※当資料は、米国研究製薬工業協会米国本部が、現地時間2015年4月16日に発表した報道資料の抄訳を日本でまとめたものです。
ワシントンD.C.2015年4月16日:Merck & Co., Inc.(米メルク社)の会長兼CEOであるケネスC.フレージャーが、米国研究製薬工業協会(PhRMA:Pharmaceutical Research and Manufacturers of America)の理事会会長に選任されました。また、ジョン・J・カステラニ 理事長兼CEOは、2016年1月1日付の退任を理事会で表明しました。
PhRMA新役員を選任
フレージャーは、前PhRMA会長のイアンC. リード ファイザー社 会長兼CEOの後任となることが予定されていました。また、バイオジェン社CEOのジョージ・A・スキャンゴスがPhRMA次期会長に、ジョンソン・エンド・ジョンソンファーマシューティカルズ、ワールドワイド・チェアマンのホアキン・デュアトが理事会財務担当責任者に選任されました。
現理事長のカステラニは次のように述べています。「PhRMAは、大いなる喜びをもってフレージャーを会長として迎えることとなりました。また、昨年1年間に測り知れない貢献をしてくれたリードに対しては、お礼と感謝の気持ちでいっぱいです。命を脅かす疾患と闘うことに対してより狙いを定めた革新的な新薬の研究開発への会員企業からの投資は、この数年間にかつてないほどまでに増大しました。バイオ医薬品研究業界において証明済みのフレージャーの指導力と豊かな経験は、PhRMAと会員企業にとってかけがえのない財産となることでしょう」。
フレージャーは2011年に米メルクの会長兼CEOに就任するまで、同社社長として3つの主要部門(医薬品事業、製造、研究開発)を統括していました。また、2007年から2010年にかけては医薬品事業の統括責任者、1999年から2007年までは法務、広報およびメルク財団を統括しました。
1992年、米メルク社に入社する以前のフレージャーは、フィラデルフィアのドリンカー・ビドル・アンド・リース法律事務所のパートナーを務めていました。現在はPhRMAでの役職に加えて、ウェイル・コーネル大学大学院医学系研究科・医学部、エクソンモービル社、ペンシルベニア州立大学、フィラデルフィアのコーナーストーン・クリスチャン・アカデミーの取締役を兼任しています。また、ペンシルベニア州立大学で学士号、ハーバード・ロースクールで法学博士号を取得しています。
「私たちの業界は、緊急を要する困難な医学的課題に取り組む体制を確立すべく、最も有望な科学的躍進の成果を有意義な治療法として結実させることを目指して努力している段階にあると言えるでしょう。現在病気で苦しんでいる患者さんに治癒をもたらし未来の希望へと導くために、私たちは全力で取り組んでいきます」と、フレージャーは述べています。
続けてフレージャーは「患者さんを念頭に置いた発明と革新の推進という課題は、私が誇りを持ってその代表を務める医薬品業界の命題です。新しい役職は光栄であり、スキャンゴスとデュアトの新しい役職についても祝辞を述べたいと思います。私たちは、ヘルスケアに携わる全てのステークホルダーと協力し、すべての人々に有益で持続可能な価値あるヘルスケア・システムを構築するための政策環境を創出する所存です」と述べています。
スキャンゴスは2010年6月にバイオジェン社CEOに就任。それ以前は、1996年10月からエクセリクシス社にて社長兼CEOを務めました。1987年から1996年まで、バイエル社R&D部門シニア・バイス・プレジデントを務めた他、バイエル・バイオテクノロジー社の社長としてバイエル社の遺伝子組み換え医薬品の研究開発、事業開発、プロセス開発、製造、エンジニアリング、品質保証を手掛けるなど、様々な役職を歴任。バイエル入社以前は、ジョンズ・ホプキンス大学で生物学の教授職にありました。コーネル大学にて生物学の学士号、マサチューセッツ大学で博士号を取得しています。
スキャンゴスは次のように述べています。「科学が加速度的な進歩を遂げ、疾患の生物学的理解も深まる中、最先端技術を活用することで、世界でも治療がきわめて困難とされる病気の治療法開発に着実な進歩が生まれてきています。科学的発見を治療法としていち早く結実させ、患者さんの元へ届けること、さらには、そうした治療法を通じてより生産的で豊かな社会づくりに貢献すること、まさにこうしたビジョンを実現するための創造的な政策アプローチと課題解決が求められているのです」。
ワシントンD.C.2015年4月16日:Merck & Co., Inc.(米メルク社)の会長兼CEOであるケネスC.フレージャーが、米国研究製薬工業協会(PhRMA:Pharmaceutical Research and Manufacturers of America)の理事会会長に選任されました。また、ジョン・J・カステラニ 理事長兼CEOは、2016年1月1日付の退任を理事会で表明しました。
