ユーブロックス、V2XモジュールのパイオニアであるCohda Wireless社の製造および供給部門を引き継ぐ
組み込み型のV2Xトランシーバー・モジュールであるTHEO-P1をボルドーのITS会議で展示予定
スイス、タルウィルおよびオーストラリア、アデレード発 - 2015年10月6日 -スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表 仲 哲周)は、本日、ネットワーク接続型の自動車(コネクテッドヴィークル)テクノロジの世界的なリーダーでありかつ双方向型高度道路交通システム(C-ITS)市場における世界トップの機器ベンダーであるCohda Wireless社との協力関係を強化することを発表しました。実験、初期設定、インフラ構築時のV2Xモジュールの需要の急増に対応するために、ユーブロックスとCohda Wirelessは、Cohda Wirelessが開発した最新のMK5モジュール設計の利用に関する独占ライセンス契約を締結しました。これにより、ユーブロックスは、測位用/通信用の自動車部品の高品質な製造とグローバルな供給における強みをさらに伸ばすことができます。
V2V(Vehicle-to-Vehicle)およびV2I(Vehicle-to-Infrastructure)向けの無線テクノロジは、V2X(Vehicle-to-everything)とも呼ばれ、将来の輸送や完全な自動運転のための道を拓きつつあります。自動車とその周辺環境との間での通信を可能にすることで、V2Xは道路安全の向上、交通渋滞の緩和、エネルギー消費量の削減を実現し、乗り心地や安全性を改善します。また、V2Xをレーダーセンサーやカメラのような従来型の先進運転支援システム(ADAS)と組み合わせることで、周りの車の位置、速度、方向などの情報により360度にわたる状況認識が可能となります。
「Cohda Wirelessは最先端のV2X無線モジュールであるMK5を開発しましたが、ソフトウェアIPに注力するために、ユーブロックスに対してMK5の設計ライセンスを供与することに決定しました。V2X通信は成長市場であるため、このような措置を取ることで、我々はユーブロックスとより緊密な連携が行えることを期待しています」と、Cohda WirelessのCEOであるPaul Gray氏は語っています。
THEO-P1はコンパクトな自動車グレードのトランシーバー・モジュールであり、V2X通信システム用の電子部品の配備を容易にします。THEO-P1は、すでに確固たるマーケットでの存在感を有しており、自動車内部の装置(OBU:On Board Units)および道路インフラ(RSU:Road Side Units)の両方に対応しています。また、THEO-P1は実績ある優れた性能を提供します。同モジュールは、5.9GHz無線リンクを使用する双方向の近距離無線通信テクノロジをベースとしており、1000メートル以内であれば最大時速250kmで移動する自動車でも正しく動作するように設計されています。Cohda Wirelessでは、今後もMK5 OBUとMK5 RSUの各製品をV2Xの実地試験および中小規模のV2X配備環境向けに提供し続けますが、将来、これらの製品はTHEO-P1をベースとするものになる予定です。
ユーブロックスの近距離無線製品センターのシニア・ディレクターであるHerbert Blaserは次のように語っています。「この連携は我々にとって素晴らしい決断です。なぜなら、ユーブロックスがV2Xソリューション用の近距離無線および測位テクノロジの最前線に立つことになったからです。このマーケットは成熟しており、新規参入企業の数も増えていますが、自動車およびインフラストラクチャ装置の顧客ベースの両方の要件を満たす弊社のモジュールを組み込んだ最良のV2Xソリューションを提供できます。また、我々は、V2Xソリューションの採用により、従来型の運転支援ソリューションが大きな恩恵を受けることを確信しています」。
THEO-P1は、ボルドーで10月5~9日に開催される第22回ITS世界会議(http://itsworldcongress.com/)内のユーブロックスのブース(#C11)で展示される予定です。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けに測位用半導体とワイヤレス通信用半導体を提供するグローバルリーダーです。弊社のソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらに音声、テキスト、ビデオでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様が革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/jaをご覧ください。
Cohda Wirelessについて
Cohda Wirelessは、協調型高度道路交通システム(C-ITS)市場における世界トップの機器ベンダーであり、世界最高の性能を誇るハードウェア製品を製造しています。CiscoおよびNXP Semiconductorsの両社は、Cohda Wirelessに戦略的な投資を行っています。Cohda Wirelessのハードウェアおよびソフトウェア製品は、現在、世界中のV2VおよびV2Iの実地試験で使用されています。同社の顧客には、自動車メーカー、ティア1サプライヤ、自動車向け半導体メーカー、道路管理者、新規市場参入者などが含まれています。Cohda Wirelessの製品は、米国、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、韓国ですでに使用されています。詳細についてはwww.cohdawireless.comを参照してください。
最新情報は、LinkedIn、Twitter:@ubloxAG、YouTubeでもご覧いただけます。
<プレス・リリースのお問い合わせ先>
ユーロブロックスジャパン株式会社
〒107-0052東京都港区赤坂4-8-6赤坂余湖ビル6階
カントリー・マネージャー
仲 哲周
電話:03-5775-3850
