2015年05月19日 11:00

文字フォントを管理する「SVF Font Manager」を提供開始~帳票における外字の文字問題を解決し、文字情報基盤の構築をサポート~

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ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、帳票における文字フォントを管理する「SVF Font Manager」を、5月19日(火)より出荷します。外字出力の問題を解決し、文字情報基盤の構築をサポートします。

ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、帳票における文字フォントを管理する「SVF Font Manager」を、5月19日(火)より出荷します。外字出力の問題を解決し、文字情報基盤の構築をサポートします。

 企業システムにおいて帳票を出力する際、搭載されるフォントはデバイス・OSに依存するため、外字*にあたる姓名や地名の「文字」が
 ・文字規格の変更により正しい字形で表示・印刷されない
 ・プリンターのデバイスフォントに文字がないため、「■(=)」に化けてしまい正しく印刷されない
 ・プリンターの機種により印刷の字形が異なり、正しく印刷されない
などの課題があります。
 また、正しく印刷するために、外字の登録を行う場合、膨大な時間やコストが発生すると共に、システム間の情報交換の阻害要因になります。

 「SVF Font Manager」は、デバイスやOSから帳票出力に必要なフォントの管理と配布を行うことで、環境に依存せず、将来の文字規格の変更に左右されることがない入出力環境の構築を実現します。
 加えて、「SVF Font Manager」は、経済産業省が推進する文字情報基盤整備事業の中で公開された、戸籍統一文字や住民基本台帳統一文字を網羅した、約6万文字を収録したIPAmj 明朝フォントと画数などの文字情報を基本とし開発をしました。
 国民ID制度やマイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の取り組みが進む中、IPAmj明朝を利用した文字情報基盤の構築をサポートし、「SVF」の帳票基盤とIPAmj明朝に含まれるIVS(異体字)や外字による帳票出力に対応することで、各行政機関と民間企業での電子連携を含めた「文字」の問題に対応します。

■「SVF Font Manager」の特長
・フォント、外字フォント、文字コード変換テーブル、IME辞書のクライアント端末への配信を行うことで文字情報を総合的に管理できます。
・プリンターへのフォント配信により動的なフォント更新・異体字の管理が可能となります。SVF帳票サーバーとPostScriptプリンターの双方に同一フォントの配信を行い、印刷の際には、帳票サーバーからプリンターにはグリフID(字形ID)のみを送信します。このため、フォント埋め込みよりも軽量化された印刷データが送信されます。
・外字を含むフォントの管理/配信が可能になります。外字管理支援機能もオプションとして提供を予定しており、字形の検索では10万7千もの文字形を収録した字形データベースを検索することで、内字の外字登録や外字の二重登録を防ぐことが可能になります。配信機能との組み合わせで外字フォントを即時にクライアント端末へ配布することが可能です。

 なお、ウイングアーク1stは、文字情報の確実な保全と相互運用が可能なIT環境への取り組みを推進する、文字情報技術促進協議会に加盟し、IVS対応製品として「SVF」を登録しています。

■文字情報技術促進協議会   
http://citpc.jp/

「SVF Font Manager」の詳細については下記URLをご参照ください。 
http://www.wingarc.com/product/svf/lineup/font.html

本発表にあたり文字情報技術促進協議会様よりエンドースメントを頂戴しています。
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文字情報技術促進協議会は、帳票のフォント運用を管理する「SVF Font Manager」の発表を歓迎いたします。文字情報技術促進協議会は、外字を排し標準化された文字情報による相互運用性向上の為の活動を行っています。特に行政システムで使用される文字については、文字情報基盤を中心に標準化された文字を使用する事が重要となります。「SVF Font Manager」は、文字情報基盤に対応し、その構築をサポートすることで、文字情報交換における相互運用性の向上に寄与するものと確信しております。文字情報技術促進協議会は、ウイングアーク1stと連携し、書き手と読み手が同じ文字を見ている事を保証できる世界の実現に努めてまいります。
                                                             文字情報技術促進協議会
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*外字・・・それぞれ利用しているITシステムにおいて、標準でコードが存在しない文字のこと。外字を扱う際、多くは外字エディターなどを用いて字形を作成・定義し、システムに個別に登録する。その外字を登録した特定のシステムでしか正しく扱うことができないという課題がある。


<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社  
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1  渋谷インフォスタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301  E-mail:tsales@wingarc.com

※ウイングアーク1stの「わっとちゃん」が日々の出来事を発信しております。
Facebook:http://www.facebook.com/wingarc
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

ウイングアーク1st株式会社
商号
ウイングアーク1st株式会社(ウイングアークファーストカブシキガイシャ)
代表者
田中 潤(タナカ ジュン)
所在地
〒106-0032
東京都港区六本木 六本木グランドタワー
TEL
03-5962-7300
業種
ソフトウエア
上場先
東証一部
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.wingarc.com/
IR情報
https://ir.wingarc.com/
公式ブログ
https://note.wingarc.com/
  • 公式twitter
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