PhRMA新役員を選任
フレージャーは、前PhRMA会長のイアンC. リード ファイザー社 会長兼CEOの後任となることが予定されていました。また、バイオジェン社CEOのジョージ・A・スキャンゴスがPhRMA次期会長に、ジョンソン・エンド・ジョンソンファーマシューティカルズ、ワールドワイド・チェアマンのホアキン・デュアトが理事会財務担当責任者に選任されました。
現理事長のカステラニは次のように述べています。「PhRMAは、大いなる喜びをもってフレージャーを会長として迎えることとなりました。また、昨年1年間に測り知れない貢献をしてくれたリードに対しては、お礼と感謝の気持ちでいっぱいです。命を脅かす疾患と闘うことに対してより狙いを定めた革新的な新薬の研究開発への会員企業からの投資は、この数年間にかつてないほどまでに増大しました。バイオ医薬品研究業界において証明済みのフレージャーの指導力と豊かな経験は、PhRMAと会員企業にとってかけがえのない財産となることでしょう」。
フレージャーは2011年に米メルクの会長兼CEOに就任するまで、同社社長として3つの主要部門(医薬品事業、製造、研究開発)を統括していました。また、2007年から2010年にかけては医薬品事業の統括責任者、1999年から2007年までは法務、広報およびメルク財団を統括しました。
1992年、米メルク社に入社する以前のフレージャーは、フィラデルフィアのドリンカー・ビドル・アンド・リース法律事務所のパートナーを務めていました。現在はPhRMAでの役職に加えて、ウェイル・コーネル大学大学院医学系研究科・医学部、エクソンモービル社、ペンシルベニア州立大学、フィラデルフィアのコーナーストーン・クリスチャン・アカデミーの取締役を兼任しています。また、ペンシルベニア州立大学で学士号、ハーバード・ロースクールで法学博士号を取得しています。
「私たちの業界は、緊急を要する困難な医学的課題に取り組む体制を確立すべく、最も有望な科学的躍進の成果を有意義な治療法として結実させることを目指して努力している段階にあると言えるでしょう。現在病気で苦しんでいる患者さんに治癒をもたらし未来の希望へと導くために、私たちは全力で取り組んでいきます」と、フレージャーは述べています。
続けてフレージャーは「患者さんを念頭に置いた発明と革新の推進という課題は、私が誇りを持ってその代表を務める医薬品業界の命題です。新しい役職は光栄であり、スキャンゴスとデュアトの新しい役職についても祝辞を述べたいと思います。私たちは、ヘルスケアに携わる全てのステークホルダーと協力し、すべての人々に有益で持続可能な価値あるヘルスケア・システムを構築するための政策環境を創出する所存です」と述べています。
スキャンゴスは2010年6月にバイオジェン社CEOに就任。それ以前は、1996年10月からエクセリクシス社にて社長兼CEOを務めました。1987年から1996年まで、バイエル社R&D部門シニア・バイス・プレジデントを務めた他、バイエル・バイオテクノロジー社の社長としてバイエル社の遺伝子組み換え医薬品の研究開発、事業開発、プロセス開発、製造、エンジニアリング、品質保証を手掛けるなど、様々な役職を歴任。バイエル入社以前は、ジョンズ・ホプキンス大学で生物学の教授職にありました。コーネル大学にて生物学の学士号、マサチューセッツ大学で博士号を取得しています。
スキャンゴスは次のように述べています。「科学が加速度的な進歩を遂げ、疾患の生物学的理解も深まる中、最先端技術を活用することで、世界でも治療がきわめて困難とされる病気の治療法開発に着実な進歩が生まれてきています。科学的発見を治療法としていち早く結実させ、患者さんの元へ届けること、さらには、そうした治療法を通じてより生産的で豊かな社会づくりに貢献すること、まさにこうしたビジョンを実現するための創造的な政策アプローチと課題解決が求められているのです」。
デュアトは、2011年1月にジョンソン・エンド・ジョンソンファーマシューティカルズ ワールドワイド チェアマン医薬品グループ、ワールドワイド・コマーシャルオペレーションズ担当カンパニーに就任。それ以前は、ジ・アメリカズ社のカンパニー・グループ会長、オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス社のカンパニー・グループチェアマンを歴任しています。1989年にジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセン・シラグ・スペインに入社し、後にヤンセン・シラグ・イタリアのマネージング・ディレクターに就任。2002年にオーソ・バイオテック・オンコロジー・フランチャイズ社の副社長として米国に転任するまでは、オーソ・バイオテック・ヨーロッパを統括しています。2005年にはオーソ・バイオテック・プロダクツL.P.の社長に任命。スペインのバレンシア出身のデュアトは、経済学の学士号の他に、バルセロナのエサデ・ビジネススクールとアリゾナ州フェニックスのサンダーバード大学にて、国際経営修士学で修士号を取得しています。
