2015年 4月 9日
不良セクタを危険予知いたしまして、壊れかけドライブを守りつつデータを復旧するデータ復旧機能(不良セクタ危険予知)について、2015年4月8日にリリースいたしました「Build:2249 不良セクタ危険予知版_二段階解析対応」より追加いたしました。
追加された機能について:
ファイル構造の階層が深くなりますと、ドライブにその負担を要求いたします。
正常なドライブならば問題ありませんが、壊れかけとなりますと、事情が変わってきます。
よく伺う話といたしまして、「ファイルが見えていたのに、異音が出始めて、復旧できなかった・・」というケースの要因は、ファイルシステムがファイル構造を分析するためのデータ(メタデータ)へのアクセス時に、ドライブの状態を大きく変える(悪化させる)危険な不良セクタに当たってしまい、ヘッド先端を吹き飛ばしてしまったからです。
ファイルの階層を辿るには、メタデータを読み出すことになります。
そして、メタデータへのアクセス頻度は普段から高い傾向となるため、この部分より破損(不良セクタ化)する可能性が高くなります。
それゆえに、それらリスクが高い部分へのアクセスには慎重になる必要があります。
これを、新たに投入いたしました不良セクタ危険予知により自動回避させ、安全にスキャンできる見込みとなりました。
また、インストール不要版にも対応いたしまして、インストールせずにデータ復旧機能を実行する事もできます。
ソフトウェアダウンロード:
https://www.iuec.co.jp/fromhddtossd2s/v2_0_dl.html
操作方法(例:物理障害軽度からのデータ復旧):
https://www.iuec.co.jp/fromhddtossd2s/recovery_phy1_to_file.html
IUECデータソリューションセンターについて:
IUECデータソリューションセンターは、データ復旧技術を常に開発、いつでも最適なドライブ検査・S.M.A.R.T.故障予測・データ復旧を選択できる環境をリードしてまいります。データソリューションセンターのデータ復旧技術は、多くのパートナー様をはじめ、各法人様から個人様まで、フリーより幅広く展開しております。詳細については、https://www.iuec.co.jp/をご覧ください。
専門用語について:
■ ファイルシステム
データの格納順序を決めるアルゴリズムを示します。
これにより、データ構造をハードディスクやSSD、USBメモリ上に展開する事ができまして、ファイル・フォルダを読み書きすることができます。
■ メタデータ
データを管理するためのデータを示します。
すなわち、ここではファイルシステム自身のデータを示します。
■ セクタ
データを読み書きする最小単位を示します。主流は512バイトと4096バイトです。
最小単位となりますので、保管されるデータ量が10バイトでも、1セクタ分の512バイト(4096バイト)を使うことになります。
※ ファイルシステムは、さらに大きなクラスタ(セクタを複数集めた最小単位)と呼ばれる単位で、各データを処理しております。
■ 不良セクタ
正常にデータが記録できなくなったセクタを示します。
■ データ復旧
壊れたドライブからデータを取り出す技術を示します。
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社IUEC データソリューションセンター
データ復旧事業部 担当:矢野
TEL :03-3901-8847
FAX :03-3901-8867
E-mail :yano@iuec.co.jp
会社概要:https://www.iuec.co.jp/detail/
不良セクタを危険予知いたしまして、壊れかけドライブを守りつつデータを復旧するデータ復旧機能(不良セクタ危険予知)について、2015年4月8日にリリースいたしました「Build:2249 不良セクタ危険予知版_二段階解析対応」より追加いたしました。
追加された機能について:
ファイル構造の階層が深くなりますと、ドライブにその負担を要求いたします。
正常なドライブならば問題ありませんが、壊れかけとなりますと、事情が変わってきます。
よく伺う話といたしまして、「ファイルが見えていたのに、異音が出始めて、復旧できなかった・・」というケースの要因は、ファイルシステムがファイル構造を分析するためのデータ(メタデータ)へのアクセス時に、ドライブの状態を大きく変える(悪化させる)危険な不良セクタに当たってしまい、ヘッド先端を吹き飛ばしてしまったからです。
ファイルの階層を辿るには、メタデータを読み出すことになります。
そして、メタデータへのアクセス頻度は普段から高い傾向となるため、この部分より破損(不良セクタ化)する可能性が高くなります。
それゆえに、それらリスクが高い部分へのアクセスには慎重になる必要があります。
これを、新たに投入いたしました不良セクタ危険予知により自動回避させ、安全にスキャンできる見込みとなりました。
また、インストール不要版にも対応いたしまして、インストールせずにデータ復旧機能を実行する事もできます。
ソフトウェアダウンロード:
https://www.iuec.co.jp/fromhddtossd2s/v2_0_dl.html
操作方法(例:物理障害軽度からのデータ復旧):
https://www.iuec.co.jp/fromhddtossd2s/recovery_phy1_to_file.html
IUECデータソリューションセンターについて:
IUECデータソリューションセンターは、データ復旧技術を常に開発、いつでも最適なドライブ検査・S.M.A.R.T.故障予測・データ復旧を選択できる環境をリードしてまいります。データソリューションセンターのデータ復旧技術は、多くのパートナー様をはじめ、各法人様から個人様まで、フリーより幅広く展開しております。詳細については、https://www.iuec.co.jp/をご覧ください。
専門用語について:
■ ファイルシステム
データの格納順序を決めるアルゴリズムを示します。
これにより、データ構造をハードディスクやSSD、USBメモリ上に展開する事ができまして、ファイル・フォルダを読み書きすることができます。
■ メタデータ
データを管理するためのデータを示します。
すなわち、ここではファイルシステム自身のデータを示します。
■ セクタ
データを読み書きする最小単位を示します。主流は512バイトと4096バイトです。
最小単位となりますので、保管されるデータ量が10バイトでも、1セクタ分の512バイト(4096バイト)を使うことになります。
※ ファイルシステムは、さらに大きなクラスタ(セクタを複数集めた最小単位)と呼ばれる単位で、各データを処理しております。
■ 不良セクタ
正常にデータが記録できなくなったセクタを示します。
■ データ復旧
壊れたドライブからデータを取り出す技術を示します。
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社IUEC データソリューションセンター
データ復旧事業部 担当:矢野
TEL :03-3901-8847
FAX :03-3901-8867
E-mail :yano@iuec.co.jp
会社概要:https://www.iuec.co.jp/detail/