリテーション
終末期におけるリハビリテーション/離床へのアプローチ/‘真’移乗介助法 他
●ケア環境マネジメント
環境整備のアセスメント/環境整備・住宅改修/福祉用具 他
●コミュニケーション
悲嘆のプロセス/療養者や家族とのコミュニケーション方法(生前・死後)/自殺発生時の支援者へのメンタルヘルスケア 他
●急変時の対応
急変時対応/急変時のシミュレーション・ワーク 他
●グリーフケア
「あなたの想い手″」手形制作 他
●指導スキル
CTCカリキュラムの指導ポイント 他
※終末期の身体面をサポートする医療的ケア手法に加えて「こころのケア」に役立つワークやコミュニケーション法を学び、ターミナルケアの総合的なエキスパートを目指すカリキュラム構成です。
■参加者の声
これまでに実施した第1期・第2期・第3期のターミナルケア指導者養成講座では、北海道から九州まで全国から参加者が集い、計57人の修了生が誕生しました。参加者の内訳は、医療職と介護職がおよそ半々でした。修了者は、それぞれの組織や地域で指導者として活躍しています。
受講後のアンケートの一部を以下に紹介します。
◎「統一したケアの必要性を改めて認識できた。在宅ならではの物品の使用方法に少しおどろいた。ヘルパーへどのように伝えるか考えさせられた」
◎「日々の業務に追われて忙しい思いをしているが、その人の望むケアが出来るかを今後の課題にしたい」
◎「医療系の知識や在宅での工夫を多く教えていただけてよかったです。なかなか介護職でここまで医療系の勉強ができる研修がなかったので楽しかったです」
◎「とても楽しい研修になりました。自分の看取りに対しての考え方は間違っていなかったかなと感じることができました」
◎「それは業務なのかケアなのか(これは常に考えていきたいと思います)、HPなので様々なしがらみがありますが、その患者さんがその人らしく最期をむかえられるような看護ケアができるようスタッフ全員で考えていきたいと改めて思える講義の内容でした」
◎「介護職には難しいなと思う部分があったが、大変参考になり、施設ケアにおいても考えさせられる点が多く、久々にすばらしいと感じた研修でした。ありがとうございました」
■講師および監修者
●石田和雄(いしだ かずお)【講師】
看護師として病院・施設・訪問看護の現場で看取りに携わった実務経験からターミナルケアの研究に従事。大学での指導に加え、団体向け・実務者向けの教育実績多数。独自のメソッドとわかりやすい語り口に定評があり、一般募集の講座はすぐに満席となるなど、非常に人気の高い講師です。
●佐々木由惠(ささき よしえ)【監修者】
日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科教授。臨床看護師、助産師を経て、看護師や社会福祉リーダーの養成、ケアに関する数々の研究に従事。介護保険施行後は、訪問介護サービス、グループホーム、デイサービス等の事業所を創業し、経営者としても理論を実践しています。
●神山資将(かみやま もとゆき)【監修者・事務局代表】
一般社団法人知識環境研究会代表理事、主任研究員。財団法人政策科学研究所研究員等を経て現職。所属学会は日本介護福祉学会、日本医療マネジメント学会、日本保健医療福祉連携教育学会、日本予防医学リスクマネージメント学会等。多職種連携支援の研究や、研究成果を基にした教育プログラムの開発を行っています。
■運営組織の概要
一般社団法人知識環境研究会(所在地:東京都千代田区、代表理事:神山資将)は、2000年に発足した、慶應義塾大学と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学発の研究団体です。大学等と連携した研究のほか、認知科学や知識科学の研究成果を医療・介護・福祉分野に応用した講座シリーズを運営しています。
■お申込み・お問合せ
一般社団法人知識環境研究会「ターミナルケア指導者養成講座」事務局
〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-11-22
TEL:03(3252)2472
FAX:03(6779)4703
Email:info@ackk.or.jp
URL:http://learning.ackk.org/0301/
この度、下記要領にて、第4期生となる受講生を募集します。ライフワークとしてターミナルケアに取り組み、指導者として活動することに関心のある方の参加をお待ちしています。
■「ターミナルケア指導者養成講座」開催要領
日 時: 2017年 3月25日(土)・26日(日)各日10:30-17:00
※短期集中・2日間連続の講座です。
会 場: 読売理工医療福祉専門学校(東京都港区芝5-26-16、「田町」「三田」駅前)
受講料: 2日間8万円(税込)
対 象: 医療・介護・福祉などの専門職で、ターミナルケアの指導者を目指す方
講 師: 石田和雄 他
申込み: 公式サイト(http://learning.ackk.org/0301/)にて受付中です。
その他: 実例に基づいた画像や動画を豊富に入れたオリジナルの教材を使用します。2日間の修了者には指導者資格の認定と修了証の発行があります。修了者は認定指導者として継続的にフォローします。
■ターミナルケア指導者養成講座のねらい
「自分らしく最期を迎えたい」「在宅で大切な人を看取りたい」など、多様化するニーズに寄り添う専門職の存在が重要性を増しています。しかし、「療養者とみまもる者が共に創りだす」という視点でターミナルケアを体系的に学ぶ講座は今までほとんどなく、指導者の数も不足しています。
