2016年9月5日【参考日本語訳】
Nordicの最新版nRF5 SDK v12.0では、セキュアな署名付きのOTAファームウェア・アップデートが実現されており、検証済みの信頼できるソースからのアップデートを保証。さらに、本SDKは今回、Nordic nRF52832 SoCベースのArduino Primoベースボードで使用されるArduino開発キットをサポート、Keilでグラフィカルな設定を可能にするCMSIS configuration Wizardを有し、Bluetooth low energy対応持続血糖測定器(CGM)プロファイルをサポート、最適化された浮動小数点演算を提供
2016年9月5日、ノルウェー・オスロ発- 超低消費電力無線接続のリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、検証済みの信頼できるソースからのみ所定デバイスへのアップデートを適用し、損害をもたらす可能性のある、悪意あるデバイス・アップグレードの攻撃からアプリケーションアップデートを強固するためのセキュアな署名付きのOTA-DFU(over-the-air device firmware updates)をサポートする最新のnRF5 SDK v12.0を発表しました。
Nordicの製品マーケティング担当マネージャーであるJohn Leonardは、次のように述べています。
「モノのインターネット(IoT)に関わる企業にとって、最も重要なのがセキュリティであり、製品のファームウェア・アップグレードでは、それがどんな役割を持ち、信頼できるソースを発信源としているかも、重要かつ基本的な要素として理解する必要があります」
「多くのメーカーにとって、ソフトウェア開発は複数のチームを要する複雑で締め切りの厳しい作業であり、その困難さゆえ、バグが残ったままの製品が出荷されてしまうケースも残念ながらあります。同時にメーカー各社は、最新・最高の製品機能を導入することで、自社製品で最高のパフォーマンスを発揮し、顧客エンゲージメントを維持していきたいと考えています」
「すなわち、ソフトウェアとファームウェアのアップデートの実行能力が絶対的に必要であり、Bluetooth low energy製品でこれを最も簡単・安全に実行する方法とは、当社の最新版nRF5 SDK v12.0の真骨頂である、署名付きのセキュアなOTA-DFUアップデートにほかなりません」
オペレーションでは、公開鍵が配布され、秘密鍵は送信側のみが保有することで、1対1のセキュリティが保証されるという、従来型の公開鍵/秘密鍵のセキュリティ構造が採用されます。Nordic nRF5 SDK v12.0での暗号による鍵の作成は、さまざまな方法で行うことが可能であり、開発者がどの方法を希望した場合でも、暗号を柔軟に作成できるよう、Nordicは多大な労力を投じてきました。これには、P256曲線を使用し、Bluetooth low energyでセキュアな接続を確立するECDHなど、Nordicが作成したサンプルが含まれます(署名付き・署名なしのファームウェアで使用するため、Nordicは2つの専用16ビットUUIDもBluetooth SIGでリザーブしています)。
Nordicは、クロスプラットフォームのPCツールのスイートに加え、AndroidとiOS向けのモバイルツールにより、DFUアプリケーションのセキュアな開発もサポートしています。
さらに、セキュアなOTA-DFUが中断された場合、「resume-from-failure(障害から再開)」機能により、アップグレード・プロセス全体を最初から再スタートするのではなく、最新の既知の良好なポイントからアップデートを再開・完了できるようになっています。
Nordic nRF5 SDK v12.0の追加機能には、Nordic nRF52832システム・オン・チップ(SoC)ベースのArduino Primoベースボードで使用され、Nordic nRF5 SDKのモジュール、機能、アプリケーション・サンプルのすべてをArduinoプラットフォームに提供するArduino開発キットのサポート、プロジェクトモジュールと設定のより明確な表示で開発を簡素化するためのKielでグラフィカルな設定を可能にするCMSIS configuration Wizard、Bluetooth low energy対応持続血糖測定器(CGM)プロファイルのサポート、Nordicの最新SoCであるnRF52832で使用されるARM(R) CortexTM M4FのFPU命令セット機能を活用する、最適化された浮動小数点ユニット(FPU)実行機能があります。最新の製品やアプリケーション・ソフトウェアのアルゴリズムの多くで、浮動小数点への対応が一般化し、必要性が高まる中、FPUの実行機能は、処理時間とソフトウェアの複雑性を大幅に解消できると考えられます。
Nordic Semiconductorについて
http://tinyurl.com/NordicSemi-jp
nRF52832について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-nRF52832
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】 Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com
