【概要】
●著者リチャード・J・サミュエルズ氏(マサチューセッツ工科大学教授)は日本政治を専門とする政治学者です。今回出版となる『3.11 震災は日本を変えたのか』は、震災が日本政治にもたらした影響を、安全保障・エネルギー政策・地方自治の三つの側面から論じた著作です。半年間にわたる日本での調査、政治家・官僚・識者等へのインタビュー、膨大な量の文献調査、また災害対応の歴史や海外事例も踏まえ、中立的・俯瞰的視座での分析がなされています。
●震災後にあらゆる分野で「変化」が叫ばれた反面、ほとんどの政治家や識者は従来通りの自分の主張を変えず逆に強化したことが示され、日本政治がなぜ本質的な変化に至らないのかが論じられます。海外の専門家が客観的視点から3.11およびその政治的・社会的影響を論じた書籍は極めて希少であり、改めて震災を考える上で示唆に富む内容となっています。
●原書は米国コーネル大学出版会から2013年に出版され大きな反響を呼び、緒方貞子氏(元・国連難民高等弁務官)、岡本行夫氏(外交評論家)、ジェラルド・カーティス氏(元コロンビア大学教授)など多くの有識者が推薦の言葉を寄せています。
【書籍について】
『3.11 震災は日本を変えたのか』 リチャード・J・サミュエルズ 著
(訳:プレシ南日子、廣内かおり、藤井良江 発行:英治出版)
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2196
四六判ハードカバー、432頁 定価:本体2,800円+税 2016年3月8日発売予定
2011年3月11日、東日本大震災。
20年にわたる社会的・経済的停滞のなかで起こった震災は、
悲しみと衝撃と同時に、日本が自らを見つめ直すきっかけをもたらした。
改革論者は悲劇の内に希望を見出した。震災は日本再生の機会とされた。
政治家もメディアも、あらゆる人が変化を叫んだ。しかし何が変わったのか。
――本書は米国屈指の知日派が3.11の政治的影響を探求した一冊。
現地調査とインタビュー、文献研究をもとに著者は、国家安全保障、エネルギー政策、地方行政という
三つの視角から非常時下の日本政治の深層に迫る。
あの時、何が語られ、何が変わったのか。何を教訓とし、これからどこに向かうのか――。
包括的視座から3.11のインパクトの全容を解き明かす。
(章構成)
第1章 過去の状況と三・一一
第2章 危機を無駄にしてはならない
第3章 災害の歴史的・比較的考察
第4章 安全保障をめぐり競合するナラティブ
第5章 エネルギー政策の議論
第6章 地方自治体の再活用
結論
【推薦の言葉】
「震災は変化への扉を開いた。日本はその先へ向かうだろうか」
――緒方貞子(元・国連難民高等弁務官)
「災害から立ち直ろうとする日本の可能性を示しつつ、
本書は日本が抱える脆弱性を指摘し、日本が何を必要としているか明らかにする。
これは3.11後の日本のロードマップだ」
――岡本行夫(外交評論家、元・東日本大震災復興推進委員会委員)
「本書は大震災が人々の期待とは裏腹に劇的変化をもたらさなかった理由を理解したい人にとって必読の書である」
――ジェラルド・カーティス(元コロンビア大学教授、『代議士の誕生』著者)
●著者リチャード・J・サミュエルズ氏(マサチューセッツ工科大学教授)は日本政治を専門とする政治学者です。今回出版となる『3.11 震災は日本を変えたのか』は、震災が日本政治にもたらした影響を、安全保障・エネルギー政策・地方自治の三つの側面から論じた著作です。半年間にわたる日本での調査、政治家・官僚・識者等へのインタビュー、膨大な量の文献調査、また災害対応の歴史や海外事例も踏まえ、中立的・俯瞰的視座での分析がなされています。
●震災後にあらゆる分野で「変化」が叫ばれた反面、ほとんどの政治家や識者は従来通りの自分の主張を変えず逆に強化したことが示され、日本政治がなぜ本質的な変化に至らないのかが論じられます。海外の専門家が客観的視点から3.11およびその政治的・社会的影響を論じた書籍は極めて希少であり、改めて震災を考える上で示唆に富む内容となっています。
●原書は米国コーネル大学出版会から2013年に出版され大きな反響を呼び、緒方貞子氏(元・国連難民高等弁務官)、岡本行夫氏(外交評論家)、ジェラルド・カーティス氏(元コロンビア大学教授)など多くの有識者が推薦の言葉を寄せています。
【書籍について】
『3.11 震災は日本を変えたのか』 リチャード・J・サミュエルズ 著
(訳:プレシ南日子、廣内かおり、藤井良江 発行:英治出版)
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2196
四六判ハードカバー、432頁 定価:本体2,800円+税 2016年3月8日発売予定
2011年3月11日、東日本大震災。
20年にわたる社会的・経済的停滞のなかで起こった震災は、
悲しみと衝撃と同時に、日本が自らを見つめ直すきっかけをもたらした。
改革論者は悲劇の内に希望を見出した。震災は日本再生の機会とされた。
政治家もメディアも、あらゆる人が変化を叫んだ。しかし何が変わったのか。
