スリーシェルズは、CD「渡辺宙明卆寿記念コンサートVOL.2」を2016年6月6日発売することを5月11日発表する。
キカイダー、デンジマン、宇宙刑事ギャバンなど昭和のヒーローを支えた伝説の作曲家 渡辺宙明の生誕90年コンサートVol.2がCD化される。
アニメ、特撮音楽の巨匠90歳を祝う記念CDVol.2
アニメ、特撮音楽界のレジェンドである渡辺宙明氏の生誕90年を祝うコンサートシリーズ第2弾。今回は、ダイナミックなブラスロックサウンドに焦点を当てデンジマン組曲、キカイダー組曲、イナズマン組曲、ゲッターロボ號組曲など名曲を生ブラスオーケストラのド迫力をで味わえるよう構成されたもの。2台のエレクトーンを含む福田滋指揮の記念ブラスオーケストラによってダイナミックなサウンドがホールに轟いた。アンコールは、渡辺宙明本人が指揮で登場。オリジナル歌手も登場して奇跡の共演となった。
■CDの聴き所
・モノラル録音しかなかった楽曲のステレオハイレゾ収録
・作曲者によるリハーサル立ち合い監修
・オリジナル楽譜の使用
・リハーサルとコンサートの両方をレコーディングした最新技術による編集(セッション録音に近いリアルなバランス)
・ブラスの輝きとパーカッションのド迫力を活かしたサウンド!
・堀井友徳、小林淳による入魂の解説・序文を掲載
2016年6月6日発売
レーベル:スリーシェルズ
CD品番 3SCD0025
バーコード番号 4560224350252
価格:3000円(消費税込)税抜き2778円
作曲・監修:渡辺宙明
構成・楽譜編集・曲目解説:堀井友徳
序文:小林淳
デザイン:田代亜弓
企画:西耕一(スリーシェルズ)
収録曲目
1-6 「キカイダー」組曲(1972,1973)
7-9 「イナズマン」組曲(1973)
10-13 「電子戦隊デンジマン」組曲(1980)
14-18 「大戦隊ゴーグルファイブ」組曲(1982)
19-21 「ゲッターロボ號」組曲(1991)
22 宇宙刑事ギャバン・セルフアレンジ改(2016)
アンコール
23 「電子戦隊デンジマン組曲」より、「ああ電子戦隊デンジマン」渡辺宙明指揮、成田賢、御客様による合唱
24 「キカイダー組曲」より「ゴーゴーキカイダー」渡辺宙明指揮、御客様による合唱
2016年2月21日朝霞市ゆめぱれす、2016年3月5日渋谷区文化総合センター大和田にて収録
録音・マスタリング:小嶋雅夫
渡辺宙明記念ブラスオーケストラ
【指揮】福田滋、渡辺宙明
Flute 向井理絵、川上和巳
rumpet 大野萌子、鈴木彩夏、長尾令子、小島光博
Trombone 辻田雅史、伊藤敬二、阿部芳幸、村本悠里亜
Saxophone 坂東邦宣、阿部さくら
Timpani 大家一将
打楽器 久米彩音、日比彩湖、野崎めぐみ
Drums 待山一生
Bass 須崎誠
Guitar 佐藤健太
エレクトーン 竹蓋彩花、三島瑛子
ピアノ 藤井麻理
PA 磯部英彬
キカイダー、デンジマン、宇宙刑事ギャバンなど昭和のヒーローを支えた伝説の作曲家 渡辺宙明の生誕90年コンサートVol.2がCD化される。
アニメ、特撮音楽の巨匠90歳を祝う記念CDVol.2
アニメ、特撮音楽界のレジェンドである渡辺宙明氏の生誕90年を祝うコンサートシリーズ第2弾。今回は、ダイナミックなブラスロックサウンドに焦点を当てデンジマン組曲、キカイダー組曲、イナズマン組曲、ゲッターロボ號組曲など名曲を生ブラスオーケストラのド迫力をで味わえるよう構成されたもの。2台のエレクトーンを含む福田滋指揮の記念ブラスオーケストラによってダイナミックなサウンドがホールに轟いた。アンコールは、渡辺宙明本人が指揮で登場。オリジナル歌手も登場して奇跡の共演となった。
■CDの聴き所
・モノラル録音しかなかった楽曲のステレオハイレゾ収録
・作曲者によるリハーサル立ち合い監修
・オリジナル楽譜の使用
・リハーサルとコンサートの両方をレコーディングした最新技術による編集(セッション録音に近いリアルなバランス)
・ブラスの輝きとパーカッションのド迫力を活かしたサウンド!
