2015年10月20日 13:30

国と地方をつなぐ!国会議員と地方議員による「第一回乳がん・子宮頸がん検診促進全国大会」を実施

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安倍首相による「がん対策を加速化する三本の矢プラン」の柱としても取り組みの検討が進む「がんの予防・早期発見」。この度、乳がん・子宮頸がんの予防、早期発見をめざし、検診のあり方を考えるべく、今年3月に設立した「乳がん・子宮頸がん検診推進超党派国会議員連盟」のNPO、民間啓発団体による応援団主催の「第1回地域と国をつなぐ乳がん・子宮頸がん検診促進全国大会」が10月19日(月)に都内会場にて行われた。

現在、安倍首相による「がん対策を加速化する三本の矢プラン」の柱としても取り組みの検討が進む「がんの予防・早期発見」。この度、乳がん・子宮頸がんの予防、早期発見をめざし、検診のあり方を考えるべく、今年3月に設立した「乳がん・子宮頸がん検診推進超党派国会議員連盟」のNPO、民間啓発団体による応援団主催の「第1回地域と国をつなぐ乳がん・子宮頸がん検診促進全国大会」が10月19日(月)に都内会場にて行われた。全国から女性の健康対策を率先して牽引する都道府県議員・市区町村議員、男女あわせ総勢200名あまりが参加し、いかに国と地域の連携が重要であるかについて情報を共有した。
議連代表の野田聖子衆議院議員は挨拶で「女性が活躍するためにも、愛するものをしっかり守るためにも、自分自身が元気でなくてはならない」と語り、女性特有のがん対策を早急に進める必要性があることを示唆した。
第一部では乳がんと子宮頸がんそれぞれの専門家が「がんの基礎と検診のあり方」についての講演を行い、第二部のパネルディスカッションでは、現場で啓発活動を行うNPOの事例などを通し「地方のがん対策これまでとこれから」というテーマで、それぞれの地域で抱える対策の問題点や、受診勧奨、未受診者へのコール・リコールの徹底やがん対策の成功事例について話し合いが行われた。
会場では「今回参加し、医療の現場や患者、市民団体との連携がいかに必要か再確認した。この勢いで地域でもますます強く推進していこうと感じた。(五十川玲子各務原市議会議員)」「地方の職域での推進も今後の重要課題である(薬師寺みちよ参議院議員・議連事務局長)」など多くの意見が寄せられ、先進国の中でも最低レベルである日本の検診率を上げるために、国と地域、そして医療現場や市民が協力して取り組む必要があること、そのためには国と地方が連携して仕組みを変えることが急務であるとの声が上がった。
【乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟とは?】

将来の乳がん・子宮頸がん検診のあり方を考えるべく、本年3月4日に設立した超党派議員連盟。
女性特有のがん、とりわけ子宮頸がんや乳がんは対策次第で予防、早期発見が出来るにもかかわらず、我が国においては今なお女性の健康や生命を脅かす深刻な疾患である。国が掲げている第二期の「がん対策推進基本計画」において重点的に取り組むべき課題には「働く世代へのがん対策の充実」があり、そこでは(1)「女性のがんへの対策」、(2)「働く世代の検診受診率の向上」、(3)「就労に関する問題への対応」等が挙げられる。特に、働く世代のがん対策としては、乳がんや子宮頸がんなどの女性特有のがんの罹患率が20~40代の働く世代における男性がんの罹患率と比べ1.5倍から2倍程度高いと言う状況にあるため、これらのがん検診などの対策を強力に推進する必要がある。
しかし、子宮頸がんや乳がんの検診は科学的に有効性が証明されているにもかかわらず、先進諸国が7割を越える検診率の中、我が国のこれらの検診受診率は約4割程度と非常に低く世界最低水準となっている。こうした現状を踏まえ、女性の健康増進に寄与する国の政策として法令の整備、規制の緩和、予算の確保、国民への疾患啓発普及などを図る目的を達成するため、「乳がん・子宮頸がん検診受診促進議員連盟」を結成し、積極的な活動を展開すべく各専門家の方々や当事者などの方々と交流を持つ勉強会を開催し議論を重ね、2015年3月4日「女性の健康週間」に議員連盟設立をし問題解決へ向けての道を歩むべく活動を行っている。

【乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟 役員】

会長    野田聖子(衆議院議員・自由民主党)
副会長   伊東信久(衆議院議員・維新の党)
副会長   高木美智代(衆議院議員・公明党)
副会長   高橋千鶴子(衆議院議員・日本共産党)
副会長   林久美子(参議院議員・民主党)
副会長   三原じゅん子(参議院議員・自由民主党)
事務局長  薬師寺みちよ(参議院議員・無所属)

【乳がん・子宮頸がん議員連盟応援団とは?】

乳がん・子宮頸がん検診の課題について、国会議員・関係省庁・専門家・患者や啓発団体・支援者の間で共有し、解決に向けての一歩を踏み出すため、2015年3月4日「乳がん・子宮頸がん検診促進国会議員連盟」が設立された。
まずは女性の健康対策、がん対策の現状を知り課題をより多く見つけ、国会議員と共に提言書を作り上げることを目標としている。同時に今後、国の動きがあることを見据えて地方議員とのネットワークを持ち「地域と国」で、この問題解決を図ることを目指している。

【乳がん・子宮頸がん議員連盟応援団 役員】

<共同代表>
高木富美子 (認定NPO法人乳房健康研究会 常務理事)
難波美智代 (一般社団法人シンクパール<Think Pearl>代表理事、厚生労働省がん対策推進協議会委員)
渡部享宏 (認定NPO法人子宮頸がんを考える市民の会 理事長)
<世話人>
小林忠男 (大阪大学大学院医学系研究科招聘教授)

本件に関するお問い合わせ
乳がん子宮頸がん検診促進議員連盟応援団 事務局
TEL:03-6689-0590  FAX:03-6689-0627
info@orangeclover.org
〒111-0016  東京都台東区台東1-9-6水作ビル402
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認定NPO法人子宮頸がんを考える市民の会(シキュウケイガンヲカンガエルシミンノカイ)
代表者
渡部 享宏(ワタナベ タカヒロ)
所在地
〒170-0005
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TEL
03-6672-6926
業種
団体・連合会・官公庁・自治体
上場先
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従業員数
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