――本書は米国屈指の知日派が3.11の政治的影響を探求した一冊。
現地調査とインタビュー、文献研究をもとに著者は、国家安全保障、エネルギー政策、地方行政という
三つの視角から非常時下の日本政治の深層に迫る。
あの時、何が語られ、何が変わったのか。何を教訓とし、これからどこに向かうのか――。
包括的視座から3.11のインパクトの全容を解き明かす。
(章構成)
第1章 過去の状況と三・一一
第2章 危機を無駄にしてはならない
第3章 災害の歴史的・比較的考察
第4章 安全保障をめぐり競合するナラティブ
第5章 エネルギー政策の議論
第6章 地方自治体の再活用
結論
【推薦の言葉】
「震災は変化への扉を開いた。日本はその先へ向かうだろうか」
――緒方貞子(元・国連難民高等弁務官)
「災害から立ち直ろうとする日本の可能性を示しつつ、
本書は日本が抱える脆弱性を指摘し、日本が何を必要としているか明らかにする。
これは3.11後の日本のロードマップだ」
――岡本行夫(外交評論家、元・東日本大震災復興推進委員会委員)
「本書は大震災が人々の期待とは裏腹に劇的変化をもたらさなかった理由を理解したい人にとって必読の書である」
――ジェラルド・カーティス(元コロンビア大学教授、『代議士の誕生』著者)
【著者略歴】
リチャード・J・サミュエルズ教授(Richard J. Samuels)
マサチューセッツ工科大学(MIT)政治学部フォードインターナショナル教授、MIT国際研究センター所長。
専門は日本の政治、安全保障政策。2001~08年には日米友好基金理事長を務めた。
日米の相互理解および文化交流への寄与により旭日重光章を受章。
著書に、『日本防衛の大戦略』(日本経済新聞出版社、2009年)、
『マキァヴェッリの子どもたち』(東洋経済新報社、2007年)、
『富国強兵の遺産』(三田出版会、1997年)、
『日本における国家と企業』(多賀出版、1999年)などがある。
【ご取材について】
サミュエルズ教授はジェラルド・カーティス氏らと並んで米国屈指の日本政治研究者です。
学生時代にホームステイして以来、一貫して日本への愛着を持って研究を続け、
震災後は半年間滞在して現地調査を行ったほか、MITの学生たちとともに支援活動も行われました。
海外から俯瞰的な目で日本政治を語れる稀有な存在であり、
専門分野である安全保障政策やエネルギー政策など、
特に論争の的になるテーマを冷静・分析的に論じられます。
東日本大震災から5年を経る今、サミュエルズ教授へのご取材をご検討いただければ幸いです。
★直近の来日予定はありません。スカイプ、メール等でのご取材、寄稿依頼をご検討ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
英治出版株式会社
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル 4F
TEL:03-5773-0193 FAX:03-5773-0194
担当者 : 高野(takano(at)eijipress.co.jp) / 山見(yamami(at)eijipress.co.jp)
※(at)を@に替えてお送りください。
リチャード・J・サミュエルズ教授(Richard J. Samuels)
マサチューセッツ工科大学(MIT)政治学部フォードインターナショナル教授、MIT国際研究センター所長。
専門は日本の政治、安全保障政策。2001~08年には日米友好基金理事長を務めた。
日米の相互理解および文化交流への寄与により旭日重光章を受章。
著書に、『日本防衛の大戦略』(日本経済新聞出版社、2009年)、
『マキァヴェッリの子どもたち』(東洋経済新報社、2007年)、
『富国強兵の遺産』(三田出版会、1997年)、
『日本における国家と企業』(多賀出版、1999年)などがある。
【ご取材について】
サミュエルズ教授はジェラルド・カーティス氏らと並んで米国屈指の日本政治研究者です。
学生時代にホームステイして以来、一貫して日本への愛着を持って研究を続け、
震災後は半年間滞在して現地調査を行ったほか、MITの学生たちとともに支援活動も行われました。
海外から俯瞰的な目で日本政治を語れる稀有な存在であり、
専門分野である安全保障政策やエネルギー政策など、
特に論争の的になるテーマを冷静・分析的に論じられます。
東日本大震災から5年を経る今、サミュエルズ教授へのご取材をご検討いただければ幸いです。
★直近の来日予定はありません。スカイプ、メール等でのご取材、寄稿依頼をご検討ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
英治出版株式会社
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル 4F
TEL:03-5773-0193 FAX:03-5773-0194
担当者 : 高野(takano(at)eijipress.co.jp) / 山見(yamami(at)eijipress.co.jp)
※(at)を@に替えてお送りください。