・堀井友徳、小林淳による入魂の解説・序文を掲載
2016年6月6日発売
レーベル:スリーシェルズ
CD品番 3SCD0025
バーコード番号 4560224350252
価格:3000円(消費税込)税抜き2778円
作曲・監修:渡辺宙明
構成・楽譜編集・曲目解説:堀井友徳
序文:小林淳
デザイン:田代亜弓
企画:西耕一(スリーシェルズ)
収録曲目
1-6 「キカイダー」組曲(1972,1973)
7-9 「イナズマン」組曲(1973)
10-13 「電子戦隊デンジマン」組曲(1980)
14-18 「大戦隊ゴーグルファイブ」組曲(1982)
19-21 「ゲッターロボ號」組曲(1991)
22 宇宙刑事ギャバン・セルフアレンジ改(2016)
アンコール
23 「電子戦隊デンジマン組曲」より、「ああ電子戦隊デンジマン」渡辺宙明指揮、成田賢、御客様による合唱
24 「キカイダー組曲」より「ゴーゴーキカイダー」渡辺宙明指揮、御客様による合唱
2016年2月21日朝霞市ゆめぱれす、2016年3月5日渋谷区文化総合センター大和田にて収録
録音・マスタリング:小嶋雅夫
渡辺宙明記念ブラスオーケストラ
【指揮】福田滋、渡辺宙明
Flute 向井理絵、川上和巳
rumpet 大野萌子、鈴木彩夏、長尾令子、小島光博
Trombone 辻田雅史、伊藤敬二、阿部芳幸、村本悠里亜
Saxophone 坂東邦宣、阿部さくら
Timpani 大家一将
打楽器 久米彩音、日比彩湖、野崎めぐみ
Drums 待山一生
Bass 須崎誠
Guitar 佐藤健太
エレクトーン 竹蓋彩花、三島瑛子
ピアノ 藤井麻理
PA 磯部英彬
渡辺宙明、夢幻の響き再び
「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.2」に寄せる
小林 淳(映画・映画音楽評論)
渡辺宙明は1925(大正14)年に生を受けた。この年は、第一次世界大戦渦の戦後恐慌が覆いかぶさるなか、190万人が被災し、10万5000人余の死亡・行方不明者を出したと記録される関東大震災が発生してから2年後にあたる。つい一口に切り取ってしまうが、90年という歳月はこれほど長く、また重い。渡辺は己の音楽とともにこの昭和という激動の時代、戦後のめまぐるしい時代変遷のなかを生き抜いてきた。あまたの時間を作曲家として過ごしてきた。時代が平成に移り変わってもその道程、創作に対する姿勢、美学は少しも変化を見せなかった。これからもそれはなんら変わらない。 1952(昭和27)年、渡辺宙明は中部日本放送(CBC)の連続児童活劇『アトム・ボーイ』の劇中音楽で念願の作曲家デビューを飾った。その後、CBCのラジオドラマ音楽をひとつの足がかりとして作曲家修行を重ね、映像音楽、視覚付随音楽の書き手となるべくその道を歩んでいった。1956(昭和31)年に上京を果たした彼は映画音楽に活動の場を定めた。そして1950年代後期からおよそ20年にわたって新東宝作品、日活作品を中心に映画音楽作曲に従事していった。むろんそこには収入源の目的もあったのだが、芸術音楽、純音楽よりも大衆のための音楽を書きたい、自分は大衆音楽の作曲家になりたい、という自己の想いが強く作用していた。そうした己の志向、思想に従い、人間ドラマ映画、青春映画、犯罪映画、活劇映画、メロドラマ映画、社会派映画、怪談映画、怪奇映画、歌謡映画など種々様々なジャンルにおよぶプログラム・ピクチャーを筆頭とし、商業ベースには乗らない文化映画、ドキュメンタリー映画類にも音楽を付してきた。その数は映画作品だけでも200を優に超える。 当時、渡辺宙明の主な仕事場だった新東宝と日活は、ほかのメジャー映画会社と比べて一段低い位置に甘んじるという業界評価、世間的イメージがあった。だから渡辺が頻繁にコンビを組んできた監督たちも巨匠・名匠という冠には縁の薄い人たちが多数だった。異才、鬼才、奇才、職人などの形容のほうがふさわしい。