プログレッシヴ・ロック・フェス 2016に寄せて
90年代後半にはじまった日本におけるロック・フェス・ブームは、21世紀の今日では夏の風物詩として定着し、出演アーティストの音楽ジャンルやオーディエンスの世代を超えて、実に幅広く拡散し進化を遂げてきた。海外ではプログレッシヴ・ロックに焦点をあてたフェスティバルが多数開催されており、いつしか日本でも同様のプログ・フェスが見られないものかと、ファンからの欲望・期待が高まっていった。そして2010年8月、遂に待望となる第1回プログレッシヴ・ロック・フェスが日比谷野外大音楽堂で開かれた。
輝ける第1回目を飾ったのはスティーヴ・ハケット(英)、ルネッサンス(英)、四人囃子(日)という顔ぶれ。プログレッシヴ・ロックで夏に野外フェスティバルを行うのは一見無謀と思える挑戦だったが、蓋を開けてみれば溢れんばかりの聴衆で会場は埋まり、スティーヴ・ハケットにして「最も素晴らしいパフォーマンスができた」と言わしめている。2回目は2011年8月に開催され、カンサス(米)、PFM(伊)、ウィッシュボーン・アッシュ(英)という国際色豊かなラインナップとなり、2012年8月の3回目はゴブリン(伊)、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(英)、バークレイ・ジャイムス・ハーヴェスト(英)という強力な組み合わせとなり、プログレッシヴ・ロック・フェスの人気を確固たるものにしている。
4年ぶり4回目を迎える今回のプログレッシヴ・ロック・フェスは、初の5月開催となり、2度目の参戦となるスティーヴ・ハケット(英)をはじめ、待望久しいキャメル(英)、さらに原始神母(日)という豪華ラインナップとなった。特にキャメルのアンドリュー・ラティマーとスティーヴ・ハケットという、ブリティッシュ・プログレを代表するスーパー・ギタリストによる仮想対決は見のがす手はないだろう。ぜひ夏の太陽に負けないくらいの熱い声援を送ろうではないか!
片山 伸 [Shin Katayama]
90年代後半にはじまった日本におけるロック・フェス・ブームは、21世紀の今日では夏の風物詩として定着し、出演アーティストの音楽ジャンルやオーディエンスの世代を超えて、実に幅広く拡散し進化を遂げてきた。海外ではプログレッシヴ・ロックに焦点をあてたフェスティバルが多数開催されており、いつしか日本でも同様のプログ・フェスが見られないものかと、ファンからの欲望・期待が高まっていった。そして2010年8月、遂に待望となる第1回プログレッシヴ・ロック・フェスが日比谷野外大音楽堂で開かれた。
輝ける第1回目を飾ったのはスティーヴ・ハケット(英)、ルネッサンス(英)、四人囃子(日)という顔ぶれ。プログレッシヴ・ロックで夏に野外フェスティバルを行うのは一見無謀と思える挑戦だったが、蓋を開けてみれば溢れんばかりの聴衆で会場は埋まり、スティーヴ・ハケットにして「最も素晴らしいパフォーマンスができた」と言わしめている。2回目は2011年8月に開催され、カンサス(米)、PFM(伊)、ウィッシュボーン・アッシュ(英)という国際色豊かなラインナップとなり、2012年8月の3回目はゴブリン(伊)、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(英)、バークレイ・ジャイムス・ハーヴェスト(英)という強力な組み合わせとなり、プログレッシヴ・ロック・フェスの人気を確固たるものにしている。
4年ぶり4回目を迎える今回のプログレッシヴ・ロック・フェスは、初の5月開催となり、2度目の参戦となるスティーヴ・ハケット(英)をはじめ、待望久しいキャメル(英)、さらに原始神母(日)という豪華ラインナップとなった。特にキャメルのアンドリュー・ラティマーとスティーヴ・ハケットという、ブリティッシュ・プログレを代表するスーパー・ギタリストによる仮想対決は見のがす手はないだろう。ぜひ夏の太陽に負けないくらいの熱い声援を送ろうではないか!
