2016年06月02日 14:00

政治山、「『第24回参議院選挙』に関する有権者意識調査 -政権評価と投票先選択-」を公開 ~消費増税とマイナンバーは過半数が評価せず~

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【概要】株式会社パイプドビッツが運営する、政治・選挙情報サイト「政治山(せいじやま)」は、2016年5月20日から5月25日にかけて、全国の18歳以上の男女を対象に、政権運営と政策課題の取り組みに対する評価が参院選にどのような影響を及ぼすのか、有権者意識調査を実施し2,198名から回答を得ました。本日6月2日に「政治山」で調査結果のサマリー版を公開しましたので、お知らせいたします。


 株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、東証1部パイプドHDグループ<証券コード3919>、以下「パイプドビッツ」)が運営する、政治・選挙情報サイト「政治山(せいじやま)」は、2016年5月20日から5月25日にかけて、全国の18歳以上の男女を対象に、政権運営と政策課題の取り組みに対する評価が参院選にどのような影響を及ぼすのか、有権者意識調査を実施し2,198名から回答を得ました。本日6月2日に「政治山」で調査結果のサマリー版を公開しましたので、お知らせいたします。

▼第38回政治山調査「安倍政権3年半、消費増税とマイナンバーは過半数が評価せず」
http://seijiyama.jp/research/investigation/inv_38.html


■1.調査ハイライト:42.3%が政権運営に否定的、とくに女性は厳しく

 2012年12月の発足から約3年半にわたる安倍政権の政権運営への評価を問うと、肯定派23.7%(評価する8.1%+どちらかというと評価する15.6%)、否定派42.3%(評価しない24.6%+どちらかというと評価しない17.7%)となりました。

 肯定派を性別ごとみると、男性29.0%(評価する9.6%+どちらかというと評価する19.46%)に対して、女性は18.2%(評価する6.5%+どちらかというと評価する11.7%)にとどまり、男性よりも女性の方が厳しい評価をしているとうかがえる結果になりました。


■2.調査ハイライト:観光政策のみ肯定的な評価が上回る

 安倍政権が推進した政策や事業10項目(※1)それぞれの評価を問うと、肯定派がもっとも多かったのは「観光政策」28.9%で、「外交・安全保障政策」23.6%、「TPP推進」20.6%、「経済政策」20.1%と続きました。その一方、否定派は、「消費増税」56.7%、「マイナンバー導入」54.1%において過半数となり、「プレミアム商品券」44.4%と続きました。全10項目中、観光政策のみ肯定派が否定派を上回りました。

(※1)外交・安全保障政策/観光政策/TPP推進/経済政策/プレミアム商品券/マイナンバー導入/女性活躍推進/エネルギー政策/エネルギー政策/労働者派遣法改正の10項目


■3.調査ハイライト:投票の際に重視するのは、経済政策と消費増税

 投票先を決める際に重視するテーマ・政策課題を問うと(3つまで複数選択可)、最多は「経済政策」35.4%、次いで、「消費増税」26.8%、「社会保障改革」20.0%、「少子高齢化対策」19.5、「教育・福祉」19.1%となりました。

 この回答結果を政権運営に対する評価別にみると、肯定派は「経済政策」と「外交・安全保障」、「TPP推進」を重視する傾向が強く、否定派は「消費増税」と「教育・福祉」、「エネルギー政策」を重視する傾向がうかがえました。

 今回の調査結果では、安倍政権への厳しい評価とともに、期待の受け皿となる別の選択肢が十分でないことも明らかとなりました。参院選は政権選択の選挙ではありませんが、実施時期が決まっていることに加え選挙期間も長いため、各党の公約や政策をじっくり吟味することができます。3年前の公約とも比較しつつ、厳しい目で政党と各候補者を見極めるなど投票の一助となれば幸いです。

▼(ご参考)参議院議員選挙2013「マニフェスト・公約 比較表」
http://seijiyama.jp/article/special2/sangiinsen2013/party_hikaku_saninsen2013.html

 グラフや図表、考察、他の設問やその結果などを掲載していますので、是非「政治山」の調査ページも併せてご覧ください。

▼第38回政治山調査「安倍政権3年半、消費増税とマイナンバーは過半数が評価せず」
http://seijiyama.jp/research/investigation/inv_38.html


■4.会員限定詳細レポート

 政治山会員限定で、本調査の詳細版を提供しています。レポートは、性別や年代、地域などの属性ごとに、各設問をクロス集計した分析と考察をしています。政治山会員未登録の方は、ぜひこの機会にご登録ください。

▼議員向け会員登録のススメ
http://seijiyama.jp/member/lp201503/

▼会員ページログイン
https://seijiyama.jp/Login/

▼ご参考:直近のレポート
・「選挙ポスター」に関する意識調査 -投票行動とポスターの印象-
・「電力の小売り自由化」に関する意識調査~認知と理解、各世帯の検討状況
・「消費税」に関する意識調査~増税への理解と軽減税率導入の是非
・「ふるさと納税」に関する意識調査~利用者の属性と納税意識の変化~


■5.調査概要

[対象者]
全国の18歳以上の男女

[回答者数]
n=2,198

[調査期間]
2016年5月20日~5月25日

[設問内容]
【全体集計結果】
・属性(性別・年代・地域・職業・未既婚・子供の有無)
Q1:2012年12月の安倍政権発足から3年半、この間の政権運営をどのように評価しますか?
Q2:安倍政権が推進した以下の政策や事業について、それぞれ評価をお聞かせください。
外交・安全保障政策/観光政策/TPP推進/経済政策/プレミアム商品券/マイナンバー導入/女性活躍推進/エネルギー政策/エネルギー政策/労働者派遣法改正
Q3:あなたは普段、どの政党を支持していますか?
Q4:あなたは今度の参院選で、どの政党に投票しようと考えていますか?
Q5:投票先を決める際に重視するテーマ・政策課題を3つまでお選びください。
経済政策/消費増税/社会保障改革/少子高齢化対策/教育・福祉/雇用対策/外交・安全保障/憲法改正/エネルギー政策/震災復興/環境問題/災害対策/女性活躍推進/TPP推進
▼以下自由記述
Q6:Q1で、あなたがそのように考える理由を、具体的にお聞かせください。
Q7:選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることについて、あなたの考えをお聞かせください。
【クロス分析結果】
・「性別」、「年代」、「地域」、「職業」と、Q1~Q6との関連性
・Q1の回答結果とQ2~Q6との関連性

[調査手法]
インターネット調査(政治山リサーチ)

[実施機関]
株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー


■6.政治・選挙情報サイト「政治山」とは

 政治山は、国と地方に山積する諸課題の解決に向けた取り組みに焦点を当て、行政の施策や動向から地域社会の活動まで幅広く情報を発信することで、市民と政治の距離を縮め、街づくりや地方自治に主体的に関わるきっかけとなることを目指しています。

http://seijiyama.jp/


■ 「政治山」に関するお問合せ先
株式会社パイプドビッツ 
政治山カンパニー 担当:市ノ澤、緑川
受付時間:平日10:00~18:00(12/28~1/3を除く)
TEL:03-5549-1740
E-mail :seijiyama@pi-pe.co.jp


■ 報道関係者様お問合せ先
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広報部:久保、立花
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E-mail :pr@pipedohd.com
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TEL
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業種
その他IT関連
上場先
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従業員数
500名未満
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