モデナ発― 4月13日から17日開催の世界最大規模の産業見本市「ハノーバー・メッセ2015」でドイツ大手の電機メーカー・シーメンス デジタリゼーションフォーラムにおいて、マセラティ初のEセグメント エグゼクティブ サルーン「マセラティ ギブリ」が特別展示され、来場者の注目を集めました。
見本市の初日、マセラティとシーメンスはこの特別な日を記念して、“ギブリ デジタリゼーションショーケース”を披露しました。これはリアルコンポーネントとバーチャルコンポーネントの間の相互作用をギブリがどれだけ明確に表現できるのかといったことを製品側のデータと生産ライン設備側のデータによる“デジタル ツイン”と一緒に紹介するもので、製造現場におけるインタラクティブなデジタル化がそのテーマです。
2015年度の見本市は、数種類の主なテーマの中でも、産業オートメーションと情報テクノロジーが中心テーマであり、製造現場のデジタル化にフォーカスしている点が特徴です。シーメンスはこの分野で最高峰に位置する企業であり、産業用ソフトウェアおよび自動化ソリューションのサプライヤーとしてマセラティの生産現場をサポートしています。
ハノーバーで紹介する技術は、どれも自動車およびテクノロジーに強い関心を抱く人々やオートメーションの専門家を対象としたものであり、マセラティの新工場ではこうしたデジタル化が日常的に数多く見られるようになっています。マセラティはトリノに近いグルリアスコに最先端の生産工場を2012年に建設し、2013年に操業開始、現在「ギブリ」と「クアトロポルテ」の生産を行っています。
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