一般社団法人知識環境研究会(所在地:東京都千代田区、代表理事:神山資将)は、2015年7月11日(土)・12日(日)、東京・秋葉原にて第1回の「葬送準備ケア(終活ケア)インストラクター養成講座」を開催しました。この講座は、多死社会に向けて「看取り」と「葬送」の架け橋となる新たなエキスパートを養成することを目的としています。医療・介護・葬送の専門家と、「自分らしい生き方と逝き方」を考えるコミュニティ活動を行う一般社団法人これから楽交の協力を得て教育プログラムを開発しました。初開催となった今回の講座では、医療職3人、介護職2人、その他2人(福祉系教育職1人、医療系学生1人)の計7人が2日間のプログラムを修了し、インストラクターとして認定されました。
写真:参加者自身が装飾した棺を使った入棺体験
■ 参加者の声(受講後のアンケートより抜粋)
◎入棺体験を行い、死へのイメージが変化しました。施設で看取りを行う中でこのままで良いのか?と思う所が多かったです。
◎死に対して新たな考え方が出来た。個人の重要さが重みを増した。
◎棺を作ったりウェルカムボードを作る事により話す時間が増えて、このような機会が増えるといいと思った。
◎グリーフケア、エンゼルケアについて、今迄知らなかった事や、身近な事での質問が出来、理解出来ました。
◎葬送、終活というとネガティブになりすぎて、(ともすれば)生きている時間を大切にできなくなりそうなことを、皆で創りあげることで、生きている実感に変えることが心に残りました。
◎ロールプレイングは相手の立場に立って考えることができました。
◎全体的に、エンディングということよりも普通に家族としておしゃべりを楽しんだり夢中になって想い出を話しあって形になるものを創りあげることはとても楽しかったです。生きるとはこういうことの連続なのに忘れていたと気づきました。
◎(印象に残ったこと)葬儀社にご遺体を引き渡す際の具体的な「こうして」「こうしないで」というお話、グリーフケア、それに求められるもの4つの条件。葬送のスタイルは、宗教上変えられないところももちろんあるが、意外にアレンジの幅があると気付けた。
■ 参加者の声(受講後のアンケートより抜粋)
◎入棺体験を行い、死へのイメージが変化しました。施設で看取りを行う中でこのままで良いのか?と思う所が多かったです。
◎死に対して新たな考え方が出来た。個人の重要さが重みを増した。
◎棺を作ったりウェルカムボードを作る事により話す時間が増えて、このような機会が増えるといいと思った。
◎グリーフケア、エンゼルケアについて、今迄知らなかった事や、身近な事での質問が出来、理解出来ました。
◎葬送、終活というとネガティブになりすぎて、(ともすれば)生きている時間を大切にできなくなりそうなことを、皆で創りあげることで、生きている実感に変えることが心に残りました。
◎ロールプレイングは相手の立場に立って考えることができました。
◎全体的に、エンディングということよりも普通に家族としておしゃべりを楽しんだり夢中になって想い出を話しあって形になるものを創りあげることはとても楽しかったです。生きるとはこういうことの連続なのに忘れていたと気づきました。
◎(印象に残ったこと)葬儀社にご遺体を引き渡す際の具体的な「こうして」「こうしないで」というお話、グリーフケア、それに求められるもの4つの条件。葬送のスタイルは、宗教上変えられないところももちろんあるが、意外にアレンジの幅があると気付けた。
[写真]
左上段:奥山晶子氏(葬儀ライター)による現代の葬送の基礎知識に関する講義
左中段:尾崎文彦氏(一般社団法人これから楽交代表理事)による音楽を活用した葬送の実例報告
左下段:安田かほる氏(一般社団法人これから楽交)・松本ふみ子氏(布小物作家)による棺の装飾実習
右上段:山内誠一氏(山内葬祭代表取締役)によるグリーフサポート講義と死後の変化に基づいたエンゼルメイク実演
右中段:ロールプレイを通じて「その人らしい葬送スタイル」の実現について話し合うワークショップ
右下段:葬儀にも使えるメモリアルボード制作実習
■ 葬送準備ケア(終活ケア)インストラクターの役割
本講座は、「療養者とみまもる者が共に創るターミナルケア」で多死社会に貢献することを目指す「共創的ターミナルケア(Co-creative Terminal Care: CTC)」の講座シリーズの一環として企画されました。CTCとは、ターミナル期にかかわる様々なアクターがそれぞれの役割や思考を基に、よりよいターミナル期の生き方を共創する(ともに創り出していく)という方法論です。