デュアトは次のように語ります。「医薬品事業の国際的展開により、世界規模の疾患をかつてないほど迅速に、より強烈に攻撃することができるようになりました。また、日々変化する疾病の本質をより深く知ることができるようになり、パイプラインの進化と拡大が促進されれば、米国および世界中の患者さんが治療という最強の武器で疾病と闘うための条件が更に整うでしょう」。
カステラニ、退任を表明
2010年9月の就任以来PhRMAを成功裏に牽引してきたカステラニが、理事長兼CEOの職を退任します。理事会においては、フレージャーがカステラニの功績に感謝の意を表しました。
フレージャーの発言は次の通り。「PhRMAの理事会を代表して、この5年間にPhRMAでゆるぎない指導力を発揮してくれたカステラニに感謝したいと思います。バイオ医薬品研究企業の代表として、また私たちがサービスを提供している世界中の何百万もの患者さんにとって、彼は力強い提唱者であり続けました。カステラニの指導の下PhRMAは、生命を救う治療薬の持続的開発を促す環境を守り強化するため、また、より健康に長生きするために必要な医薬品を患者さんが手に入れやすくするため、努力を惜しむことなく働いてきたのです」
「カステラニの指導力があったからこそ、今日PhRMAはワシントンにおいて強くゆるぎない地位を得ていると言えるでしょう。彼の尽力に心から感謝するとともに、退任に際して彼の今後の幸運を祈りたいと思います」。
カステラニの後継者選びについてフレージャーは、PhRMA理事会の指名および報酬委員会が主導する形で直ちに着手することを発表。後任者探しを引き続き担当するのは、コーン・フェリー社。
フレージャーは次のように述べています。「カステラニの在任中は優秀な経営に彩られていましたが、このような形でその彼の引退を発表するということは、引き継ぎも順調に進むという自信の表れと受け取っていただいて構いません。理事会は、ジョンおよびその他のPhRMA上級管理職チームと一丸となり、この機会に経営の継続性を確実なものとする所存です」。
カステラニは最後に語ります。「この5年間に職責を果たせたことは、私にとって名誉の極みでした。バイオ医薬品研究企業を代表するという重責は、私の生涯で最もやりがいのある経験の一つでしたし、患者さんの生活改善のためにメンバーのみんなが日々努力し取り組んできた素晴らしい成果を本当に誇りに思います。フレージャーを始めとする理事メンバーの偉大なるリーダーシップ、またPhRMAおよび加盟企業の使命に尽力している勤勉で才能豊かで献身的な精鋭の存在がある以上、PhRMAは今後も安泰であると言えるでしょう」。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業を代表する団体です。加盟企業は新薬の発見・開発を通じて、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では6000億ドル以上に達し、2014年単独でも推定で512億ドルになりました。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)東京オフィス
PhRMA東京オフィスは、米国の研究開発志向型製薬企業の日本法人で構成されており、画期的新薬が開発できる環境や患者さん中心の医療制度の確立に向けて25年以上に渡って活動を続けています。加盟企業は、アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社、アッヴィ合同会社、MSD株式会社、セルジーン株式会社、日本イーライリリー株式会社、バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社、ファイザー株式会社、ブリストル・マイヤーズ株式会社、ムンディファーマ株式会社、ヤンセンファーマ株式会社(五十音順)の10社です。
・PhRMA東京オフィスホームページ http://www.phrma-jp.org
・PhRMAホームページ http://www.phrma.org
【本件に関するお問い合わせ】
米国研究製薬工業協会(PhRMA)広報事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