片山 伸 [Shin Katayama]
【公演概要】
「プログレッシヴ・ロック・フェス 2016」
5月22日(日)
日比谷野外大音楽堂
出演:キャメル/スティーヴ・ハケット
オープニング・アクト:原始神母~Pink Floyd Trips~
開場15:00 開演16:00
前売り¥15,000 当日¥15,500(税込・全席指定)
主催:テレビ朝日/ぴあ/bayfm「POWER ROCK TODAY」/Inter FM897
後援:ギターマガジン/レコード・コレクターズ
協力:インター・アート・コミッティーズ(IAC)/ディスクユニオン
Supported:TOWER RECORDS
問い合わせ:M&Iカンパニー 03-5453-8899 http://www.mandicompany.co.jp
Club Citta’044-246-8888 http://clubcitta.co.jp
〈プレイガイド〉
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:284-494)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:73939)
イープラス http://eplus.jp/
ディスク・ユニオン 新宿プログレッシヴ・ロック館 03-3352-2141
目白ワールドディスク 03-3954-5348
タワーレコード川崎店 044-245-9522
オフィシャル・ホームページ
http://clubchittta.co.jp/001/progfes4/
「プログレッシヴ・ロック・フェス 2016」
5月22日(日)
日比谷野外大音楽堂
出演:キャメル/スティーヴ・ハケット
オープニング・アクト:原始神母~Pink Floyd Trips~
開場15:00 開演16:00
前売り¥15,000 当日¥15,500(税込・全席指定)
主催:テレビ朝日/ぴあ/bayfm「POWER ROCK TODAY」/Inter FM897
後援:ギターマガジン/レコード・コレクターズ
協力:インター・アート・コミッティーズ(IAC)/ディスクユニオン
Supported:TOWER RECORDS
問い合わせ:M&Iカンパニー 03-5453-8899 http://www.mandicompany.co.jp
Club Citta’044-246-8888 http://clubcitta.co.jp
〈プレイガイド〉
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:284-494)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:73939)
イープラス http://eplus.jp/
ディスク・ユニオン 新宿プログレッシヴ・ロック館 03-3352-2141
目白ワールドディスク 03-3954-5348
タワーレコード川崎店 044-245-9522
オフィシャル・ホームページ
http://clubchittta.co.jp/001/progfes4/
CAMEL(キャメル)
1972年に結成されたキャメルは、プリティッシュ・プログレ・バンドの中でも最もメロウなサウンドで聴かせる叙情派ロックの代表格で、リーダーのアンドリュー・ラティマーが爪弾くギターは、聴くものすべての琴線を揺さぶる魅力を持っている。「スノーグース」や「怒りの葡萄」、ベルリンの壁や小野田少尉の帰還などを題材としたコンセプト・アルバムを多くリリースしている。
これまでに1979年、1980年、1992年、1997年、2000年と5度の来日公演を行っているが、その後アンドリューが重病の骨髄線維症にかかり活動を停止してしまう。一時は再起不能とまでいわれていたものの見事病気を克服し、2013年に「スノーグース」の再録音を発表して健在ぶりを見せたのは記憶に新しい。16年ぶりとなる6度目の来日公演が待ち遠しい。
1972年に結成されたキャメルは、プリティッシュ・プログレ・バンドの中でも最もメロウなサウンドで聴かせる叙情派ロックの代表格で、リーダーのアンドリュー・ラティマーが爪弾くギターは、聴くものすべての琴線を揺さぶる魅力を持っている。「スノーグース」や「怒りの葡萄」、ベルリンの壁や小野田少尉の帰還などを題材としたコンセプト・アルバムを多くリリースしている。
