ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野 弘幸)は、住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 社長兼 COO:松井 徹)の「統合プリントシステム」に当社の帳票基盤ソリューション「SVF」が採用されたことを本日お知らせします。同社は、グローバル企業への変革にあわせ、基幹システムのプライベートクラウドへの統合を推進する中で、グループ会社ごとの帳票ツールを共通基盤化しました。各業務部門やグループ会社の大きな負担となっていた初期費用やオペレーションにまつわる手間を削減するとともに、大量印刷にも容易に対応できる体制を確立しました。
【住友理工について】
住友理工は、高分子材料技術・総合評価技術を基盤に、防振ゴム・ホースなど自動車用部品、精密クリーニングプレード・精密ロールなどIT関連部品、各種産業資材などの分野において事業領域を拡大してきました。同社は現在23ヶ国105拠点で事業を展開しており、2016年1月にはこれら拠点を管理・統括するグローバル本社を名古屋・名駅エリアに新設。グローバル化を推進しています。
【導入の背景】
住友理工では、グローバル企業としてさらなる飛躍を遂げるため、経営体質の強化と事業の多角化を柱とした変革を推進しています。M&Aによって新たにグループに加わった企業も多く、事業運営を支えていく強固な基盤が必要とされていました。
同社では、経営ビジョンとあわせ、情報システム基盤の統合を推進しています。2012年に新設された自社データセンターでプライベートクラウド環境を稼働し、基幹システムの再構築と移行を進めています。基幹システムの再構築に伴い、システムごとに個別実装されていた帳票ツールを、データセンター内の仮想化された帳票サーバーに集約する共通基盤化を目指し、SVFが採用されました。
■SVFを選択した主な理由
・ホスト帳票などの大量印刷にも容易に対応できる
・既存の帳票フォーム約900種の資産を機械的にコンバートして移行できる
・共通の業務システム開発基盤「楽々 Framework」※1との親和性が高い
【導入の効果】
SVFをベースとした「統合プリントシステム」が2015年7月に稼動し、ホストのダウンサイジングや部門の基幹システムで利用されています。月間20万件を超える帳票印刷のリクエストに対応し、24時間365日ノンストップで、トラブルなく安定した運用を続けています。また、データセンターや各拠点で運用しているプリンター、スプール情報、ユーザー情報を一元管理・監視し、工場内のプリンターの異常などもサーバー側で印刷エラーとして検知しています。対応のスピードが向上するとともに、システム部門・現場作業員の運用負荷が低減されました。
【今後について】
住友理工では、IT利用の“見える化“を目的に、プライベートクラウドの利用量やITリソースを“ITサービスメニュー”としてメニュー化しています。利用に応じグループ会社に良質なITサービスを提供するとともに、帳票の印刷コストの“見える化“を実施し、コスト負担を推進しています。さらに、グローバルデータウェアハウスを構築し、その中で帳票データも一元管理することで、様々な業務の効率化とスピードアップや、電子文書化対応、グローバル対応を進めていく予定です。
<情報システム部 部長 森永聡様のコメント>
「部門ごとに帳票システムを個別に構築・運用していた頃に比べ、統合プリントシステムが稼働したことで初期費用やライセンス費はもちろん、ランニングコストも大幅に削減されています。このメリットを各業務部門に認識してもらうと同時に、ITサービス利用に対するコスト意識を高めてもらうためにも、帳票の印刷コストを“見える化”することは、大きな意義があると考えています。また、グループ会社に良質なITサービスを提供するとともに適切な対価を求めるのはグループ経営の基本であり、今後のグローバル展開を支えていくためにも、これは必須の施策なのです」
■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=194
※1 「楽々 Framework」
住友電工情報システム株式会社が提供する部品組み立て型のWebアプリケーション構築・運用ツール
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
TEL:03-5962-7300 FAX:03-5962-7301
※ウイングアークのFacebookページ
ユーザー事例・製品情報・イベントなどウイングアークの最新情報をお届けしています。http://www.facebook.com/wingarc
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
【住友理工について】
住友理工は、高分子材料技術・総合評価技術を基盤に、防振ゴム・ホースなど自動車用部品、精密クリーニングプレード・精密ロールなどIT関連部品、各種産業資材などの分野において事業領域を拡大してきました。同社は現在23ヶ国105拠点で事業を展開しており、2016年1月にはこれら拠点を管理・統括するグローバル本社を名古屋・名駅エリアに新設。グローバル化を推進しています。
【導入の背景】
住友理工では、グローバル企業としてさらなる飛躍を遂げるため、経営体質の強化と事業の多角化を柱とした変革を推進しています。M&Aによって新たにグループに加わった企業も多く、事業運営を支えていく強固な基盤が必要とされていました。
同社では、経営ビジョンとあわせ、情報システム基盤の統合を推進しています。2012年に新設された自社データセンターでプライベートクラウド環境を稼働し、基幹システムの再構築と移行を進めています。基幹システムの再構築に伴い、システムごとに個別実装されていた帳票ツールを、データセンター内の仮想化された帳票サーバーに集約する共通基盤化を目指し、SVFが採用されました。
■SVFを選択した主な理由
・ホスト帳票などの大量印刷にも容易に対応できる
・既存の帳票フォーム約900種の資産を機械的にコンバートして移行できる
・共通の業務システム開発基盤「楽々 Framework」※1との親和性が高い
【導入の効果】
SVFをベースとした「統合プリントシステム」が2015年7月に稼動し、ホストのダウンサイジングや部門の基幹システムで利用されています。月間20万件を超える帳票印刷のリクエストに対応し、24時間365日ノンストップで、トラブルなく安定した運用を続けています。また、データセンターや各拠点で運用しているプリンター、スプール情報、ユーザー情報を一元管理・監視し、工場内のプリンターの異常などもサーバー側で印刷エラーとして検知しています。対応のスピードが向上するとともに、システム部門・現場作業員の運用負荷が低減されました。
【今後について】
住友理工では、IT利用の“見える化“を目的に、プライベートクラウドの利用量やITリソースを“ITサービスメニュー”としてメニュー化しています。利用に応じグループ会社に良質なITサービスを提供するとともに、帳票の印刷コストの“見える化“を実施し、コスト負担を推進しています。さらに、グローバルデータウェアハウスを構築し、その中で帳票データも一元管理することで、様々な業務の効率化とスピードアップや、電子文書化対応、グローバル対応を進めていく予定です。
<情報システム部 部長 森永聡様のコメント>
「部門ごとに帳票システムを個別に構築・運用していた頃に比べ、統合プリントシステムが稼働したことで初期費用やライセンス費はもちろん、ランニングコストも大幅に削減されています。このメリットを各業務部門に認識してもらうと同時に、ITサービス利用に対するコスト意識を高めてもらうためにも、帳票の印刷コストを“見える化”することは、大きな意義があると考えています。また、グループ会社に良質なITサービスを提供するとともに適切な対価を求めるのはグループ経営の基本であり、今後のグローバル展開を支えていくためにも、これは必須の施策なのです」
■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=194
※1 「楽々 Framework」
住友電工情報システム株式会社が提供する部品組み立て型のWebアプリケーション構築・運用ツール
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
TEL:03-5962-7300 FAX:03-5962-7301
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