2015年07月22日 09:00

戦後70年、今こそ知ってほしい。部隊最年少の特攻隊員として空に出る前日、十七歳最後の微笑み。『ユキは十七歳特攻で死んだ 子犬よさらば、愛しきいのち』毛利恒之:著、今必読のノンフィクション待望の文庫化!

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株式会社ポプラ社は、17歳2ヶ月と部隊最年少の特攻隊員、荒木幸雄の短い生涯とその時代を描くノンフィクション『ユキは十七歳特攻で死んだ 子犬よさらば、愛しきいのち』(毛利恒之:著)をポプラ文庫として7月3日に発売しました。

株式会社ポプラ社は、17歳2ヶ月と部隊最年少の特攻隊員、荒木幸雄の短い生涯とその時代を描くノンフィクション『ユキは十七歳特攻で死んだ 子犬よさらば、愛しきいのち』毛利恒之:著、をポプラ文庫として7月3日に発売しました。

【書籍紹介】
『ユキは十七歳特攻で死んだ 子犬よさらば、愛しきいのち』 (ポプラ文庫)毛利恒之 著
2015年7月3日発売/ポプラ文庫/302ページ/定価:620円(税別)

軍服姿の少年が、イヌを抱いてこちらに微笑みかけている写真。少年・荒木幸雄は、この写真が撮影された翌朝、特攻隊員として空に飛び立った。敗戦の破滅に追い込まれるなか、日本軍は起死回生の窮余の策として、人命を爆弾、魚雷同然に敵艦に体当たりさせる、非情な特攻作戦を強行しました。本書は、本人の手記(手紙、修養録)、家族や同時代を生きた人々への綿密な取材を通し、17歳2ヶ月と部隊最年少の少年・荒木幸雄の短い生涯とその時代を描く、ノンフィクションです。

○もくじ
プロローグ  愛するものを護るために
第一章 子犬を抱く少年飛行兵
 日米が戦っていた遠い夏の日に/「少年はなぜ、特攻で死んだの?」/微笑のまなざし、いまも 

第二章 大空を飛びたい
 模型飛行機とともに翔ける夢/荒木幸雄少年、空への旅立ち/飛行学校生徒隊の日々/地上十メートルを飛ぶ/「光陰矢のごとし――」 

第三章 空は戦火に燃えて
 九九式襲撃機に乗る/「特攻作戦」始まる/急降下、艦船攻撃訓練/「きみは特攻隊を希望するか」 

第四章 ああ、特攻 十七歳の春
 ふるさと桐生、最後の別れ/第七十二振武隊の少年飛行兵たち/米軍戦闘機に襲われる/「目達原へ進出、待機せよ」/ 「ただ一筋に征く」 

第五章 子犬よさらば、愛しきいのち
 まぼろしの特攻基地、万世/子犬よさらば、愛しきいのち/第七十二振武隊、暁に出撃す/ただひとすじに、沖縄の海へ/ ユキは十七歳、特攻で死んだ 

第六章 夏のメモワール
 特攻出撃の地「万世を忘れないで」/黒潮の海にいまも眠るもの/北緯二六度二五分、東経一二八度三〇分/万世基地跡にいま、ふたたび

エピローグ  平和がゆらめく、いまこそ  特攻死した少年の生と死と愛を見つめて
【ユキ・荒木幸雄さんと特攻隊】

荒木幸雄さんは桐生市出身の陸軍少年飛行兵(戦死後少尉)、第72振武(しんぶ)隊員。写真は昭和20年5月26日に撮影された。翌日未明、沖縄に押し寄せていた米艦隊を撃滅するため鹿児島県の万世飛行場から出撃、それぞれがそれぞれの思いで生への執着を絶ち、最期のときを迎えた。
特攻が、軍としての正式な戦術とされたのはフィリピン・レイテ沖海戦で編成された「神風特別攻撃隊」。特攻隊戦没者慰霊顕彰会によると、終戦までに6418人が戦死したとされる。
今夏、福岡の大刀洗平和記念館では、荒木氏の企画展(7月中旬~10月中旬)が開催、また著者の脚本による朗読劇も各地で開催予定です。

※大刀洗平和記念館 公式サイト
【戦後70年企画展『それぞれの特攻隊員~戦争に翻弄され、将来を断たれた若者たちがいた』開催中】
[平成27年(2015年) 7月18日(土)~平成27年(2015年)10月29日(木)]
http://tachiarai-heiwa.jp/index.html

■著者プロフィール:毛利恒之(もうり・つねゆき)
1933年福岡県生まれ。日本ペンクラブ、日本脚本家連盟会員。テレビドラマ『十八年目の召集』で第1回久保田万太郎章を受賞。戦争および戦後問題をテーマとした作品を多く手がける。著書に映画化された『月光の夏』『月光の海』など。


■本の購入先
ポプラ文庫版 2015年7月3日 発売
ポプラ社商品ページ http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=81012750
アマゾン購入ページ http://www.amazon.co.jp/dp/4591146006
楽天ブックス購入ページ http://books.rakuten.co.jp/rb/13252773/
セブンネットショッピング購入ページ http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106558049/subno/1

■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社ポプラ社 宣伝マーケティング室(松田・佐野)
電話03-3357-2212/ファクス03-3359-2647
株式会社ポプラ社 編集局(浅井)
電話03-3357-2305 /ファクス03-3357-2310

■出版社紹介
社名:株式会社ポプラ社
本社所在地:〒160-8565 東京都新宿区大京町22-1
設立:1947年6月
事業内容:児童書、一般書等の出版業
ポプラ社ホームページ:http://www.poplar.co.jp/
フェイスブック児童書:https://www.facebook.com/poplarsha
フェイスブック一般書:https://www.facebook.com/poplarshaittpansho
ポプラ社のストーリー&エッセイマガジン(ウェブアスタ):http://www.webasta.jp/

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会社概要

商号
株式会社 ポプラ社(カブシキガイシャ ポプラシャ)
代表者
代表取締役社長 長谷川 均(ハセガワ ヒトシ)
所在地
〒160-8565
東京都新宿区大京町22-1 HAKUYOHビル 
TEL
03-3357-2215
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
http://www.poplar.co.jp/

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