これまでに1979年、1980年、1992年、1997年、2000年と5度の来日公演を行っているが、その後アンドリューが重病の骨髄線維症にかかり活動を停止してしまう。一時は再起不能とまでいわれていたものの見事病気を克服し、2013年に「スノーグース」の再録音を発表して健在ぶりを見せたのは記憶に新しい。16年ぶりとなる6度目の来日公演が待ち遠しい。
STEVE HACKETT(スティーヴ・ハケット)
スティーヴ・ハケットは1971年に、アンソニー・フィリップスに継ぐ2代目ギタリストとしてジェネシスに加入、バンドを黄金時代へと導いた立役者であり、タッピングやアーミング・トレモロ、ロング・サスティンなど、個性的でクセのある種々様々なギター奏法の先駆者としても知られている。1977年にジェネシスを脱退して以降はソロ・アーティストとして活動し。これまでにオリジナル・アルバムを20枚以上リリースしている。
スティーヴの来日公演は今回で7度目となり、2013年以来3年ぶりとなる。毎回趣向を凝らしたセットリスト、異なるメンバー構成で来日しているため、何度見ても常に新鮮な感動を与えてくれるのがスティーヴのライヴの大きな魅力のひとつとなっている。今回もまた、あっと驚くようなパフォーマンスに期待したい。
スティーヴ・ハケットは1971年に、アンソニー・フィリップスに継ぐ2代目ギタリストとしてジェネシスに加入、バンドを黄金時代へと導いた立役者であり、タッピングやアーミング・トレモロ、ロング・サスティンなど、個性的でクセのある種々様々なギター奏法の先駆者としても知られている。1977年にジェネシスを脱退して以降はソロ・アーティストとして活動し。これまでにオリジナル・アルバムを20枚以上リリースしている。
スティーヴの来日公演は今回で7度目となり、2013年以来3年ぶりとなる。毎回趣向を凝らしたセットリスト、異なるメンバー構成で来日しているため、何度見ても常に新鮮な感動を与えてくれるのがスティーヴのライヴの大きな魅力のひとつとなっている。今回もまた、あっと驚くようなパフォーマンスに期待したい。
原始神母~Pink Floyd Trips~(オープニング・アクト)
木暮“shake”武彦がピンク・フロイドを愛するミュージシャンに声をかけて結成。2012年より本格的に活動を始める。主に初期~中期のピンク・フロイドの、神秘的かつトリップ感あふれる楽曲を再現するという世界でも珍しいトリビュートバンドである。
神戸や東京を中心に往年のピンク・フロイド・ファン、また若者も含むプログレファンから熱狂的な支持を集め、毎年”PINK FLOYD TRIPS”ツアーを開催。ピンク・フロイドの音楽が持つ世界観をライヴで表現し続けている。
原始神母のメンバーは、木暮“shake”武彦(Gt/Vo)、三国義貴(Key)、ケネス・アンドリュー(Vo)、柏原克己(Dr)、扇田裕太郎(Gt/Ba)、大久保治信(Key)、成冨ミヲリ(Vo)、ラブリー・レイナ(Vo)。
【会社概要】
・会社名:株式会社エムアンドアイカンパニー
・代表者:一瀬啓永
・設 立:1982年5月10日
・所在地:東京都渋谷区富ヶ谷1-44-8 7F
・TEL:03-5453-1011
・URL:http://www.mandicompany.co.jp
木暮“shake”武彦がピンク・フロイドを愛するミュージシャンに声をかけて結成。2012年より本格的に活動を始める。主に初期~中期のピンク・フロイドの、神秘的かつトリップ感あふれる楽曲を再現するという世界でも珍しいトリビュートバンドである。
神戸や東京を中心に往年のピンク・フロイド・ファン、また若者も含むプログレファンから熱狂的な支持を集め、毎年”PINK FLOYD TRIPS”ツアーを開催。ピンク・フロイドの音楽が持つ世界観をライヴで表現し続けている。
原始神母のメンバーは、木暮“shake”武彦(Gt/Vo)、三国義貴(Key)、ケネス・アンドリュー(Vo)、柏原克己(Dr)、扇田裕太郎(Gt/Ba)、大久保治信(Key)、成冨ミヲリ(Vo)、ラブリー・レイナ(Vo)。
【会社概要】
・会社名:株式会社エムアンドアイカンパニー
・代表者:一瀬啓永
・設 立:1982年5月10日
・所在地:東京都渋谷区富ヶ谷1-44-8 7F
・TEL:03-5453-1011
・URL:http://www.mandicompany.co.jp