ビッグデータ基盤事業とIoT(*1)事業を手がける株式会社インフォコーパス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鈴木潤一、以下、インフォコーパス)は、ローム株式会社(*2)(以下、ローム)から同社製センサーの機能・性能等のプロファイル情報の提供を受け、これらを自社IoTサービスプラットフォームSensorCorpus(センサーコーパス)(*3)のデータベースに登録しました。
インフォコーパスは 2014年以来、クラウドベースの簡単・安価・セキュアなIoTサービスプラットフォームSensorCorpusを開発し、サービスの運用を行ってきました。現在は、大手のデバイスメーカー、機器メーカー、エレクトロニクス商社等、複数のお客様のIoTソリューションに組み込まれ、稼働しています。
今回インフォコーパスでは、ローム社製センサーのプロファイル情報を、SensorCorpusのデータベースに格納いたしました。具体的に提供を受けた情報は、センサー製品名、測定対象(温度、加速度など)、単位(°C、m/s2など)、測定可能範囲等の情報です。
SensorCorpusがあらかじめこれらのセンサー・プロファイル情報を持つことにより、利用者の皆様は、様々な利便性を得ることができます。
第一に、SensorCorpusとの接続が今まで以上に簡単になります。従来はセンサーを登録する際に、製品名以外にも、測定対象の種類や測定単位等、様々な情報を入力する必要がありました。今後は、センサーの接続にあたって、製品名を入力するか製品リストから選択するだけで済み、入力が簡略化できます。
第二に、データの可視化にあたって、センサーの仕様に合わせた適切なダッシュボードを選択できるようになります。グラフの単位、測定範囲、粒度等をクラウドが自動判定することで、最適なメーターやグラフを推奨したり、絞り込んだりすることが容易になります。
第三に、SensorCorpus上で、用途に合わせてさまざまな種類のセンサーを検索し、組み合わせることが簡単に行えるようになります。設置環境に合った実績のあるセンサーの組み合わせなどをレコメンドすることで、例えば農業向けなら、A温度センサーとB日照のセンサーを組み合わせるといった、センサー利用者の視点での情報提供を実現することができます。
インフォコーパスでは、これらのプロファイルを利用した機能を、2015年6月末にリリース予定のSensorCorpus Enterprise に、順次、搭載していきます。
さらにインフォコーパスでは、これらセンサー・プロファイリングのインタフェースの公開や国際標準化を積極的に推進してまいります。第一弾として、本年4月10日、バッテリーレス無線発信技術の国際規格団体であるEnOcean Alliance(*4)において、本プロファイリング技術の発表を行います。
今後ともインフォコーパスでは、センサー・プロファイリングを推進することにより、IoTの普及・拡大に貢献してまいります。
(*1) IoT:Internet of Thingsの略。モノのインターネット。コンピュータなどの情報機器だけでなく、全てのモノにセンサーと通信機能が実装され、インターネットを介して情報交換や制御ができる仕組みを指す。類似した概念にM2M(Machine to Machine)等がある。
(*2) SensorCorpus:株式会社インフォコーパスが開発した、簡単・安価・セキュアなIoTサービスプラットフォーム。利用者は、センサーのデータをクラウド上にあるプラットフォームに送信し、蓄積し、ビジュアル表示・閲覧、ダウンロード等を行えるほか、センサー、ゲートウェイ等の認証や管理を行うことも可能。最先端のNoSQL技術をベースに構築。
(*3) ローム株式会社:京都市右京区に本社を置く大手電子部品メーカー。東証上場、証券コード6963。
(*4) EnOcean Alliance:バッテリーレス無線発信技術の特許を持つ国際規格団体。ドイツに本社があり、全世界から350社以上の企業が参加している。日本ではローム株式会社が主幹メンバーであるプロモーターを務めており、インフォコーパスはアソシエート・メンバーになっている。
【株式会社インフォコーパス】
インフォコーパスは、今後予想される多種多様なデータを蓄積し、また容易に利用できる先端のインフラ・アーキテクチャーを提供することで、データ活用時代の新しい知の創造と産業・生活・文化の基盤を支えてまいります。
