全日空商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西村 健)はこの度、今年の国慶節※1期間における中国(香港含む)からの訪日旅客(以下、中国人)の購買動向を、自社データに基づき調査しましたのでお知らせいたします。
本調査は、グループ会社である全日空商事デューティーフリー株式会社(本社:千葉県成田市 代表取締役社長:小口 浩子)が運営する「ANA DUTY FREE SHOP(以下、旗艦店)※2」、及び今年8月にオープンした家電も取り扱う「ANA DUTY & TAX FREE SHOP(以下、第4サテライト店)※3」における顧客データを基に、国慶節期間の国・地域別、商材別の売上推移などを比較し調査しています。
※1. 国慶節:中国の建国記念日。10月1日。2015年の国慶節の休日期間は、10月1日~7日の7日間。
※2. 対象店舗:成田空港第一ターミナル南ウイング出国手続き後エリア内にある旗艦店の「ANA DUTY FREE SHOP」
(取扱い商品:化粧品、たばこ、香水、食品、飲料、酒類など)
※3. 対象店舗:成田空港第一ターミナル南ウイング第4サテライトエリアにある「ANA DUTY & TAX FREE SHOP」
(取扱い商品:電化製品、化粧品、美容器具、たばこ、酒類、菓子、サングラスなど)
■ 旗艦店 : 中国人の売上金額が過半数越え
インバウンド消費の動向が注目される中、2014年と2015年の国慶節期の国・地域別売上構成比(旗艦店のみ)を比較すると、昨年は約半数を占めトップだった日本人が今年は4割を下回りました。
一方、中国人の割合は昨年より10%以上増加し、過半数越えとなりました。その他の国・地域に関しては割合に大きな変化はなく、中国人の旺盛な購買意欲が表れています。
本調査は、グループ会社である全日空商事デューティーフリー株式会社(本社:千葉県成田市 代表取締役社長:小口 浩子)が運営する「ANA DUTY FREE SHOP(以下、旗艦店)※2」、及び今年8月にオープンした家電も取り扱う「ANA DUTY & TAX FREE SHOP(以下、第4サテライト店)※3」における顧客データを基に、国慶節期間の国・地域別、商材別の売上推移などを比較し調査しています。
※1. 国慶節:中国の建国記念日。10月1日。2015年の国慶節の休日期間は、10月1日~7日の7日間。
※2. 対象店舗:成田空港第一ターミナル南ウイング出国手続き後エリア内にある旗艦店の「ANA DUTY FREE SHOP」
(取扱い商品:化粧品、たばこ、香水、食品、飲料、酒類など)
※3. 対象店舗:成田空港第一ターミナル南ウイング第4サテライトエリアにある「ANA DUTY & TAX FREE SHOP」
(取扱い商品:電化製品、化粧品、美容器具、たばこ、酒類、菓子、サングラスなど)
■ 旗艦店 : 中国人の売上金額が過半数越え
インバウンド消費の動向が注目される中、2014年と2015年の国慶節期の国・地域別売上構成比(旗艦店のみ)を比較すると、昨年は約半数を占めトップだった日本人が今年は4割を下回りました。
一方、中国人の割合は昨年より10%以上増加し、過半数越えとなりました。その他の国・地域に関しては割合に大きな変化はなく、中国人の旺盛な購買意欲が表れています。
■ 旗艦店 : 中国人の売上金額、客数は2年前の約2倍!
