今週末開催のアンサンブル・フリー EAST第4回演奏会にて、作曲家山本和智(スリーシェルズ所属)委嘱作品である「Roaming liquid" for shakuhachi and orchestra」の世界初演が行われる。オーケストラと独奏尺八のための曲で、独奏者は尺八奏者黒田鈴尊。黒田氏は『Roaming liquid set』のなかの尺八ソロのための『帯水層』の初演・再演もつとめた新進気鋭の尺八奏者である。
山本氏は不惑を前に、「ひたすら迷う」というテーマで迷走、或いは錯綜する状態を「不定形な流体」のイメージに準え、『Roaming liquid set』というそれぞれ独立した5つのソロ作品を作曲した。その作品群とは、尺八ソロのための『帯水層』(独奏:黒田鈴尊)、エレクトリック・ギターとエレクトロニクスのための『潜流』、バリトンサクソフォンソロのための『潮汐波』、バリトンソロのための『静水圧』、ヴァイオリンソロのための『巻層雲』である。そして今作は、2014年の最後にその集大成として、その5つのソロ作品からそれぞれテーマを引用しつつ書き上げたものだという。本作の最後の音は今年10月、京都フィルハーモニー室内合奏団で初演される『3人の箏奏者と室内オーケストラのための「散乱系」』に引き継がれていく。
山本氏は「夢中で作曲をしたため、1ヶ月も経たぬうちにこの作品を書き上げてしまいました。」と語る。驚きの音響の連続で尺八の新しい魅力に迫る本作を聞き逃さずに!
山本和智 http://kazutomo-yamamoto.com/
独学で作曲を学ぶ。オーケストラ、室内楽、アンサンブル、合唱、独奏曲、映画音楽など作曲活動は広範に亘り、作品は東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等の演奏団体・演奏家らによって日本をはじめカナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、アメリカ、マレーシア、ロシアなどで広く演奏されている。2006年モリナーリ国際作曲賞第1位(カナダ)、2007年AIC/Mostly Modern国際作曲コンクール第1位(アイルランド)、 2009年度武満徹作曲賞第2位(審査員:ヘルムート・ラッヘンマン)、2010年第5回JFC作曲賞(審査員:近藤譲)、 2011年、第6回ユルゲンソン国際作曲賞第2位(ロシア)、など受賞多数。
黒田鈴尊
幼少よりピアノを学ぶ。20歳の夏、武満徹作曲「ノヴェンバー・ステップス」を聴き衝撃を受け、尺八に転向。 人間国宝・青木鈴慕、青木彰時の両師に師事。早稲田大学卒業後、東京藝術大学音楽学部、同大学院修士課程修了。国内外で数多くの新作初演や協奏曲のソリストなどをつとめながら、古典と現代の両極における尺八の無限の可能性を追求している。2016年11月にブリュッセルで開催される現代音楽祭・Ars Musicaにコンチェルトのソリストとして召喚され、Claude Ledouxの尺八協奏曲、他の世界初演が予定されている。アンサンブル室町、邦楽四重奏団メンバー。
<アンサンブル・フリー EAST 第4回演奏会のご案内>
2013年に関東に進出して以来、過去3回、アンサンブル・フリー EASTと主宰・浅野亮介は、未来の作曲家の発掘のため、演奏会毎に若き日本人作曲家を迎えて委嘱新作作品の初演を行ってきた。今回は作曲者山本和智、尺八独奏:黒田鈴尊を迎え、山本和智: Roaming liquid (2014) for shakuhachi and orchestra (尺八独奏:黒田鈴尊) 委嘱新作世界初演とマーラー:交響曲第5番の2曲で驚くべき音響世界に挑戦する。
◇プログラム◇
山本和智:Roaming liquid (2014) for shakuhachi and orchestra [委嘱作品/世界初演](尺八独奏:黒田鈴尊)
マーラー:交響曲第5番
指揮:浅野亮介
日時:2015年8月29日(土)開場13:00 開演13:30
場所:小金井 宮地楽器ホール 大ホール(小金井市民交流センター大ホール)
入場料(当日現金払):1000円
お問い合わせ 電話:090-6044-1882
Eメール:efree.east@gmail.com
Webページ http://ensemblefree.jp/
