建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する株式会社総合資格(本社:東京都新宿区、代表取締役:岸 隆司)は、8月17日(水)に合格発表されました平成28年度 1級土木施工管理技術検定学科試験について分析いたしましたので、ご報告いたします。
また、続く実地試験への取り組みも併せてお伝えします。
平成28年度 1級土木施工管理技術検定学科試験 合格実績:
http://www.shikaku.co.jp/doboku/info/topics/gakka_gokaku.html
1級土木施工管理技士:
国土交通省管轄の施工管理技士国家資格のうちの1つ。一般および特定建設業の許可基準である営業所ごとに置く専任の技術者、並びに建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者。
一般に一級建築士が設計監理のスペシャリストであるのに対し、1級土木施工管理技士は、施工技術のスペシャリストとして社会的に高い評価を受けることになります。
学科試験合格者は、秋の実地試験合格によって1級土木施工管理技士として認定されます。
●40代合格者の割合が平成24年比で約13%アップ
今年の学科試験受験者数は35,340名で、平成27年度(35,810名)と比較すると470名減少しました。また合格者数は前年比-97名の19,454名(平成27年度19,551名)、合格率は前年から約0.4ポイントアップの55.0%(平成27年度54.6%)となり、各項目とも大きな動きはなく、例年並みの数値となりましたが、合格者の女性割合や合格率の微増傾向が見受けられました。
一方で、合格者の年齢別割合では30~39歳が40.8%と直近5年での最低値を示し、平成24年比で-9.1ポイントと、減少傾向が進んでいます。対して40~49歳の割合は31.9%と年々増加傾向にあり、平成24年比で+12.9ポイントと大幅に増加しています。また、学歴別合格者割合では、「高等学校」が40.0%(平成27年度43.0% 前年比-3.0ポイント)と減少を示し、「大学」が37.2%(平成27年度35.4% 前年比+1.8ポイント)と増加を示しています。
これは、近年各種建築資格保有率の高い団塊の世代が順次定年を迎え、建設業界を支えてきた有資格者の大量離職が続いているなか、現在、国策として『建設労働者確保育成助成金の運用※』や『受験資格の緩和』等、担い手確保を目的とした各種支援制度が実施されており、『合格者年齢の上昇』や『女性割合の増加』といった形で徐々に結果が表れはじめているといえます。また、こうした傾向はこれまで受験資格を有しながら、資格を保有していない層に対して、企業が資格取得を後押ししている事が一つの要因と考えられます。今後もこうした合格者年齢の上昇および女性割合の増加傾向は続くものと推察されます。
※中小建設事業主や中小建設事業主団体が、建設労働者の雇用の改善や建設労働者の技能の向上等をはかるための取組みを行った場合に、厚生労働者から助成が受けられる制度
●学科試験総評 -試験は難化傾向、合格基準は3年連続で下方修正-
平成28年度学科試験は、合格率55.0%と平均的な数値となりました。しかしながら、「土木施工機械の新たな技術動向」や「最新の法改正」に係わる問題が出題され、過去問の学習だけでは誤った判断をしてしまう難易度の高い問題が随所に出題されました。合格基準についても事前公表値の39点(正答率6割)から-2点の37点となり、3年連続で下方修正されるなど、試験の難化傾向は続いています。最新の情報を取り入れ、十分に対策を講じ試験に臨むことができたかが、合否に影響する試験となりました。
◆総合資格学院の実績と実地試験に向けた取り組み
今回の試験で、総合資格学院の基準達成現役受講生の合格率は91.5%(当学院現役受講生で出席率および宿題提出率共に8割を上回った94名中、86名合格)を達成しました。また併せて現役通学受講生合格率83.8%(当学院通学現役受講生154名中、129名合格)を達成し、これらの合格率は全受験生の合格率55.0%を大きく上回っています。これにより、当学院が創業以来こだわり続けている、受講生の合格を第一に考えた、「人と人が向き合う真の対面指導」を軸とした講習システムの良さや、学院の講習システムに沿って学習を行うことで、極めて高い確率で合格できることを実証出来たと考えております。
なお実地試験受験に向けて、「1級土木施工管理 実地講座」他、各種試験対策講座を順次開講するとともに、学科試験からの受験生向けた講座も多数開講予定です。当学院では、一人でも多くの合格者を送り出せるように、講師、職員一同、精一杯お手伝いさせていただきます。
■ 総合資格について
サービス提供エリアの拡大で、資格獲得にきめ細かに対応!