葬送準備ケア(終活ケア)インストラクターは、死というプロセスを統合的に捉え、医療・介護・葬送など様々な専門職間の連携を担い、主体者(療養者)の立場に立ったサポートを行う新たな専門職です。
今後の開講予定は本講座のウェブサイトを通じて発信します。
→ 公式サイト http://learning.ackk.org/sk/
CTCシリーズのその他の講座には、医療的ケアを中心にターミナルケアの各種手法を総合的に学ぶ「ターミナルケア指導者養成講座」、療養者や療養者家族とのコミュニケーション手法とそれぞれの思いを取り入れたケアの計画法を学ぶ「ターミナルケアのプランニング講座」等があります。詳しくは公式サイト(http://learning.ackk.org/)をご覧ください。
左上段:奥山晶子氏(葬儀ライター)による現代の葬送の基礎知識に関する講義
左中段:尾崎文彦氏(一般社団法人これから楽交代表理事)による音楽を活用した葬送の実例報告
左下段:安田かほる氏(一般社団法人これから楽交)・松本ふみ子氏(布小物作家)による棺の装飾実習
右上段:山内誠一氏(山内葬祭代表取締役)によるグリーフサポート講義と死後の変化に基づいたエンゼルメイク実演
右中段:ロールプレイを通じて「その人らしい葬送スタイル」の実現について話し合うワークショップ
右下段:葬儀にも使えるメモリアルボード制作実習
■ 葬送準備ケア(終活ケア)インストラクターの役割
本講座は、「療養者とみまもる者が共に創るターミナルケア」で多死社会に貢献することを目指す「共創的ターミナルケア(Co-creative Terminal Care: CTC)」の講座シリーズの一環として企画されました。CTCとは、ターミナル期にかかわる様々なアクターがそれぞれの役割や思考を基に、よりよいターミナル期の生き方を共創する(ともに創り出していく)という方法論です。
葬送準備ケア(終活ケア)インストラクターは、死というプロセスを統合的に捉え、医療・介護・葬送など様々な専門職間の連携を担い、主体者(療養者)の立場に立ったサポートを行う新たな専門職です。
今後の開講予定は本講座のウェブサイトを通じて発信します。
→ 公式サイト http://learning.ackk.org/sk/
CTCシリーズのその他の講座には、医療的ケアを中心にターミナルケアの各種手法を総合的に学ぶ「ターミナルケア指導者養成講座」、療養者や療養者家族とのコミュニケーション手法とそれぞれの思いを取り入れたケアの計画法を学ぶ「ターミナルケアのプランニング講座」等があります。詳しくは公式サイト(http://learning.ackk.org/)をご覧ください。
■ 運営組織の概要
一般社団法人知識環境研究会(所在地:東京都千代田区、代表理事:神山資将)は、2000年に発足した、慶應義塾大学と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学発のシンクタンクです。大学等と連携した研究のほか、認知科学や知識科学の研究成果を医療・介護・福祉分野に応用した各種の実務者向け講座シリーズを運営しています。
本件に関するお問合せ先
一般社団法人知識環境研究会
〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-11-22
[TEL]03(3252)2472
[FAX]03(6779)4703
[Email]info@ackk.or.jp
[公式サイト]http://www.ackk.or.jp
一般社団法人知識環境研究会(所在地:東京都千代田区、代表理事:神山資将)は、2000年に発足した、慶應義塾大学と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学発のシンクタンクです。大学等と連携した研究のほか、認知科学や知識科学の研究成果を医療・介護・福祉分野に応用した各種の実務者向け講座シリーズを運営しています。
本件に関するお問合せ先
一般社団法人知識環境研究会
〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-11-22
[TEL]03(3252)2472
[FAX]03(6779)4703
[Email]info@ackk.or.jp
[公式サイト]http://www.ackk.or.jp