Nordicの最新版nRF5 SDK v12.0では、セキュアな署名付きのOTAファームウェア・アップデートが実現されており、検証済みの信頼できるソースからのアップデートを保証。さらに、本SDKは今回、Nordic nRF52832 SoCベースのArduino Primoベースボードで使用されるArduino開発キットをサポート、Keilでグラフィカルな設定を可能にするCMSIS configuration Wizardを有し、Bluetooth low energy対応持続血糖測定器(CGM)プロファイルをサポート、最適化された浮動小数点演算を提供
2016年9月5日、ノルウェー・オスロ発- 超低消費電力無線接続のリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、検証済みの信頼できるソースからのみ所定デバイスへのアップデートを適用し、損害をもたらす可能性のある、悪意あるデバイス・アップグレードの攻撃からアプリケーションアップデートを強固するためのセキュアな署名付きのOTA-DFU(over-the-air device firmware updates)をサポートする最新のnRF5 SDK v12.0を発表しました。
Nordicの製品マーケティング担当マネージャーであるJohn Leonardは、次のように述べています。
「モノのインターネット(IoT)に関わる企業にとって、最も重要なのがセキュリティであり、製品のファームウェア・アップグレードでは、それがどんな役割を持ち、信頼できるソースを発信源としているかも、重要かつ基本的な要素として理解する必要があります」
「多くのメーカーにとって、ソフトウェア開発は複数のチームを要する複雑で締め切りの厳しい作業であり、その困難さゆえ、バグが残ったままの製品が出荷されてしまうケースも残念ながらあります。同時にメーカー各社は、最新・最高の製品機能を導入することで、自社製品で最高のパフォーマンスを発揮し、顧客エンゲージメントを維持していきたいと考えています」
「すなわち、ソフトウェアとファームウェアのアップデートの実行能力が絶対的に必要であり、Bluetooth low energy製品でこれを最も簡単・安全に実行する方法とは、当社の最新版nRF5 SDK v12.0の真骨頂である、署名付きのセキュアなOTA-DFUアップデートにほかなりません」
オペレーションでは、公開鍵が配布され、秘密鍵は送信側のみが保有することで、1対1のセキュリティが保証されるという、従来型の公開鍵/秘密鍵のセキュリティ構造が採用されます。Nordic nRF5 SDK v12.0での暗号による鍵の作成は、さまざまな方法で行うことが可能であり、開発者がどの方法を希望した場合でも、暗号を柔軟に作成できるよう、Nordicは多大な労力を投じてきました。これには、P256曲線を使用し、Bluetooth low energyでセキュアな接続を確立するECDHなど、Nordicが作成したサンプルが含まれます(署名付き・署名なしのファームウェアで使用するため、Nordicは2つの専用16ビットUUIDもBluetooth SIGでリザーブしています)。
Nordicは、クロスプラットフォームのPCツールのスイートに加え、AndroidとiOS向けのモバイルツールにより、DFUアプリケーションのセキュアな開発もサポートしています。
さらに、セキュアなOTA-DFUが中断された場合、「resume-from-failure(障害から再開)」機能により、アップグレード・プロセス全体を最初から再スタートするのではなく、最新の既知の良好なポイントからアップデートを再開・完了できるようになっています。
Nordic nRF5 SDK v12.0の追加機能には、Nordic nRF52832システム・オン・チップ(SoC)ベースのArduino Primoベースボードで使用され、Nordic nRF5 SDKのモジュール、機能、アプリケーション・サンプルのすべてをArduinoプラットフォームに提供するArduino開発キットのサポート、プロジェクトモジュールと設定のより明確な表示で開発を簡素化するためのKielでグラフィカルな設定を可能にするCMSIS configuration Wizard、Bluetooth low energy対応持続血糖測定器(CGM)プロファイルのサポート、Nordicの最新SoCであるnRF52832で使用されるARM(R) CortexTM M4FのFPU命令セット機能を活用する、最適化された浮動小数点ユニット(FPU)実行機能があります。最新の製品やアプリケーション・ソフトウェアのアルゴリズムの多くで、浮動小数点への対応が一般化し、必要性が高まる中、FPUの実行機能は、処理時間とソフトウェアの複雑性を大幅に解消できると考えられます。
Nordic Semiconductorについて
http://tinyurl.com/NordicSemi-jp
nRF52832について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-nRF52832
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】 Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com