2016年06月01日 09:00

インフォコーパス、世界初の「エッジ・クラウド連携」をSensorCorpusに実装 ~データ処理や制御処理の協調分散により、インテリジェントなIoTシステムを構築~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

インフォコーパスは、SensorCorpusに世界初の「エッジ・クラウド連携」機能を実装しました。エッジとクラウドが相互通信をしながら、センサーデータ処理やネットワークの有効活用、機器の協調分散等を実現していきます。本機能のサービス提供は7月1日を予定しています。

エンタープライズIoT事業を手掛ける株式会社インフォコーパス(代表取締役社長:鈴木潤一、本社:東京都目黒区、以下インフォコーパス)は、エンタープライズIoTプラットフォームSensorCorpusに、世界初の「エッジ(*1)・クラウド連携」機能を実装しました。本機能のサービス提供は7月1日を予定しています。

「エッジ・クラウド連携」は、センサー情報を仲介するエッジと、クラウド上のプラットフォームが相互に通信しながら、センサーデータの効率的な処理、ネットワークの有効利用、機器の協調動作等を行うものです。「エッジ・クラウド連携」は、以下のような機能によって、IoTの様々な課題を解決します。

(1) エッジ側でデータを前処理
センサーデータを全てクラウドに送ってしまうと、ネットワーク帯域やクラウドのストレージ容量が問題になります。今回の実装により、エッジ側で必要なデータだけを抽出でき、クラウドに送るデータの質と量を絞り込むことが可能となります。

(2) エッジ側でフィードバック/フィードフォワード制御
クラウドを経由して行う機器制御は、ネットワーク遅延の影響を受けやすく、即応性に欠けます。今回の実装により、エッジ側で判断、制御を行い、よりリアルタイムに機器のフィードバック/フィードフォワードを行うことができます。また、これらの制御を行うためのパラメーターを、クラウド側のプラットフォームで管理します。

(3) エッジ・クラウド連携による動的負荷分散
上記の機能を効率よく実現するため、常にエッジとクラウド上のプラットフォームが相互通信を行い、動的に負荷分散を達成することができます。

この機能により、エッジ側の開発とクラウド上のプラットフォームでの開発を統一的に行うことができ、様々な工場、ライン、機器における最適なIoTシステムを構築することが可能となります。


なお、詳細につきましては、6月15日から17日に東京ビッグサイトで開催されるクラウドコミュニティ2016(*2)にて展示及びセッションでの講演を行います。

SensorCorpusは、センサーデータを収集・見える化するプラットフォームから始まり、制御やエッジ側を含めたエンタープライズIoTプラットフォームへと成長しています。これからも、IoTが抱える様々な課題を解決していきます。

(*1) クラウドに対し、ネットワークの末端側に位置するゲートウェイや端末などのこと
(*2) クラウドコミュニティ2016セッションURL: http://www.cloudshow.jp/raijo/session.html#cc26

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社インフォコーパス
担当: 田名瀬
Tel : 03-5734-1830
Email : contact@sensorcorpus.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

株式会社インフォコーパス
商号
株式会社インフォコーパス(インフォコーパス)
代表者
鈴木 潤一(スズキ ジュンイチ)
所在地
〒153-0064
東京都目黒区下目黒3-5-1 梶浦ビル5F
TEL
03-5734-1830
業種
通信・インターネット
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://www.infocorpus.com

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.