2016年03月15日 11:30

株式会社AZホールディングスが「MotionBoard Cloud」を導入~営業訪問履歴と商用POSデータの掛け合わせにより新たな洞察を獲得し次のアクションへ~

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ウイングアーク1st株式会社は、株式会社AZホールディングスが、クラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud for Salesforce」を導入したことを、本日お知らせします。Salesforceに蓄積されている営業訪問履歴や会計データと、書店のPOSデータを掛け合わせ、営業部門の提案力強化と管理部門の業務生産性を向上させています。


 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、株式会社AZホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:籔内康一)が、クラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud for Salesforce(以下、MotionBoard Cloud)」を導入したことを、本日お知らせします。Salesforceに蓄積されている営業訪問履歴や会計データと、書店のPOSデータを掛け合わせ、営業部門の提案力強化と管理部門の業務生産性を向上させています。

【AZホールディングスについて】
 株式会社AZホールディングスは、Webサイトの設計・制作・運用会社である「コンセント」、ものづくりの視点によるデザイン・コンピュータ・クラフト関連書籍を刊行する「ビー・エヌ・エヌ新社(以下、BNN)」、映像・アートを中心にクリティカルな視点を持った書籍を発行する「フィルムアート社」、自社ブランドによる生花販売やスクールなどの事業を展開する「草冠」、Webシステムの開発会社である「PIVOT」の5社で構成されるAZグループの事業を統括しています。

【導入の背景】
 AZグループの2つの出版社であるBNN とフィルムアート社では、両社あわせて1,000種類を超える雑誌・書籍を取り扱っており、いつ、どこで、どの本が、どれだけ購入されたのかを把握することは、出版社にとって非常に重要となっています。
 同社では、これらの情報を把握するために、日本全国の書店のPOSデータを閲覧できる商用サービスを利用していましたが、2015年中に同サービスの提供が終了することになり、別の方法を検討する必要がありました。他のPOS提供サービスは、使い勝手やユーザーインターフェイスに難があったこともあり、生のPOSデータを購入し、独自の閲覧システムを開発することにしました。
 さらに、同社では2013年から営業部門や管理部門でSalesforce を活用し、会計データをはじめ、書店を訪問して営業活動履歴などを蓄積しており、これらのデータとPOSデータを組み合わせて分析することで、新しい洞察が発見できるのではないかと考えました。そこで、Salesforce上でPOSデータを登録してみたものの、集計処理に時間がかかりすぎる問題に直面しました。このとき、処理の高速化を求めて導入したのが「MotionBoard Cloud」です。

【導入の効果】
 今回構築したシステムは、出版専用システムから納品/返品データや店舗情報などが月次処理でSalesforce に登録され、POSデータと合わせて「MotionBoard Cloud」のデータストレージに登録される仕組みとなっており、現在、7~8年分のデータが登録されています。以前のシステムでは、集計処理に30分かかっていたものが、10秒で表示できるようになりました。
 また必要なデータを容易にSalesforce から抽出できるようになりました。POSデータの閲覧のみならず、例えば、Salesforceの納品冊数データとPOSの購買データを組み合わせて見るなど、営業活動に欠かせないシステムとなっています。さらに、管理部門が会計レポートの作成にも利用するなど、用途も拡がっています。

営業部門での活用
 「MotionBoard Cloud」の導入により外出先からでも実績データを確認できるようになったため、資料作成が不要となりました。店舗フォローのスピードが向上し、毎日1時間程度の残業が減少しています。また、客先である書店向けに提案を行うために重要な「売れている書籍の傾向」を、営業担当者は訪問前に時間をかけずにダッシュボードで確認できるようになりました。

管理部門での活用
 管理部門でも、Salesforceと「MotionBoard Cloud」の組み合わせは、大きな効果を上げています。これまで、ほとんどのデータがExcel で作成され個別のファイルとして管理されていたために、必要なExcelシートを探し出しデータを抜き出して、レポートを作成する作業負荷は大きいものでした。しかし今では、返品・在庫・原価データを組み合わせた分析が可能になり、CSVデータ(返品数、在庫)やSalesforce のデータ(原価、その他管理データ)を連携して短期間に会計レポートを作成できるようになりました。月次処理において丸1日分の工数を削減できるようになりました。





<執行役員 稲垣 智彦様のコメント>
「これまで、データは持っていてもうまく活用できていないのが実情でした。導入から1年が経ち、データを活用できる体制が整ったと感じています。データの2次利用、3次利用が容易になり、次のアクションが迅速に起こせるようになりました。社内にはまだExcel で管理しているものも残っているので、これらのデータもMotionBoard Cloudで活用していきたいと考えています。また、ほかの事業会社への展開も検討しています」



 詳細については下記URLをご参照ください。
■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=189


<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社  
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1  渋谷インフォスタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301  E-mail:tsales@wingarc.com


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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

ウイングアーク1st株式会社
商号
ウイングアーク1st株式会社(ウイングアークファーストカブシキガイシャ)
代表者
田中 潤(タナカ ジュン)
所在地
〒106-0032
東京都港区六本木 六本木グランドタワー
TEL
03-5962-7300
業種
ソフトウエア
上場先
東証一部
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.wingarc.com/
IR情報
https://ir.wingarc.com/
公式ブログ
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