表舞台を闊歩していた巨匠監督、名匠監督たちと比較すれば、日陰の道を歩いてきた監督たちでもあった。中川信夫、石井輝男、小野田嘉幹、並木鏡太郎、近江俊郎、小森白、鈴木清順、渡辺祐介、小沢茂弘、若杉光夫、森永健次郎……。ところが、日本映画マニアは彼らの名を見れば膝を打つにちがいない。こうした監督たちこそが日本映画のあまり語られないもうひとつの歴史、陽の当たりにくい頁を刻み込んできたのだ、と。彼らのもとで渡辺が音楽を担当してきた映画群は、現在の感覚を重んじればいずれも珠玉のものと形容できよう。渡辺はそれらの映画人、カツドウヤの映画を音楽から支えてきた。映画音楽にたずさわる一方、レコード企画ものやテレビドラマ音楽、歌謡劇などの舞踊音楽、舞台音楽なども手がけてはいたが、渡辺は映画音楽を書きながら、日本の映画史に音楽面から添いながら戦後日本を歩んできた。昭和の音楽文化の一翼を担ってきた作曲家のひとり、それが渡辺宙明である。 企画意図、物語内容をふまえたうえで画面に合致する音楽を書く。映像が欲しているものに素直に応じる。しかも音楽としての格調も保ち、魅力を失わない──。渡辺が押し進めてきた映画音楽手法をごく簡略にとらえればこうなろう。テーマ・メロディが存在感を放ち、きわだつことで受け手(鑑賞者)の情動は駆り立てられる。楽器選択を重視した音色(サウンドカラー)演出、映画に向かう者の年齢も考慮に入れた律動設計がそこに加わることで、受け手を画面に惹きつける音楽の力は増大し、強靭になる。作品個々に呼応して自由自在に、色合いやフォームを万華鏡のようにきらびやかに変化させていく音楽スタイルも渡辺映画音楽の大きな特徴に差し出せる。 渡辺宙明ならではと思わず称したくなる、こうした映像音楽手法をもたらしたのは、あらゆる形式の音楽に親しみ、音楽書を精力的に読み込み、日本映画・外国映画分け隔てなく観て歩き、巷ではどのような音楽が流行っているのか常にアンテナを張り、世代間の音楽観の相違にいつも想いをおよばせていたその姿勢にあろう。先達や同時代を生きる作曲家がいかなる方向に進んでいるかなどを無意識のうちにも吸収してきたことも指摘できる。もちろん天分、資質があったからこそかもしれないが、己の芸術観、主義主張、嗜好に凝り固まることなく、大衆を楽しませる音楽、映像作品への効果を十全に果たし得る音楽を徹底的に追求し続け、作品内容に合致・融合する楽曲を提供してきた映画音楽作曲家としての矜持に満ちあふれている。 新東宝、日活、大映、東映、独立プロダクションの少なからずの映画は渡辺宙明の音楽に飾られて幸福だった。絢爛たる装飾美を画面に張りめぐらせる渡辺音楽に包まれることで、その映画が差し示そうとするテーマ、方向性、作品カラーはより明快になった。渡辺は戦後日本映画音楽史のなかで特段脚光を浴びた作曲家ではなかった。その一方、日本映画音楽、なかんずく新東宝映画、日活映画に心惹かれる映画愛好家にとり、渡辺宙明の名は常に関心を惹くものだった。燦然と、ときに妖しく輝いていた。 渡辺宙明は日本映画音楽の歴史のなかにおいてきわめて特異なポジションに置かれる作曲家でもある。1970年初期(中期)以前、以降で明確な一線が引かれるからだ。つまりは石森章太郎原作による特撮テレビ番組『人造人間キカイダー』(NET、東映/1972.7~73.5)の音楽を担当したことがこのうえなく大きな契機となり(その一環として、1970年に開発されたミニモーグを導入したこともあげられる)、『マジンガーZ』(東映動画、旭通信社/1972.12~74.9)の仕事にもめぐり合う。この2作、劇映画では1973(昭和48)年公開の『飛び出す人造人間キカイダー』(北村秀敏監督/石森プロダクション)『キカイダー01』(永野靖忠監督/同)に端を発した、1970年代中期から始まっていった〈宙明ルネッサンス〉を呼び込み、今現在に至る渡辺宙明黄金時代(個人的には〈第二の〉と称したいのだが)の開幕を高らかに告げた。 渡辺宙明は以後、日本映画音楽作曲家からアニメ・特撮音楽の名巧、泰斗への道を邁進していく。