ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、オフィス家具、文具・事務用品等の製造・販売を手掛ける、プラス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 今泉 公二)のステーショナリーカンパニーが、システム刷新を機にBI基盤を構築し、「Dr.Sum EA」を採用したことを、本日お知らせします。
同社は、「Dr.Sum EA」をクラウド環境「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」へ移行し、管理や保守の運用負担も軽減させています。
【プラス ステーショナリーカンパニーについて】
プラスのステーショナリーカンパニーは、文具事務用品等の開発・製造・販売を事業とし、常に斬新でユニークな製品・サービスを提供しています。また、日本をはじめベトナムや上海など東南アジアにおける製造・販売も積極的に展開しています。
【導入の背景】
プラスのステーショナリーカンパニーでは、IT部門がMicrosoft Accessで作成した帳票やレポートを印刷し、営業、マーケティング、製造などのユーザー部門への情報提供を配布していました。2009年に組織統合に伴うシステム刷新を機に、IT部門の負荷軽減と、数字の分析と情報共有を目的に、BI基盤の構築を検討。BIツールの選定では、高度で専門的な知識を習得する必要性が少ない点と、利用者数に左右されないラインセンス体系であることを重視し「Dr.Sum EA」の採用を決定しました。
【導入の効果】
ユーザー部門が、把握したいタイミングで正確な数字を確認できる環境が確立されたことにより、「漏れのない運用」が実現できました。マーケティング担当者の業務は従来の実績による「確認」から「分析」に変わり、「Dr.Sum EA」は「こうやって分析したら新しい発見があるのでは?」という“気づき”を与え、マーケティング担当者のひらめきやセンスを支援しています。
また、「Dr.Sum EA」の運用開始から3年経過した2013年、ハードウェアの更改をきっかけに自社による「Dr.Sum EA」の運用環境を、クラウド環境である「AWS」に移行しました。トラブルが発生し障害を特定しなければならない場合でも、ハードウェアを調査対象から外すことが可能になるなど、ハードウェアの運用・保守が軽減されました。
同社では、基幹システムの情報を分析するだけでなく、営業やマーケティング、カスタマーサービスで得た情報をCSVに出力して、「Dr.Sum EA」に蓄積しています。今後、現場でのさらなる情報活用を実現するために、業務に関する全データを「Dr.Sum EA」に集約し、蓄積された10年分のデータを有効に活用していくことを検討しています。
<プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー マーケティング本部 日名子 康介様のコメント>
「マーケティング担当者は、新製品の売り上げ、金額、個数、商品カテゴリー、サイズ、色や柄、エリア特性、単品・パック売りの差、販売チャネルによる違いなど、細かく比較・分析します。レポートの作り方は担当者それぞれですが、Dr.Sum EAがなかったら、ここまで体系立ったレポートを作ることはできなかったと思います。データに基づいて販売状況の特性を分析できるようになり、実績の『確認』から『分析』へと業務が変わったと感じています」
<プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー 管理本部 IT戦略室 マネージャー 政井 仁人様のコメント>
「IT担当として『ユーザーが本当に欲しいものは何か』を常に考え続けるのが我々の役割です。ITの部門のレポーティング業務が軽減され、業務をより良くするための新たな企画立案などに注力できるようになりました」
■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=172
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
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