「総合資格学院」は、2016年7月末時点で全国44都道府県に約85教室を展開しています。2015年11月に高知校が開校し、現在教室未開設県は青森・秋田・宮崎の3県となりました。
近い将来、全都道府県での教室開設を目指し、サービス提供エリアを拡大することで、きめ細やかな対応を図ってまいります。
【会社概要】
[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階
[TEL] 03-3340-2801(代)
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル
[TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司
[設立] 1987年1月
[社員数] 620名(2016年7月現在)
[URL] http://www.shikaku.co.jp
[資本金] 総合資格:1億円、中部資格:2,000万円
[売上高] 138億円(2015年9月期)
●本件に関するお問合せは下記までお願いいたします。
株式会社 総合資格 営業推進部 尾崎/小野寺 TEL:03-3340-3082 E-mail:koho@shikaku.co.jp
また、続く実地試験への取り組みも併せてお伝えします。
平成28年度 1級土木施工管理技術検定学科試験 合格実績:
http://www.shikaku.co.jp/doboku/info/topics/gakka_gokaku.html
1級土木施工管理技士:
国土交通省管轄の施工管理技士国家資格のうちの1つ。一般および特定建設業の許可基準である営業所ごとに置く専任の技術者、並びに建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者。
一般に一級建築士が設計監理のスペシャリストであるのに対し、1級土木施工管理技士は、施工技術のスペシャリストとして社会的に高い評価を受けることになります。
学科試験合格者は、秋の実地試験合格によって1級土木施工管理技士として認定されます。
●40代合格者の割合が平成24年比で約13%アップ
今年の学科試験受験者数は35,340名で、平成27年度(35,810名)と比較すると470名減少しました。また合格者数は前年比-97名の19,454名(平成27年度19,551名)、合格率は前年から約0.4ポイントアップの55.0%(平成27年度54.6%)となり、各項目とも大きな動きはなく、例年並みの数値となりましたが、合格者の女性割合や合格率の微増傾向が見受けられました。
一方で、合格者の年齢別割合では30~39歳が40.8%と直近5年での最低値を示し、平成24年比で-9.1ポイントと、減少傾向が進んでいます。対して40~49歳の割合は31.9%と年々増加傾向にあり、平成24年比で+12.9ポイントと大幅に増加しています。また、学歴別合格者割合では、「高等学校」が40.0%(平成27年度43.0% 前年比-3.0ポイント)と減少を示し、「大学」が37.2%(平成27年度35.4% 前年比+1.8ポイント)と増加を示しています。
これは、近年各種建築資格保有率の高い団塊の世代が順次定年を迎え、建設業界を支えてきた有資格者の大量離職が続いているなか、現在、国策として『建設労働者確保育成助成金の運用※』や『受験資格の緩和』等、担い手確保を目的とした各種支援制度が実施されており、『合格者年齢の上昇』や『女性割合の増加』といった形で徐々に結果が表れはじめているといえます。また、こうした傾向はこれまで受験資格を有しながら、資格を保有していない層に対して、企業が資格取得を後押ししている事が一つの要因と考えられます。今後もこうした合格者年齢の上昇および女性割合の増加傾向は続くものと推察されます。
※中小建設事業主や中小建設事業主団体が、建設労働者の雇用の改善や建設労働者の技能の向上等をはかるための取組みを行った場合に、厚生労働者から助成が受けられる制度
●学科試験総評 -試験は難化傾向、合格基準は3年連続で下方修正-
平成28年度学科試験は、合格率55.0%と平均的な数値となりました。しかしながら、「土木施工機械の新たな技術動向」や「最新の法改正」に係わる問題が出題され、過去問の学習だけでは誤った判断をしてしまう難易度の高い問題が随所に出題されました。合格基準についても事前公表値の39点(正答率6割)から-2点の37点となり、3年連続で下方修正されるなど、試験の難化傾向は続いています。最新の情報を取り入れ、十分に対策を講じ試験に臨むことができたかが、合否に影響する試験となりました。
◆総合資格学院の実績と実地試験に向けた取り組み
今回の試験で、総合資格学院の基準達成現役受講生の合格率は91.5%(当学院現役受講生で出席率および宿題提出率共に8割を上回った94名中、86名合格)を達成しました。また併せて現役通学受講生合格率83.8%(当学院通学現役受講生154名中、129名合格)を達成し、これらの合格率は全受験生の合格率55.0%を大きく上回っています。これにより、当学院が創業以来こだわり続けている、受講生の合格を第一に考えた、「人と人が向き合う真の対面指導」を軸とした講習システムの良さや、学院の講習システムに沿って学習を行うことで、極めて高い確率で合格できることを実証出来たと考えております。
なお実地試験受験に向けて、「1級土木施工管理 実地講座」他、各種試験対策講座を順次開講するとともに、学科試験からの受験生向けた講座も多数開講予定です。当学院では、一人でも多くの合格者を送り出せるように、講師、職員一同、精一杯お手伝いさせていただきます。
■ 総合資格について
サービス提供エリアの拡大で、資格獲得にきめ細かに対応!
「総合資格学院」は、2016年7月末時点で全国44都道府県に約85教室を展開しています。2015年11月に高知校が開校し、現在教室未開設県は青森・秋田・宮崎の3県となりました。
近い将来、全都道府県での教室開設を目指し、サービス提供エリアを拡大することで、きめ細やかな対応を図ってまいります。
【会社概要】
[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階
[TEL] 03-3340-2801(代)
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル
[TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司
[設立] 1987年1月
[社員数] 620名(2016年7月現在)
[URL] http://www.shikaku.co.jp
[資本金] 総合資格:1億円、中部資格:2,000万円
[売上高] 138億円(2015年9月期)
●本件に関するお問合せは下記までお願いいたします。
株式会社 総合資格 営業推進部 尾崎/小野寺 TEL:03-3340-3082 E-mail:koho@shikaku.co.jp