少しも躊躇せずに。この時代から今現在に至るまでの道程はいまさら詳らかにする必要もないであろう。テレビ・アニメーション、巨大ロボットもの、特撮ヒーローもの、戦隊シリーズ、宇宙刑事シリーズ、さらにはファン世代にあたるクリエーターたちの手によるオリジナル・ビデオ・アニメーション作品……。ある作品、ある特定の楽器(音色)との出会いによってここまで担当作品傾向、イメージ、評価が変わっていった映画音楽作曲家も稀有であろう。ある年代を境にここまで作曲家人生が激変した音楽家もまた珍しいのではないか。 1970年代中期以降、渡辺宙明の映像音楽はテレビ作品が主流となっていき、時間を置くことなくアニメ、特撮ものにほぼ集中していく。ではあるが、ゴールデンタイム、お茶の間に設置されたテレビから流れてくる宙明サウンドの奥底には彼がそれまで手塩にかけて送り出してきた多数の映画音楽作品の遺伝子がはっきりと息づいていた。渡辺宙明映像音楽の姿勢、スタイル、これらの変貌は見出せなかった。旋律美を追い求め、わかりやすくて印象に残りやすい音色を導き、受け手の感情起伏も綿密に計算した律動を敷く。子供たちが多く観るテレビ番組ということに重点を定め、血湧き肉躍る音楽、踊らずにはいられない響き、観る者の動悸と情緒を刺激してやまないリズミックな鳴り、これらを打ち出すことによって宙明サウンドはその時代の子供たちの耳に直線的に融け込んでいった。そこには♪ラドレミソラ、日本固有の音階であるというニロ抜き短音階(ヨナ抜き短音階)を駆使して聴き手を音階から昂揚させていく宙明節の真髄があった。 2016(平成28)年3月。渡辺宙明が半世紀近くを過ごしてきたここ渋谷の地で再び「渡辺宙明卆寿記念コンサート」が開催される。昨年の晩夏のあの熱狂からおよそ半年が経った。今回はその〈Vol2〉である。企画者も構成者も指揮者も演奏者も聴衆も、みな〈宙明チルドレン〉の世代にあたる。宙明サウンド、宙明節の洗礼を受けてきた人々だ。温厚篤実、誠実謹慎な渡辺の人柄にとことん魅了され、渡辺音楽を心から敬愛、敬慕するスタッフたちによって本コンサートは催される。渡辺自身の新アレンジによる「宇宙刑事ギャバンより主題歌」(1982)「キカイダー組曲」(1972)「イナズマン組曲」(1973)「デンジマン組曲」(1980)「ゴーグルファイブ組曲」(1982)「ゲッターロボ號組曲」(1991)。タイトルをあげただけでもあのサウンドが、あのヒーローの勇姿が耳に、脳裏に瞬時によみがえってこよう。 卆寿を迎えてますます意気軒昂、「これからもどんどんいい曲を書きますよ!」と柔和な笑顔で相手を包み込む渡辺宙明とともに、この至福のコンサートで夢幻の響きと彼の足跡を心ゆくまで味わいたい。
「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.2」に寄せる
小林 淳(映画・映画音楽評論)
渡辺宙明は1925(大正14)年に生を受けた。この年は、第一次世界大戦渦の戦後恐慌が覆いかぶさるなか、190万人が被災し、10万5000人余の死亡・行方不明者を出したと記録される関東大震災が発生してから2年後にあたる。つい一口に切り取ってしまうが、90年という歳月はこれほど長く、また重い。渡辺は己の音楽とともにこの昭和という激動の時代、戦後のめまぐるしい時代変遷のなかを生き抜いてきた。あまたの時間を作曲家として過ごしてきた。時代が平成に移り変わってもその道程、創作に対する姿勢、美学は少しも変化を見せなかった。これからもそれはなんら変わらない。 1952(昭和27)年、渡辺宙明は中部日本放送(CBC)の連続児童活劇『アトム・ボーイ』の劇中音楽で念願の作曲家デビューを飾った。その後、CBCのラジオドラマ音楽をひとつの足がかりとして作曲家修行を重ね、映像音楽、視覚付随音楽の書き手となるべくその道を歩んでいった。1956(昭和31)年に上京を果たした彼は映画音楽に活動の場を定めた。