e-mail:tesshu.naka@u-blox.com
組み込み型のV2Xトランシーバー・モジュールであるTHEO-P1をボルドーのITS会議で展示予定
スイス、タルウィルおよびオーストラリア、アデレード発 - 2015年10月6日 -スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表 仲 哲周)は、本日、ネットワーク接続型の自動車(コネクテッドヴィークル)テクノロジの世界的なリーダーでありかつ双方向型高度道路交通システム(C-ITS)市場における世界トップの機器ベンダーであるCohda Wireless社との協力関係を強化することを発表しました。実験、初期設定、インフラ構築時のV2Xモジュールの需要の急増に対応するために、ユーブロックスとCohda Wirelessは、Cohda Wirelessが開発した最新のMK5モジュール設計の利用に関する独占ライセンス契約を締結しました。これにより、ユーブロックスは、測位用/通信用の自動車部品の高品質な製造とグローバルな供給における強みをさらに伸ばすことができます。
V2V(Vehicle-to-Vehicle)およびV2I(Vehicle-to-Infrastructure)向けの無線テクノロジは、V2X(Vehicle-to-everything)とも呼ばれ、将来の輸送や完全な自動運転のための道を拓きつつあります。自動車とその周辺環境との間での通信を可能にすることで、V2Xは道路安全の向上、交通渋滞の緩和、エネルギー消費量の削減を実現し、乗り心地や安全性を改善します。また、V2Xをレーダーセンサーやカメラのような従来型の先進運転支援システム(ADAS)と組み合わせることで、周りの車の位置、速度、方向などの情報により360度にわたる状況認識が可能となります。
「Cohda Wirelessは最先端のV2X無線モジュールであるMK5を開発しましたが、ソフトウェアIPに注力するために、ユーブロックスに対してMK5の設計ライセンスを供与することに決定しました。V2X通信は成長市場であるため、このような措置を取ることで、我々はユーブロックスとより緊密な連携が行えることを期待しています」と、Cohda WirelessのCEOであるPaul Gray氏は語っています。
THEO-P1はコンパクトな自動車グレードのトランシーバー・モジュールであり、V2X通信システム用の電子部品の配備を容易にします。THEO-P1は、すでに確固たるマーケットでの存在感を有しており、自動車内部の装置(OBU:On Board Units)および道路インフラ(RSU:Road Side Units)の両方に対応しています。また、THEO-P1は実績ある優れた性能を提供します。同モジュールは、5.9GHz無線リンクを使用する双方向の近距離無線通信テクノロジをベースとしており、1000メートル以内であれば最大時速250kmで移動する自動車でも正しく動作するように設計されています。Cohda Wirelessでは、今後もMK5 OBUとMK5 RSUの各製品をV2Xの実地試験および中小規模のV2X配備環境向けに提供し続けますが、将来、これらの製品はTHEO-P1をベースとするものになる予定です。
ユーブロックスの近距離無線製品センターのシニア・ディレクターであるHerbert Blaserは次のように語っています。「この連携は我々にとって素晴らしい決断です。なぜなら、ユーブロックスがV2Xソリューション用の近距離無線および測位テクノロジの最前線に立つことになったからです。このマーケットは成熟しており、新規参入企業の数も増えていますが、自動車およびインフラストラクチャ装置の顧客ベースの両方の要件を満たす弊社のモジュールを組み込んだ最良のV2Xソリューションを提供できます。また、我々は、V2Xソリューションの採用により、従来型の運転支援ソリューションが大きな恩恵を受けることを確信しています」。
THEO-P1は、ボルドーで10月5~9日に開催される第22回ITS世界会議(http://itsworldcongress.com/)内のユーブロックスのブース(#C11)で展示される予定です。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けに測位用半導体とワイヤレス通信用半導体を提供するグローバルリーダーです。弊社のソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらに音声、テキスト、ビデオでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様が革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/jaをご覧ください。
Cohda Wirelessについて
Cohda Wirelessは、協調型高度道路交通システム(C-ITS)市場における世界トップの機器ベンダーであり、世界最高の性能を誇るハードウェア製品を製造しています。CiscoおよびNXP Semiconductorsの両社は、Cohda Wirelessに戦略的な投資を行っています。Cohda Wirelessのハードウェアおよびソフトウェア製品は、現在、世界中のV2VおよびV2Iの実地試験で使用されています。同社の顧客には、自動車メーカー、ティア1サプライヤ、自動車向け半導体メーカー、道路管理者、新規市場参入者などが含まれています。Cohda Wirelessの製品は、米国、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、韓国ですでに使用されています。詳細についてはwww.cohdawireless.comを参照してください。
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ユーロブロックスジャパン株式会社
〒107-0052東京都港区赤坂4-8-6赤坂余湖ビル6階
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仲 哲周
電話:03-5775-3850
e-mail:tesshu.naka@u-blox.com