2015年09月04日 11:00

MapR、リアルタイム分析へ拡張された最新版Hadoop、 MapR 5.0の提供開始

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Apache Hadoopディストリビューションのトップランクに位置付けられているMapR Technologiesは、本日、最新のMapR ディストリビューションであるバージョン5.0の正式提供を開始いたします。今回のバージョンでは、リアルタイム性、セキュリティ、セルフサービス型のデータ検索とアジリティにおいて機能拡張されています。

データセンター内のストレージ、データベース、テキスト検索と自動同期


Apache Hadoopディストリビューションのトップランクに位置付けられているMapR Technologiesは、本日、最新のMapR ディストリビューションであるバージョン5.0の正式提供を開始いたします。今回のバージョンでは、リアルタイム性、セキュリティ、セルフサービス型のデータ検索とアジリティにおいて機能拡張されています。

MapR 5.0は、単一のプラットフォーム上でビッグデータおよびファストデータを処理できるアーキテクチャを採用しています。企業は、単一のHadoopクラスタで複数のアプリケーションを同時に実行する傾向にあります。MapRユーザの18%が単一クラスタに50種類以上のアプリケーションを導入しています。最新版のMapRでは、ストレージ、データベース、検索インデックスを自動同期することで複雑かつリアルタイムのアプリケーションに対応し、データ分析による収益の向上、運用コスト削減、リスク緩和を行うことが可能です。また、MapR 5.0 には、総合的なセキュリティ監査機能やApache Drillのサポート、最新バージョンであるHadoop 2.7やYARNといった機能も含まれます。

MapR Technologiesのプロダクト・マネージメント担当上級副社長、Anil Gadreは以下のように述べています。
「弊社は、最新版のMapR ディストリビューションによって、企業向けの高信頼なリアルタイムHadoopの提供者として市場を牽引し続けます。企業がデータ分析から次のアクションの実行までを短縮させ『今、そこで起きている』ビジネスへの対応が可能になるようにします。弊社製品は、機密データを扱っていることから厳しく規制されている実際の現場や業界でも利用されています。つまり、MapRのアーキテクチャが、企業に求められるセキュリティ要件に適合している証拠だと言えるでしょう」

また、IDCのデータ・マネージメント・ソフトウェア・リサーチ部門のリサーチ担当副社長であるCarl W. Olofson氏は以下のように述べます。

「大規模なバッチ分析システムとして設計されているHadoopは、業務分析やトランザクション処理と関連付けされていない場合が多いものです。Hadoopは、戦略や意思決定において類い希な価値がありますが、それだけでなく『その時』の戦略的判断を行うフレームワークとしても台頭してきています。MapR 5.0で提供するようなHadoop向けの革新技術が日々開発されるに伴い、企業側は、絶えず変化する業務データ分析もリアルタイム分析も両方行える統合型プラットフォームとして機能する「意思決定データプラットフォーム」として、Hadoopの導入を検討するべきでしょう」

MapRディストリビューション バージョン5.0の機能概要:

●MapR-DB テーブル レプリケーション機能で使用されている、MapRのリアルタイム性と信頼性の高いデータ転送フレームワークを拡張し、外部の処理エンジンにデータを送信しリアルタイムに同期します。最初に対応する処理エンジンはElasticsearchです。カスタムコードを記述することなく、自動でテキスト検索用のインデックスと同期を可能にしています。

●YARN 2.7対応を含むHadoop 2.7を追加することで、YARNアプリケーションのローリング・アップグレードなどの新機能に対応し、MapRで既に対応しているプラットフォームレベルのローリング・アップグレード機能を補完するほか、Dockerコンテナ連携の対応を強化しました。

●MapRの業界最先端のデータガバナンスとセキュリティを強化

・JSON形式のログファイルを介して、全てのデータへのアクセスに包括的な監査を行い、膨大なレポーティングや検証、また、Apache Drillを使った迅速な分析を可能にしました。これにより、認証や承認などの既にMapRから提供されている信頼できるセキュリティ機能が強化されました。

・Drillビュー機能を含むDrill 1.x対応。この革新的機能により、ファイル内のデータへのフィールド単位のセキュアなアクセスを可能にし、特定の分析者は許可されたデータの分析のみができるようになります。また、分析者には、自分のデータセットを他の分析者と共有できるデータ管理権が与えられます。これは、膨大なデータ量でもアジリティを保つために重要な機能です。

Elastic社のグローバルパートナー ディレクターであるJobi George氏は次のように述べています。
「MapRと協力して、MapRのリアルタイム配信フレームワークをElasticsearchに統合できることをうれしく思います。お客様は、検索インデックスが最新の更新データと自動的に同期されることを求めています。データ更新のほぼ直後からエンドユーザーがデータ検索をできるようにする必要がある場合には、MapRのアーキテクチャならばアプリケーション開発者はそれを簡単に実現できるのです。」


■マップアール・テクノロジーズについて
MapRは、Hadoopを駆使し、ミッションクリティカルかつリアルタイムな業務利用を支援する、エンタープライズグレードのプラットフォームを提供 しています。MapRは一つの統合ビッグデータ・プラットフォームの中で、かつてない安定性と使いやすさ、そして世界最高速レベルの処理性能を HadoopやNoSQL、データベース、ストリーミングアプリケーションにもたらしています。MapRはGlobal 2000企業やWeb 2.0企業を中心として、メディア、コンシューマー製品、金融サービス、政府機関、医療機関、製造業、市場調査、ネットワーキング・コンピュータ、小売業、通信事業等、700社以上のお客様にご利用いただいております。また、アマゾン、シスコ、グーグル、テラデータ、HPは、MapRの強力なエコシステムパートナーです。投資家には、Google Capital, Lightspeed Venture Partners, Mayfield Fund, NEA, Qualcomm Ventures, Redpoint Venturesが名を連ねています。MapRは米国カリフォルニア州に本社を置き、東京都千代田区に日本法人を構えています。
ホームページ: http://mapr.com/jp
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上場先
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