株式会社政策基礎研究所 (業務内容:シンクタンク・コンサルティング 所在地:東京都中央区 代表:市田行信)フェロー参鍋篤司(東京大学大学院経済学研究科特任研究員)が、京都女子大学客員教授の橘木俊詔氏と共著で書籍を出版しました(2016年5月25日発行、842円(税込))。
タイトルは、『世襲格差社会ー機会は不平等なのかー』中公新書、中央公論新社。
<内容要約>
・2000年代以後の日本では、親の職業を継いだ世襲者は、非世襲者と比べて、所得が高くなっていることを見出しています。
・さらに、世襲率の高い職業に注目すると、医師や会社経営者のような、親から高額の資産を継承する世襲者は高所得であることが多い一方で、
農家や僧侶、伝統的ものづくりなど、親から伝統的技能を継承する世襲者は平均的に低所得であり、世襲を選ぶ人々の間にも二極化が進んでいることも示しています。
またそうした現象の背後にあるものについて考察しております。
タイトルは、『世襲格差社会ー機会は不平等なのかー』中公新書、中央公論新社。
<内容要約>
・2000年代以後の日本では、親の職業を継いだ世襲者は、非世襲者と比べて、所得が高くなっていることを見出しています。
・さらに、世襲率の高い職業に注目すると、医師や会社経営者のような、親から高額の資産を継承する世襲者は高所得であることが多い一方で、
農家や僧侶、伝統的ものづくりなど、親から伝統的技能を継承する世襲者は平均的に低所得であり、世襲を選ぶ人々の間にも二極化が進んでいることも示しています。
またそうした現象の背後にあるものについて考察しております。
・本書では、こうした現象を中心に、日本における世襲の歴史をふまえ、世襲政治家や世襲経営者、商店主、法律家、伝統芸能家などを含めた職業の世襲について論じています。
・職業世襲が果たしてきた良い面、悪い面について考察しております。
・社会科学における統計的因果関係の検証の仕方について紹介しています。
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