中国人の国慶節期の購買動向について、2年前の2013年を基準に比較すると、売上金額・客数・客単価ともに、年々増加していることがわかりました。
2013年の数値を100%として比較すると、売上金額は2014年が177%、2015年は233%。客数は2014年が152%、2015年は185%。売上金額、客数ともに、2年前から約2倍となりました。
また、客単価は、2014年は116%、2015年は126%で、2年前より20%以上増えています。
2013年から2014年の大幅な伸びは、中国経済好調を背景に海外旅行に対する関心が高まったことが要因と考えられますが、それ以降も堅調な伸びを見せています。
■ 第4サテライト店 : 中国人をターゲットにした家電が好調
今年8月にオープンした第4サテライト店は、インバウンド、特に中国人をターゲットとした品揃えで、同社としては初となる家電の取り扱いを開始しました。商材別売上構成比をみても家電の売上が全体の1割を占めていることが分かります。また、商材別売上構成比を前月同日期間と比較したところ、家電の売上構成比が伸びており、売上金額では131%、売上個数で135%と増加傾向にあります。
■ 第4サテライト店 : 売上金額の約8割が外国人に
第4サテライト店では、家電以外にも、他店でも実績のある菓子類や酒、タバコなども外国人を意識した商品を展開しています。
2015年の国慶節期において、旗艦店と第4サテライト店の国・地域別売上構成比を比較すると、約4割を日本人が占める旗艦店に対して、第4サテライト店は約2割に留まり、外国人が約8割を占める結果となりました。
更に、他店での取り込みが弱かった欧米人の割合も旗艦店の2%に対し、第4サテライト店では9%と約1割を占める結果となりました。特に日本特有の小物などが欧米人に人気となっています。
「今年は、国慶節に限らず中国人のお客様が数多く来店されていますが、特に国慶節期間中は朝からレジに行列ができるなど、特に中国人のお客様のご来店が目立ちました。お土産として人気があるのは日本酒やウイスキー、たばこや美容グッズ、またお菓子のまとめ買いも多くみられます。また、当社が運営する他店舗に比べ欧米からのお客様のご利用も多く、ロイズやキットカット等の箱菓子や和柄のキーホルダーなどのお土産が欧米人に人気となっています。搭乗ゲート近くに位置する店舗として、日本での最後のおもてなしを心掛けています。」
(成田国際空港第1ターミナル南ウイング第4サテライト店 「ANA DUTY & TAX FREE SHOP」店長コメント)
■ 第4サテライト店紹介
成田国際空港第一ターミナル(南ウイング)の第4サテライトエリアに、訪日外国人旅行客への対応を強化した新店舗として今年8月8日(土)にオープンしました。
国内11店舗を運営する全日空商事デューティーフリー(株)の免税店では唯一の電化製品の取扱い店です。
扱う家電は、炊飯器、ヘッドホン、美顔器、シェーバーなどで、手荷物としてそのまま機内に持ち込める小型の商品を中心に取り揃えています。
この他、菓子では日本国内でも人気の「ロイズ」や「東京ばな奈」などの菓子類や外国人旅行客に人気の高いビューティーケアブランド「ReFa」も展開。さらにサングラスなどの特に中国人旅客に人気の高い商品を豊富に取り揃え、既存の店舗とはひと味違うコンセプトを持ったお店です。 【営業時間】 8:00~20:45(年中無休)
ANA DUTY FREE SHOP ( http://www.anadf.com/ )
全日空商事デューティーフリー株式会社は、国際線旅客の利便性にかなう空港免税店として、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港にて11店舗を運営しており、世界の一流品を気軽にショッピングしていただけるお店作りをしています。
また、今年8月には成田空港第一ターミナル南ウイング第4サテライトエリアに「ANA DUTY & TAX FREE SHOP」がニューオープンし、家電の取り扱いも開始しました。
[社名] 全日空商事デューティーフリー株式会社
[代表者] 小口 浩子 (おぐち・ひろこ)
[設立] 1992年6月1日
[所在地] 千葉県成田市成田国際空港 ANA成田スカイセンター 5C
ANA DUTY FREE SHOPでは、ANAグループの総合免税店として、これからもお客様の声に寄り添った店舗作りをし、お客様から一番に選ばれるお店を目指してまいります。
【会社概要】
全日空商事は1970年、ANAの航空機運航業務に必要な物品調達、空港店舗業務等を目的に設立されました。その後、40年以上にわたる活動を通して、多彩な事業を展開。「エアライン系商社」というユニークな存在として、独自の道を歩んでいます。
[社名] 全日空商事株式会社
[URL] http://www.anatc.com/
[代表者] 西村 健 (にしむら・けん)
[設立] 1970年10月15日
[所在地] 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター TEL:03-6735-5011(代)
[資本金] 10億円
[売上高] 連結1,267億円 単体701億円 (2014年度)
[株主] ANAホールディングス株式会社
[従業員数] 連結 2,181名、単体394名(2015年3月31日現在)
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
全日空商事株式会社 経営企画部 広報担当 中島・森川・早藤
TEL:03-6735-5090 FAX:03-6735-5035