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Twitter https://twitter.com/Ens_FreeEast
山本氏は不惑を前に、「ひたすら迷う」というテーマで迷走、或いは錯綜する状態を「不定形な流体」のイメージに準え、『Roaming liquid set』というそれぞれ独立した5つのソロ作品を作曲した。その作品群とは、尺八ソロのための『帯水層』(独奏:黒田鈴尊)、エレクトリック・ギターとエレクトロニクスのための『潜流』、バリトンサクソフォンソロのための『潮汐波』、バリトンソロのための『静水圧』、ヴァイオリンソロのための『巻層雲』である。そして今作は、2014年の最後にその集大成として、その5つのソロ作品からそれぞれテーマを引用しつつ書き上げたものだという。本作の最後の音は今年10月、京都フィルハーモニー室内合奏団で初演される『3人の箏奏者と室内オーケストラのための「散乱系」』に引き継がれていく。
山本氏は「夢中で作曲をしたため、1ヶ月も経たぬうちにこの作品を書き上げてしまいました。」と語る。驚きの音響の連続で尺八の新しい魅力に迫る本作を聞き逃さずに!
山本和智 http://kazutomo-yamamoto.com/
独学で作曲を学ぶ。オーケストラ、室内楽、アンサンブル、合唱、独奏曲、映画音楽など作曲活動は広範に亘り、作品は東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等の演奏団体・演奏家らによって日本をはじめカナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、アメリカ、マレーシア、ロシアなどで広く演奏されている。2006年モリナーリ国際作曲賞第1位(カナダ)、2007年AIC/Mostly Modern国際作曲コンクール第1位(アイルランド)、 2009年度武満徹作曲賞第2位(審査員:ヘルムート・ラッヘンマン)、2010年第5回JFC作曲賞(審査員:近藤譲)、 2011年、第6回ユルゲンソン国際作曲賞第2位(ロシア)、など受賞多数。
黒田鈴尊
幼少よりピアノを学ぶ。20歳の夏、武満徹作曲「ノヴェンバー・ステップス」を聴き衝撃を受け、尺八に転向。 人間国宝・青木鈴慕、青木彰時の両師に師事。早稲田大学卒業後、東京藝術大学音楽学部、同大学院修士課程修了。国内外で数多くの新作初演や協奏曲のソリストなどをつとめながら、古典と現代の両極における尺八の無限の可能性を追求している。2016年11月にブリュッセルで開催される現代音楽祭・Ars Musicaにコンチェルトのソリストとして召喚され、Claude Ledouxの尺八協奏曲、他の世界初演が予定されている。アンサンブル室町、邦楽四重奏団メンバー。
<アンサンブル・フリー EAST 第4回演奏会のご案内>
2013年に関東に進出して以来、過去3回、アンサンブル・フリー EASTと主宰・浅野亮介は、未来の作曲家の発掘のため、演奏会毎に若き日本人作曲家を迎えて委嘱新作作品の初演を行ってきた。今回は作曲者山本和智、尺八独奏:黒田鈴尊を迎え、山本和智: Roaming liquid (2014) for shakuhachi and orchestra (尺八独奏:黒田鈴尊) 委嘱新作世界初演とマーラー:交響曲第5番の2曲で驚くべき音響世界に挑戦する。
◇プログラム◇
山本和智:Roaming liquid (2014) for shakuhachi and orchestra [委嘱作品/世界初演](尺八独奏:黒田鈴尊)
マーラー:交響曲第5番
指揮:浅野亮介
日時:2015年8月29日(土)開場13:00 開演13:30
場所:小金井 宮地楽器ホール 大ホール(小金井市民交流センター大ホール)
入場料(当日現金払):1000円
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■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。
株式会社スリーシェルズ
〒170-0013 東京都豊島区東池袋5-7-6-604
TEL:070-5464-5060
http://www.3s-cd.net/
メール jcacon@gmail.com
担当 西
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担当 西