国内におけるICカードの市場は、2000年以降急速に拡大しました。非接触ICカードを使ったサービスは、交通カード、決済、セキュリティの主要分野においてFeliCaが利用されています。2004年には、NTTドコモがおサイフケータイのサービスをスタート。現在は、KDDI、ソフトバンクでも同様の名称でサービスを展開しています。国内は、モバイルを利用した非接触ICサービスの先進国となっていることは間違いありません。 今後は、FeliCaとともに、MIFARE、TypeA/B、15693など、主要な13.56MHzの規格と互換性のあるNFCは、非接触ICインフラを構築する上でのインフラになっていくことが考えられます。
現状、国内における非接触ICは、決済、交通、IDカードの3分野以外での利用が多いですが、今後はポイント/ギフトカード、エンターテイメント、クローズドの電子マネー、各種会員証、地方自治体が発行する地域のサービスカード、医療施設の診察券など、磁気カード、紙で運用されているすべての分野が対象に入ります。また、スマートポスターなど新たな展開も可能になるはずです。
さらに、非接触ICを読み書きできる機器は、携帯電話、パソコン、ゲームマシン、テレビ、オーディオ製品など、コンシューマー・エレクトロニクス（CE）機器全般に対象がっています。
本冊子では、FeliCaやNFCビジネスに関する国内の事例、NFCモバイルペイメントの現状、NFCの規格の概要、FeliCaの歴史、関連アプリケーションの動向などをまとめました。本冊子により、国内におけるFeliCaやNFCビジネスのさらなる活性化になることを目指します。
※冊子の配布はなくなり次第終了となります。
※本冊子につきましては、現在、送付のご依頼などは承っておりません。また、送付についてのお問い合わせは承っておりません。
●冊子の内容
第1章 非接触ICカード/NFCサービスの進展
第2章 FeliCa＆NFCの国内事例
第3章 NFCモバイルペイメントに夜明けは来るか
第4章 FeliCaの歴史とビジネス
第5章 NFCの最新動向
第6章 NFCの適用アプリケーション
■概要
http://www.paymentnavi.com/books/felicanfcguide2015
【お問い合わせ】
ペイメントナビ書籍・セミナー係り
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