そして1950年代後期からおよそ20年にわたって新東宝作品、日活作品を中心に映画音楽作曲に従事していった。むろんそこには収入源の目的もあったのだが、芸術音楽、純音楽よりも大衆のための音楽を書きたい、自分は大衆音楽の作曲家になりたい、という自己の想いが強く作用していた。そうした己の志向、思想に従い、人間ドラマ映画、青春映画、犯罪映画、活劇映画、メロドラマ映画、社会派映画、怪談映画、怪奇映画、歌謡映画など種々様々なジャンルにおよぶプログラム・ピクチャーを筆頭とし、商業ベースには乗らない文化映画、ドキュメンタリー映画類にも音楽を付してきた。その数は映画作品だけでも200を優に超える。 当時、渡辺宙明の主な仕事場だった新東宝と日活は、ほかのメジャー映画会社と比べて一段低い位置に甘んじるという業界評価、世間的イメージがあった。だから渡辺が頻繁にコンビを組んできた監督たちも巨匠・名匠という冠には縁の薄い人たちが多数だった。異才、鬼才、奇才、職人などの形容のほうがふさわしい。表舞台を闊歩していた巨匠監督、名匠監督たちと比較すれば、日陰の道を歩いてきた監督たちでもあった。中川信夫、石井輝男、小野田嘉幹、並木鏡太郎、近江俊郎、小森白、鈴木清順、渡辺祐介、小沢茂弘、若杉光夫、森永健次郎……。ところが、日本映画マニアは彼らの名を見れば膝を打つにちがいない。こうした監督たちこそが日本映画のあまり語られないもうひとつの歴史、陽の当たりにくい頁を刻み込んできたのだ、と。彼らのもとで渡辺が音楽を担当してきた映画群は、現在の感覚を重んじればいずれも珠玉のものと形容できよう。渡辺はそれらの映画人、カツドウヤの映画を音楽から支えてきた。映画音楽にたずさわる一方、レコード企画ものやテレビドラマ音楽、歌謡劇などの舞踊音楽、舞台音楽なども手がけてはいたが、渡辺は映画音楽を書きながら、日本の映画史に音楽面から添いながら戦後日本を歩んできた。昭和の音楽文化の一翼を担ってきた作曲家のひとり、それが渡辺宙明である。 企画意図、物語内容をふまえたうえで画面に合致する音楽を書く。映像が欲しているものに素直に応じる。しかも音楽としての格調も保ち、魅力を失わない──。渡辺が押し進めてきた映画音楽手法をごく簡略にとらえればこうなろう。テーマ・メロディが存在感を放ち、きわだつことで受け手(鑑賞者)の情動は駆り立てられる。楽器選択を重視した音色(サウンドカラー)演出、映画に向かう者の年齢も考慮に入れた律動設計がそこに加わることで、受け手を画面に惹きつける音楽の力は増大し、強靭になる。作品個々に呼応して自由自在に、色合いやフォームを万華鏡のようにきらびやかに変化させていく音楽スタイルも渡辺映画音楽の大きな特徴に差し出せる。 渡辺宙明ならではと思わず称したくなる、こうした映像音楽手法をもたらしたのは、あらゆる形式の音楽に親しみ、音楽書を精力的に読み込み、日本映画・外国映画分け隔てなく観て歩き、巷ではどのような音楽が流行っているのか常にアンテナを張り、世代間の音楽観の相違にいつも想いをおよばせていたその姿勢にあろう。先達や同時代を生きる作曲家がいかなる方向に進んでいるかなどを無意識のうちにも吸収してきたことも指摘できる。もちろん天分、資質があったからこそかもしれないが、己の芸術観、主義主張、嗜好に凝り固まることなく、大衆を楽しませる音楽、映像作品への効果を十全に果たし得る音楽を徹底的に追求し続け、作品内容に合致・融合する楽曲を提供してきた映画音楽作曲家としての矜持に満ちあふれている。 新東宝、日活、大映、東映、独立プロダクションの少なからずの映画は渡辺宙明の音楽に飾られて幸福だった。絢爛たる装飾美を画面に張りめぐらせる渡辺音楽に包まれることで、その映画が差し示そうとするテーマ、方向性、作品カラーはより明快になった。渡辺は戦後日本映画音楽史のなかで特段脚光を浴びた作曲家ではなかった。その一方、日本映画音楽、なかんずく新東宝映画、日活映画に心惹かれる映画愛好家にとり、渡辺宙明の名は常に関心を惹くものだった。