神戸デジタル・ラボ、ショートステイ施設向けに「持ち物チェックアプリ」を提供開始～介護施設の事務作業をiPhoneアプリで大幅に軽減～

株式会社神戸デジタル・ラボ（本社：兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長：永吉 一郎、以下 KDL）は、2015年4月より開始した介護事業者向けにスマートデバイスアプリの第2弾として、短期入所療養介護（ショートステイ）施設向けにiPhoneで利用する「持ち物チェックアプリ」を6月1日より提供開始します。施設入退時におこなわれている利用者の手荷物確認を、手書きリストからiPhoneの写真リストへ変えることによって施設職員の作業負荷を軽減させること、また身近な作業から取り入れることで介護現場にとって業務IT化のハードルを下げることを目的としています。



■ 開発に至った経緯
　多くの短期入所療養介護（ショートステイ）施設では、入所時に施設利用者の持ち物リストを作成しています。
　持ち物リストは、入所時に持ち込まれた荷物の特徴や数量を職員が一点一点確認しながらリスト化しており、退所時にはそのリストを元に現物と照合する作業を行っています。退所時の照合ミスにより、トラブルになるケースも多くあります。本アプリはそういった職員のリスト作成、現物照合の作業負荷を大幅に軽減できるだけでなく、退所時のリストと現物の完全照合を可能にします。
　今回、ある介護施設の職員の「こんなことできたらいいのに」の一言から本アプリの開発が始まりました。試験利用で協力いただいた施設では、作業にかかる時間が45％軽減されました。


■ 本アプリの特徴
　・iPhoneで撮影と同時に写真リストを作成
　　施設利用者の持ち物をiPhoneのカメラで撮影するだけで、利用者ごとの持ち物の写真リストを
　　簡単に作成できます。
　　複雑な操作は一切なく、スマートフォン利用者であれば直感的に使いこなすことができます。

　・持ち物の写真を直接チェック
　　施設退所時に持ち物の現物と撮影された写真を照合しながら、写真に直接チェックマークを付ける
　　ことができます。

　・基本機能は無料で提供
　　AppStoreからアプリをインストールして無料で利用開始できます。
　　オプション機能として、クラウド上にバックアップ、管理画面から持ち物の検索やリスト印刷、また
　　複数端末間でデータを共有することができます。（月額費用1,000円～）

■ ターゲットとする施設
　・短期入所療養介護（ショートステイ）施設


■ 価格
　持ち物チェックアプリ
　　・基本機能
　　　初期費用・月額利用料0円（無線LAN環境不要）

　　・オプション機能
　　　初期費用0円、1施設あたり月額利用料1,000円（税別）～（無線LAN環境必要）
　　　※　iPhone端末は別途準備が必要。

■ 公式サイト
　http://mochimono.kaigosapuri.com/


■ 介護事業の取り組み
　KDLは 2015年4月より介護事業分野に新規参入しました。常にお客様目線でモノづくりするコンセプトのもと、「使い易さの追求、時間とコストの削減、データの管理と保全性」を3本柱として「介護サプリ」いうシリーズ名で取り組んでいます。今後も介護業務総合支援サービスとして、事務作業の効率化やスムーズな情報共有を実現するなど、ケア品質の向上を支援します。


【会社概要】
　社名 ： 株式会社神戸デジタル・ラボ
　代表者 ： 代表取締役社長　永吉 一郎
　所在地 ：（神戸本社）〒650-0034　兵庫県神戸市中央区京町72番地 新クレセントビル
　　　　　（東京支社）〒105-0011　東京都港区芝公園2丁目3番27号 芝公園PR-EXビル
　設立 ： 1995年10月
　資本金 ：2億995万円
　従業員数 ：173名（2015 年 5 月 1 日現在）
　ホームページ ：http://www.kdl.co.jp/


【本商品に関するお問合せ先】
　株式会社神戸デジタル・ラボ　　医療・介護チーム　　担当：遠藤・安場 （やすば）
　TEL　：078-327-2280（代表）　0120-994-264（フリーダイヤル）
　MAIL ：kaigo-sapuri@kdl.co.jp