一般社団法人知識環境研究会は、終末期を迎えた療養者の生き方を支援する様々な手法を「共創的ターミナルケア」(Co-creative Terminal Care:CTC)として体系化しました。
今回開講する「ターミナルケア指導者養成講座」は、CTCシリーズの一環として、指導者レベルを目標に、医療的ケアを中心としたターミナルケアの知識とスキルを総合的に身につける講座です。
■本講座で扱うトピック
●概論
看取りの専門職としての役割 他
●アセスメント
心理・精神・認知機能のアセスメント/呼吸機能障害/呼吸器フィジカルアセスメント/循環器フィジカルアセスメント/腹部フィジカルアセスメント 他
●食へのケア
終末期における摂食・嚥下障害/摂食・嚥下障害へのアプローチ/栄養剤アイスクリームの試食 他
●排泄・皮膚トラブルへのケア
終末期における排泄ケア/終末期における皮膚トラブルのケア/褥瘡予防/身体状態とベッドマットレスの設定 他
●口腔・呼吸機能へのケア
口腔内のアセスメント/開口が難しい方への口腔ケア/呼吸理学療法 他
●薬物療法・痛みのケア
終末期における疼痛管理(薬物療法/非薬物療法)/痛みがある方へのケア/「さすり」「足裏マッサージ」による疼痛緩和の作用機序/簡易ホットパックの作成/ごみを出さない洗髪方法の演習 他
●終末期リハビリテーション
終末期におけるリハビリテーション/離床へのアプローチ/‘真’移乗介助法 他
●ケア環境マネジメント
環境整備のアセスメント/環境整備・住宅改修/福祉用具 他
●コミュニケーション
悲嘆のプロセス/療養者や家族とのコミュニケーション方法(生前・死後)/自殺発生時の支援者へのメンタルヘルスケア 他
●急変時の対応
急変時対応/急変時のシミュレーション・ワーク 他
●グリーフケア
「あなたの想い手″」手形制作 他
●指導スキル
CTCカリキュラムの指導ポイント 他
※終末期の身体面をサポートする医療的ケア手法に加えて「こころのケア」に役立つワークやコミュニケーション法を学び、ターミナルケアの総合的なエキスパートを目指すカリキュラム構成です。
■参加者の声
これまでに実施した第1期・第2期・第3期のターミナルケア指導者養成講座では、北海道から九州まで全国から参加者が集い、計57人の修了生が誕生しました。参加者の内訳は、医療職と介護職がおよそ半々でした。修了者は、それぞれの組織や地域で指導者として活躍しています。
受講後のアンケートの一部を以下に紹介します。
◎「統一したケアの必要性を改めて認識できた。在宅ならではの物品の使用方法に少しおどろいた。ヘルパーへどのように伝えるか考えさせられた」
◎「日々の業務に追われて忙しい思いをしているが、その人の望むケアが出来るかを今後の課題にしたい」
◎「医療系の知識や在宅での工夫を多く教えていただけてよかったです。なかなか介護職でここまで医療系の勉強ができる研修がなかったので楽しかったです」
◎「とても楽しい研修になりました。自分の看取りに対しての考え方は間違っていなかったかなと感じることができました」
◎「それは業務なのかケアなのか(これは常に考えていきたいと思います)、HPなので様々なしがらみがありますが、その患者さんがその人らしく最期をむかえられるような看護ケアができるようスタッフ全員で考えていきたいと改めて思える講義の内容でした」
◎「介護職には難しいなと思う部分があったが、大変参考になり、施設ケアにおいても考えさせられる点が多く、久々にすばらしいと感じた研修でした。ありがとうございました」
■講師および監修者
●石田和雄(いしだ かずお)【講師】
看護師として病院・施設・訪問看護の現場で看取りに携わった実務経験からターミナルケアの研究に従事。大学での指導に加え、団体向け・実務者向けの教育実績多数。独自のメソッドとわかりやすい語り口に定評があり、一般募集の講座はすぐに満席となるなど、非常に人気の高い講師です。
●佐々木由惠(ささき よしえ)【監修者】
日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科教授。臨床看護師、助産師を経て、看護師や社会福祉リーダーの養成、ケアに関する数々の研究に従事。介護保険施行後は、訪問介護サービス、グループホーム、デイサービス等の事業所を創業し、経営者としても理論を実践しています。
●神山資将(かみやま もとゆき)【監修者・事務局代表】
一般社団法人知識環境研究会代表理事、主任研究員。財団法人政策科学研究所研究員等を経て現職。所属学会は日本介護福祉学会、日本医療マネジメント学会、日本保健医療福祉連携教育学会、日本予防医学リスクマネージメント学会等。多職種連携支援の研究や、研究成果を基にした教育プログラムの開発を行っています。
■運営組織の概要
一般社団法人知識環境研究会(所在地:東京都千代田区、代表理事:神山資将)は、2000年に発足した、慶應義塾大学と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学発の研究団体です。大学等と連携した研究のほか、認知科学や知識科学の研究成果を医療・介護・福祉分野に応用した講座シリーズを運営しています。
■お申込み・お問合せ
一般社団法人知識環境研究会「ターミナルケア指導者養成講座」事務局
〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-11-22
TEL:03(3252)2472
FAX:03(6779)4703
Email:info@ackk.or.jp
URL:http://learning.ackk.org/0301/