TEL:03-3291-0118
FAX:03-3291-0223
E-mail:phrma_pr@jc-inc.co.jp
〒101-0065 東京都千代田区西神田1-3-6 ウエタケビル4F
デュアトは次のように語ります。「医薬品事業の国際的展開により、世界規模の疾患をかつてないほど迅速に、より強烈に攻撃することができるようになりました。また、日々変化する疾病の本質をより深く知ることができるようになり、パイプラインの進化と拡大が促進されれば、米国および世界中の患者さんが治療という最強の武器で疾病と闘うための条件が更に整うでしょう」。
カステラニ、退任を表明
2010年9月の就任以来PhRMAを成功裏に牽引してきたカステラニが、理事長兼CEOの職を退任します。理事会においては、フレージャーがカステラニの功績に感謝の意を表しました。
フレージャーの発言は次の通り。「PhRMAの理事会を代表して、この5年間にPhRMAでゆるぎない指導力を発揮してくれたカステラニに感謝したいと思います。バイオ医薬品研究企業の代表として、また私たちがサービスを提供している世界中の何百万もの患者さんにとって、彼は力強い提唱者であり続けました。カステラニの指導の下PhRMAは、生命を救う治療薬の持続的開発を促す環境を守り強化するため、また、より健康に長生きするために必要な医薬品を患者さんが手に入れやすくするため、努力を惜しむことなく働いてきたのです」
「カステラニの指導力があったからこそ、今日PhRMAはワシントンにおいて強くゆるぎない地位を得ていると言えるでしょう。彼の尽力に心から感謝するとともに、退任に際して彼の今後の幸運を祈りたいと思います」。
カステラニの後継者選びについてフレージャーは、PhRMA理事会の指名および報酬委員会が主導する形で直ちに着手することを発表。後任者探しを引き続き担当するのは、コーン・フェリー社。
フレージャーは次のように述べています。「カステラニの在任中は優秀な経営に彩られていましたが、このような形でその彼の引退を発表するということは、引き継ぎも順調に進むという自信の表れと受け取っていただいて構いません。理事会は、ジョンおよびその他のPhRMA上級管理職チームと一丸となり、この機会に経営の継続性を確実なものとする所存です」。
カステラニは最後に語ります。「この5年間に職責を果たせたことは、私にとって名誉の極みでした。バイオ医薬品研究企業を代表するという重責は、私の生涯で最もやりがいのある経験の一つでしたし、患者さんの生活改善のためにメンバーのみんなが日々努力し取り組んできた素晴らしい成果を本当に誇りに思います。フレージャーを始めとする理事メンバーの偉大なるリーダーシップ、またPhRMAおよび加盟企業の使命に尽力している勤勉で才能豊かで献身的な精鋭の存在がある以上、PhRMAは今後も安泰であると言えるでしょう」。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業を代表する団体です。加盟企業は新薬の発見・開発を通じて、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では6000億ドル以上に達し、2014年単独でも推定で512億ドルになりました。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)東京オフィス
PhRMA東京オフィスは、米国の研究開発志向型製薬企業の日本法人で構成されており、画期的新薬が開発できる環境や患者さん中心の医療制度の確立に向けて25年以上に渡って活動を続けています。加盟企業は、アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社、アッヴィ合同会社、MSD株式会社、セルジーン株式会社、日本イーライリリー株式会社、バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社、ファイザー株式会社、ブリストル・マイヤーズ株式会社、ムンディファーマ株式会社、ヤンセンファーマ株式会社(五十音順)の10社です。
・PhRMA東京オフィスホームページ http://www.phrma-jp.org
・PhRMAホームページ http://www.phrma.org
【本件に関するお問い合わせ】
米国研究製薬工業協会(PhRMA)広報事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
TEL:03-3291-0118
FAX:03-3291-0223
E-mail:phrma_pr@jc-inc.co.jp
〒101-0065 東京都千代田区西神田1-3-6 ウエタケビル4F