※当資料は、米国研究製薬工業協会米国本部が、現地時間2016年5月12日に発表した報道資料の抄訳を日本でまとめたものです。
ワシントン、2016年5月12日:米国研究製薬工業協会(PhRMA)加盟企業による新薬研究開発への2015年の投資額は、2014年実績と比べ、10.3%増の推定588億ドルに上りました。
本日発表された『2016 Biopharmaceutical Research Industry Profile』及びこれと連動する業界チャートパック『Biopharmaceuticals In Perspective』には、加盟企業を対象にPhRMAが毎年実施している調査で明らかになった2016年の新たな研究開発に関するデータが紹介されていますが、PhRMA加盟企業が経済およびバイオ医薬品のイノベーションに幅広く影響を与えていることが示されています。
バイオ医薬品産業は米国においては経済成長や国際競争力の大きな推進力となっていますが、同時に研究開発に最もコストを費やしている業界でもあり、売上に占める研究開発費の割合は、平均で他の製造産業の6倍にも上ります。また、米国のバイオ医薬品産業による研究開発投資は、米国企業全体が費やす研究開発費の総計の中で推定17%を占め、シェアは最大です。さらには、PhRMA加盟企業だけで、米国におけるバイオ医薬品の研究開発費の大半を占めています。
PhRMAの理事長兼CEOであるスティーブン・J・ユーブル(Stephen J. Ubl)は次のように述べています。
「イノベーションを推進し、これまで以上の価値を提供するため、私たちの加盟企業は2000年以降で累計5,000億ドル以上を新薬の研究開発に投じてきました。未だ満たされていない患者さんの医療ニーズに応える新薬の開発において、米国のバイオ医薬品産業が長らく世界を主導しているのは、こうした研究開発への投資を継続的に増加させているからに他なりません」
バイオ医薬品産業による長期的な研究開発投資により、現在は全世界で7,000種類以上という、これまでにない規模の医薬品開発が進められています。2000年から2015年までに、米国の食品医薬品局(FDA)が認可した新薬は550種類以上に上り、2015年には史上最大となる56種類もの新薬が認可されました。臨床試験が行われる薬のうち、実際に認可されて患者のもとに届く薬はわずか12%であることを考えると、未来の治療薬の開発に不可欠な長期的投資を継続するには、イノベーションの促進に貢献する実利的な政策が不可欠でしょう。
PhRMA加盟企業は日々、様々な疾病に関する知識を深め、技術の進歩を活用し、新たな治療法や治療薬の発見に努めています。先ごろ発表された『Medicines in Development for Rare Diseases』でも示されているように、バイオ医薬品業界は現在、希少疾患に悩む患者のために560種類以上の薬を開発中であり、アルツハイマーや癌、心臓病といった深刻な疾病の治療薬の開発でも、着実な進歩を遂げています。このような進歩を見れば、薬の価値を認め、研究者たちに新薬の開発継続を奨励し、またそのような医療制度を維持できる公共政策が、今後とも必要であるということが再確認できると言えるでしょう。
2015年の研究開発投資額は、PhRMA加盟企業31社の投資額を反映した値です。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジ―企業を代表する団体です。加盟企業は新薬の発見・開発を通じて、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では6000億ドル以上に達し、2015年単独でも推定で588億ドルになりました。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)日本オフィス
PhRMA日本オフィスは、米国PhRMAの会員である研究開発志向の製薬企業の日本法人で構成されており、画期的新薬が開発できる環境や患者さん中心の医療制度の確立に向けて25年以上に渡って活動を続けています。加盟企業は、アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社、アッヴィ合同会社、MSD株式会社、セルジーン株式会社、日本イーライリリー株式会社、バイオジェン・ジャパン株式会社、ファイザー株式会社、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ株式会社、ムンディファーマ株式会社、ヤンセンファーマ株式会社(五十音順)の10社です。
Ø PhRMA日本オフィスホームページ http://www.phrma-jp.org
Ø PhRMAホームページ http://www.phrma.org
Ø PhRMA日本オフィスFacebook https://www.facebook.com/phrmajapanoffice