http://infocorpus.co.jp
【本件に関するお問い合わせ】
担当:近藤
Tel : 03-6416-1365
Email : contact@infocorpus.co.jp
インフォコーパスは 2014年以来、クラウドベースの簡単・安価・セキュアなIoTサービスプラットフォームSensorCorpusを開発し、サービスの運用を行ってきました。現在は、大手のデバイスメーカー、機器メーカー、エレクトロニクス商社等、複数のお客様のIoTソリューションに組み込まれ、稼働しています。
今回インフォコーパスでは、ローム社製センサーのプロファイル情報を、SensorCorpusのデータベースに格納いたしました。具体的に提供を受けた情報は、センサー製品名、測定対象(温度、加速度など)、単位(°C、m/s2など)、測定可能範囲等の情報です。
SensorCorpusがあらかじめこれらのセンサー・プロファイル情報を持つことにより、利用者の皆様は、様々な利便性を得ることができます。
第一に、SensorCorpusとの接続が今まで以上に簡単になります。従来はセンサーを登録する際に、製品名以外にも、測定対象の種類や測定単位等、様々な情報を入力する必要がありました。今後は、センサーの接続にあたって、製品名を入力するか製品リストから選択するだけで済み、入力が簡略化できます。
第二に、データの可視化にあたって、センサーの仕様に合わせた適切なダッシュボードを選択できるようになります。グラフの単位、測定範囲、粒度等をクラウドが自動判定することで、最適なメーターやグラフを推奨したり、絞り込んだりすることが容易になります。
第三に、SensorCorpus上で、用途に合わせてさまざまな種類のセンサーを検索し、組み合わせることが簡単に行えるようになります。設置環境に合った実績のあるセンサーの組み合わせなどをレコメンドすることで、例えば農業向けなら、A温度センサーとB日照のセンサーを組み合わせるといった、センサー利用者の視点での情報提供を実現することができます。
インフォコーパスでは、これらのプロファイルを利用した機能を、2015年6月末にリリース予定のSensorCorpus Enterprise に、順次、搭載していきます。
さらにインフォコーパスでは、これらセンサー・プロファイリングのインタフェースの公開や国際標準化を積極的に推進してまいります。第一弾として、本年4月10日、バッテリーレス無線発信技術の国際規格団体であるEnOcean Alliance(*4)において、本プロファイリング技術の発表を行います。
今後ともインフォコーパスでは、センサー・プロファイリングを推進することにより、IoTの普及・拡大に貢献してまいります。
(*1) IoT:Internet of Thingsの略。モノのインターネット。コンピュータなどの情報機器だけでなく、全てのモノにセンサーと通信機能が実装され、インターネットを介して情報交換や制御ができる仕組みを指す。類似した概念にM2M(Machine to Machine)等がある。
(*2) SensorCorpus:株式会社インフォコーパスが開発した、簡単・安価・セキュアなIoTサービスプラットフォーム。利用者は、センサーのデータをクラウド上にあるプラットフォームに送信し、蓄積し、ビジュアル表示・閲覧、ダウンロード等を行えるほか、センサー、ゲートウェイ等の認証や管理を行うことも可能。最先端のNoSQL技術をベースに構築。
(*3) ローム株式会社:京都市右京区に本社を置く大手電子部品メーカー。東証上場、証券コード6963。
(*4) EnOcean Alliance:バッテリーレス無線発信技術の特許を持つ国際規格団体。ドイツに本社があり、全世界から350社以上の企業が参加している。日本ではローム株式会社が主幹メンバーであるプロモーターを務めており、インフォコーパスはアソシエート・メンバーになっている。
【株式会社インフォコーパス】
インフォコーパスは、今後予想される多種多様なデータを蓄積し、また容易に利用できる先端のインフラ・アーキテクチャーを提供することで、データ活用時代の新しい知の創造と産業・生活・文化の基盤を支えてまいります。
http://infocorpus.co.jp
【本件に関するお問い合わせ】
担当:近藤
Tel : 03-6416-1365
Email : contact@infocorpus.co.jp