燦然と、ときに妖しく輝いていた。 渡辺宙明は日本映画音楽の歴史のなかにおいてきわめて特異なポジションに置かれる作曲家でもある。1970年初期(中期)以前、以降で明確な一線が引かれるからだ。つまりは石森章太郎原作による特撮テレビ番組『人造人間キカイダー』(NET、東映/1972.7~73.5)の音楽を担当したことがこのうえなく大きな契機となり(その一環として、1970年に開発されたミニモーグを導入したこともあげられる)、『マジンガーZ』(東映動画、旭通信社/1972.12~74.9)の仕事にもめぐり合う。この2作、劇映画では1973(昭和48)年公開の『飛び出す人造人間キカイダー』(北村秀敏監督/石森プロダクション)『キカイダー01』(永野靖忠監督/同)に端を発した、1970年代中期から始まっていった〈宙明ルネッサンス〉を呼び込み、今現在に至る渡辺宙明黄金時代(個人的には〈第二の〉と称したいのだが)の開幕を高らかに告げた。 渡辺宙明は以後、日本映画音楽作曲家からアニメ・特撮音楽の名巧、泰斗への道を邁進していく。少しも躊躇せずに。この時代から今現在に至るまでの道程はいまさら詳らかにする必要もないであろう。テレビ・アニメーション、巨大ロボットもの、特撮ヒーローもの、戦隊シリーズ、宇宙刑事シリーズ、さらにはファン世代にあたるクリエーターたちの手によるオリジナル・ビデオ・アニメーション作品……。ある作品、ある特定の楽器(音色)との出会いによってここまで担当作品傾向、イメージ、評価が変わっていった映画音楽作曲家も稀有であろう。ある年代を境にここまで作曲家人生が激変した音楽家もまた珍しいのではないか。 1970年代中期以降、渡辺宙明の映像音楽はテレビ作品が主流となっていき、時間を置くことなくアニメ、特撮ものにほぼ集中していく。ではあるが、ゴールデンタイム、お茶の間に設置されたテレビから流れてくる宙明サウンドの奥底には彼がそれまで手塩にかけて送り出してきた多数の映画音楽作品の遺伝子がはっきりと息づいていた。渡辺宙明映像音楽の姿勢、スタイル、これらの変貌は見出せなかった。旋律美を追い求め、わかりやすくて印象に残りやすい音色を導き、受け手の感情起伏も綿密に計算した律動を敷く。子供たちが多く観るテレビ番組ということに重点を定め、血湧き肉躍る音楽、踊らずにはいられない響き、観る者の動悸と情緒を刺激してやまないリズミックな鳴り、これらを打ち出すことによって宙明サウンドはその時代の子供たちの耳に直線的に融け込んでいった。そこには♪ラドレミソラ、日本固有の音階であるというニロ抜き短音階(ヨナ抜き短音階)を駆使して聴き手を音階から昂揚させていく宙明節の真髄があった。 2016(平成28)年3月。渡辺宙明が半世紀近くを過ごしてきたここ渋谷の地で再び「渡辺宙明卆寿記念コンサート」が開催される。昨年の晩夏のあの熱狂からおよそ半年が経った。今回はその〈Vol2〉である。企画者も構成者も指揮者も演奏者も聴衆も、みな〈宙明チルドレン〉の世代にあたる。宙明サウンド、宙明節の洗礼を受けてきた人々だ。温厚篤実、誠実謹慎な渡辺の人柄にとことん魅了され、渡辺音楽を心から敬愛、敬慕するスタッフたちによって本コンサートは催される。渡辺自身の新アレンジによる「宇宙刑事ギャバンより主題歌」(1982)「キカイダー組曲」(1972)「イナズマン組曲」(1973)「デンジマン組曲」(1980)「ゴーグルファイブ組曲」(1982)「ゲッターロボ號組曲」(1991)。タイトルをあげただけでもあのサウンドが、あのヒーローの勇姿が耳に、脳裏に瞬時によみがえってこよう。 卆寿を迎えてますます意気軒昂、「これからもどんどんいい曲を書きますよ!」と柔和な笑顔で相手を包み込む渡辺宙明とともに、この至福のコンサートで夢幻の響きと彼の足跡を心ゆくまで味わいたい。
作曲家 渡辺宙明(わたなべちゅうめい)
1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。
