2016年09月23日 12:00

カナダのネイチャーミュージック『Soltudes』35年の歴史に幕

カナダのネイチャーミュージックDan Gibson’s『Solitudes』は2016年8月にトロントの制作部門を解散することを決定し、世界的なネイチャーミュージックレーベルの創作活動は35年目にして終止符が打たれることとなりました。

2016年8月、カナダのネイチャーミュージックレーベルDan Gibson’s『Solitudes』は、トロントの制作部門を解散することになり、世界的なネイチャーミュージックレーベルの創作活動は35年目にして終止符が打たれることとなりました。Solitudesは1981年の創設以来、世界25か国に輸出され音楽性の高い自然派のスージングサウンドとして一世を風靡しましたが、時代の流れにともない創業者が経営権を手放した後は、音楽業界の変遷とともに三度買収される運命をたどってきました。2013年には米国でインディーズレーベルのCDとDVDを扱う流通最大手Allegro Media Group の傘下に入ったものの、同社もオーディオ・ビジュアル業界がデジタル配信へ急加速するに伴い、今年6月から米国内のグループ会社を解散して事業の縮小を始め、カナダの制作部門も8月になって解散を決定、最終的にグループ全社を廃業し清算することとなりました。
音楽で人と地球を幸せに♪のスローナミュージック株式会社（相模原市緑区、社長:西田和美）は、1998年にSolitudes日本総代理店になって以来、“大自然の空気のような音楽”として全国のリゾート地を中心に専用の試聴機を設置した特約店販売を展開してきましが、8月末に仕入先解散の正式な通知を受けて、特約店の意向に沿えるように対応を進めており、国内の在庫限りとなってしまったSolitudesで取引の継続を希望される有力店100店舗で販売を継続しつつ、SolitudesCDのリバイバルを期待する声に応えられるかどうか、検討を進めています。
これまでSolitudesとその姉妹レーベル専用に使われてきた試聴機は、今後その他のレーベルの販売にも開放していく予定で、モノとしてのCDに魅力を感じる顧客と、自身の作品の証としてCDを制作販売したいアーティストとの接点をビジネスチャンスととらえ、新事業『音とアートの共同制作ネットワーク　Jafreeland』のビジネスモデルに組み込んでいく方針です。
http://www.slowna.com/（Jafreelandのオフィシャルサイト）
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代表取締役社長　西田和美
1997年3月19日設立
資本金300万円
社員　3名
業務内容　CDおよびDVDの制作販売　Jafreelandの管理運営
経営理念　音楽で人と地球を幸せに