【本件に関するお問い合わせ】
米国研究製薬工業協会(PhRMA)広報事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
TEL:03-3291-0118 FAX:03-3291-0223
E-mail:phrma_pr@jc-inc.co.jp
ワシントン、2016年5月12日:米国研究製薬工業協会(PhRMA)加盟企業による新薬研究開発への2015年の投資額は、2014年実績と比べ、10.3%増の推定588億ドルに上りました。
本日発表された『2016 Biopharmaceutical Research Industry Profile』及びこれと連動する業界チャートパック『Biopharmaceuticals In Perspective』には、加盟企業を対象にPhRMAが毎年実施している調査で明らかになった2016年の新たな研究開発に関するデータが紹介されていますが、PhRMA加盟企業が経済およびバイオ医薬品のイノベーションに幅広く影響を与えていることが示されています。
バイオ医薬品産業は米国においては経済成長や国際競争力の大きな推進力となっていますが、同時に研究開発に最もコストを費やしている業界でもあり、売上に占める研究開発費の割合は、平均で他の製造産業の6倍にも上ります。また、米国のバイオ医薬品産業による研究開発投資は、米国企業全体が費やす研究開発費の総計の中で推定17%を占め、シェアは最大です。さらには、PhRMA加盟企業だけで、米国におけるバイオ医薬品の研究開発費の大半を占めています。
PhRMAの理事長兼CEOであるスティーブン・J・ユーブル(Stephen J. Ubl)は次のように述べています。
「イノベーションを推進し、これまで以上の価値を提供するため、私たちの加盟企業は2000年以降で累計5,000億ドル以上を新薬の研究開発に投じてきました。未だ満たされていない患者さんの医療ニーズに応える新薬の開発において、米国のバイオ医薬品産業が長らく世界を主導しているのは、こうした研究開発への投資を継続的に増加させているからに他なりません」
バイオ医薬品産業による長期的な研究開発投資により、現在は全世界で7,000種類以上という、これまでにない規模の医薬品開発が進められています。2000年から2015年までに、米国の食品医薬品局(FDA)が認可した新薬は550種類以上に上り、2015年には史上最大となる56種類もの新薬が認可されました。臨床試験が行われる薬のうち、実際に認可されて患者のもとに届く薬はわずか12%であることを考えると、未来の治療薬の開発に不可欠な長期的投資を継続するには、イノベーションの促進に貢献する実利的な政策が不可欠でしょう。
PhRMA加盟企業は日々、様々な疾病に関する知識を深め、技術の進歩を活用し、新たな治療法や治療薬の発見に努めています。先ごろ発表された『Medicines in Development for Rare Diseases』でも示されているように、バイオ医薬品業界は現在、希少疾患に悩む患者のために560種類以上の薬を開発中であり、アルツハイマーや癌、心臓病といった深刻な疾病の治療薬の開発でも、着実な進歩を遂げています。このような進歩を見れば、薬の価値を認め、研究者たちに新薬の開発継続を奨励し、またそのような医療制度を維持できる公共政策が、今後とも必要であるということが再確認できると言えるでしょう。
2015年の研究開発投資額は、PhRMA加盟企業31社の投資額を反映した値です。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジ―企業を代表する団体です。加盟企業は新薬の発見・開発を通じて、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では6000億ドル以上に達し、2015年単独でも推定で588億ドルになりました。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)日本オフィス
PhRMA日本オフィスは、米国PhRMAの会員である研究開発志向の製薬企業の日本法人で構成されており、画期的新薬が開発できる環境や患者さん中心の医療制度の確立に向けて25年以上に渡って活動を続けています。加盟企業は、アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社、アッヴィ合同会社、MSD株式会社、セルジーン株式会社、日本イーライリリー株式会社、バイオジェン・ジャパン株式会社、ファイザー株式会社、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ株式会社、ムンディファーマ株式会社、ヤンセンファーマ株式会社(五十音順)の10社です。
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