作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。
1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2015年8月30日、自身の卆寿記念コンサートではアンコールで指揮者として自身の楽曲を指揮した。現在、90歳を迎え、数多くのイベント、CD企画が進行中である。2016年第25回日本映画批評家大賞・功労賞。
堀井友徳(構成・楽譜編集)
1973年北海道出身。東京音楽大学作曲専攻(芸術音楽コース)卒業。作曲を伊福部昭、有馬礼子、池野成、藤原豊の各氏に師事。伊福部昭の晩年のアシスタントを務め、氏の著作「完本管絃楽法」の編集委員会にも参画。2008年には北海道室蘭市にて個展演奏会「堀井友徳の世界」が開催された。
吹奏楽編曲を担当した作品では、佐藤勝「ゴジラ対メカゴジラ」「用心棒」、黛敏郎「NNNニューステーマ」「栄光への5000キロ」や構成も担当した黛敏郎の交響組曲「東京オリンピック」、佐藤勝の交響組曲「札幌オリンピック」で高い評価を受けている(CDはスリーシェルズより発売)。
近作には、「フルート、チェンバロ、弦楽のためのコンチェルト・グロッソ」、合唱曲「北方譚詩」三部作、「吹奏楽のためのコンサート・アレグロ」などがある。
現在、日本音楽著作権協会、北海道作曲家協会各会員。
指揮者 福田 滋(ふくだ しげる)
1980年武蔵野音楽大学卒業。様々なジャンルの指揮を通じ、現代音楽及び吹奏楽の可能性の追求、日本人作曲家の作品紹介・普及をライフワークとしている。上野の旧奏楽堂で自ら指揮をする「奏楽堂の響き」シリーズは、日本人作品のみのコンサートとして注目を浴びた。
執筆活動も意欲的で「音楽現代」(芸術現代社)、CD解説等に執筆をしている他、バンドジャーナル誌の連載は70回を数えた。2012年「日本の作曲家と吹奏楽の世界」(ヤマハ・ミュージック・メディア)を上梓。共著に「日本の響きを作る」(音楽之友社)、「日本の吹奏楽史」(青弓社)等があり、編曲作品(東京ハッスルコピー他)も多い。2015年10月からインターネットラジオ“OTTAVA”のプレゼンター。
CDは「團伊玖磨吹奏楽作品集」vol.1~2、「別宮貞雄管楽作品集」、「沖縄の響き~金井喜久子管楽作品集」、「奏楽堂の響き」1~4、「伊福部昭音楽祭3」(以上、スリーシェルズ)など多数。初演も「マルシュ・トゥリヨンファル」(伊福部昭)など数多く手がけている。
2014年、陸上自衛隊中央音楽隊を退職、指揮者と音楽評論家として活動中。21世紀の吹奏楽“響宴”会員。リベラ・ウインド・シンフォニー音楽監督。2001年永年の文化活動の功績により鶴ヶ島市から特別表彰を、2008年には陸上幕僚長より部外文化活動の功績により優秀隊員表彰を受ける。2015年「秋の叙勲」にて瑞宝単光章を受章。
成田 賢(なりた けん)
1945年10月22日生まれ。
中国東北部(旧 満州)大連出身。
1967年結成の、グループサウンズ『ザ・ビーバーズ』のヴォーカル、ハモニカ。
1969年、解散後はソロ歌手として、ニューロックのシーンにそのソウルフルな声を響かせた。
ブルースハープ(ハモニカ)奏者、CM歌唱多数。
1968年「ビバ!ビーバーズ」
1971年「眠りからさめて」ソロアルバム
1972年「汚れた街にいても」ソロアルバム
1979年「サイボーグ009」主題歌、挿入歌
1980年「電子戦隊デンジマン」の主題歌、挿入歌
「東鳩キャラメルコーン」のCMなどで知られる。
2007年AJF(アニメジャパンフェスティバル)で、歌手活動を再開。
26年ぶりにファンの前に再び立ち、当時と変わらぬ声で熱唱。
会場を大いに沸かせた。
2007年5月23日「誰がために 成田賢ヒストリー」発売
(COCX-34288 コロムビアミュージックエンタテイメント)
1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。
作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。
1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2015年8月30日、自身の卆寿記念コンサートではアンコールで指揮者として自身の楽曲を指揮した。現在、90歳を迎え、数多くのイベント、CD企画が進行中である。2016年第25回日本映画批評家大賞・功労賞。
堀井友徳(構成・楽譜編集)
1973年北海道出身。東京音楽大学作曲専攻(芸術音楽コース)卒業。作曲を伊福部昭、有馬礼子、池野成、藤原豊の各氏に師事。伊福部昭の晩年のアシスタントを務め、氏の著作「完本管絃楽法」の編集委員会にも参画。2008年には北海道室蘭市にて個展演奏会「堀井友徳の世界」が開催された。
吹奏楽編曲を担当した作品では、佐藤勝「ゴジラ対メカゴジラ」「用心棒」、黛敏郎「NNNニューステーマ」「栄光への5000キロ」や構成も担当した黛敏郎の交響組曲「東京オリンピック」、佐藤勝の交響組曲「札幌オリンピック」で高い評価を受けている(CDはスリーシェルズより発売)。
近作には、「フルート、チェンバロ、弦楽のためのコンチェルト・グロッソ」、合唱曲「北方譚詩」三部作、「吹奏楽のためのコンサート・アレグロ」などがある。
現在、日本音楽著作権協会、北海道作曲家協会各会員。
指揮者 福田 滋(ふくだ しげる)
1980年武蔵野音楽大学卒業。様々なジャンルの指揮を通じ、現代音楽及び吹奏楽の可能性の追求、日本人作曲家の作品紹介・普及をライフワークとしている。上野の旧奏楽堂で自ら指揮をする「奏楽堂の響き」シリーズは、日本人作品のみのコンサートとして注目を浴びた。
執筆活動も意欲的で「音楽現代」(芸術現代社)、CD解説等に執筆をしている他、バンドジャーナル誌の連載は70回を数えた。2012年「日本の作曲家と吹奏楽の世界」(ヤマハ・ミュージック・メディア)を上梓。共著に「日本の響きを作る」(音楽之友社)、「日本の吹奏楽史」(青弓社)等があり、編曲作品(東京ハッスルコピー他)も多い。2015年10月からインターネットラジオ“OTTAVA”のプレゼンター。
CDは「團伊玖磨吹奏楽作品集」vol.1~2、「別宮貞雄管楽作品集」、「沖縄の響き~金井喜久子管楽作品集」、「奏楽堂の響き」1~4、「伊福部昭音楽祭3」(以上、スリーシェルズ)など多数。初演も「マルシュ・トゥリヨンファル」(伊福部昭)など数多く手がけている。
2014年、陸上自衛隊中央音楽隊を退職、指揮者と音楽評論家として活動中。21世紀の吹奏楽“響宴”会員。リベラ・ウインド・シンフォニー音楽監督。2001年永年の文化活動の功績により鶴ヶ島市から特別表彰を、2008年には陸上幕僚長より部外文化活動の功績により優秀隊員表彰を受ける。2015年「秋の叙勲」にて瑞宝単光章を受章。
成田 賢(なりた けん)
1945年10月22日生まれ。
中国東北部(旧 満州)大連出身。
1967年結成の、グループサウンズ『ザ・ビーバーズ』のヴォーカル、ハモニカ。
1969年、解散後はソロ歌手として、ニューロックのシーンにそのソウルフルな声を響かせた。
ブルースハープ(ハモニカ)奏者、CM歌唱多数。
1968年「ビバ!ビーバーズ」
1971年「眠りからさめて」ソロアルバム
1972年「汚れた街にいても」ソロアルバム
1979年「サイボーグ009」主題歌、挿入歌
1980年「電子戦隊デンジマン」の主題歌、挿入歌
「東鳩キャラメルコーン」のCMなどで知られる。
2007年AJF(アニメジャパンフェスティバル)で、歌手活動を再開。
26年ぶりにファンの前に再び立ち、当時と変わらぬ声で熱唱。
会場を大いに沸かせた。
2007年5月23日「誰がために 成田賢ヒストリー」発売
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