2015年02月27日 16:00

ソーシャルビジネスグランプリ2015冬が開催! 社会起業家グランプリに山城裕之氏、 共感大賞に水野司氏が決定!

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ソーシャルビジネスグランプリ2015冬開催(2月21日)! 社会起業家部門グランプリに、山城 裕之(やましろひろゆき)氏、共感大賞は水野 司(みずのつかさ)氏が受賞決定!

【ソーシャルビジネスグランプリ 2015冬 社会起業家部門グランプリ決定!】
日本初、社会起業家の育成を目的に 2010 年 4 月に開校したビジネススクール 「社会起業大学」(http://socialvalue.jp/)(運営:リソウル株式会社、住所: 東京都千代田区麹町、代表取締役:田中勇一)は、2015年2月21日に社会起業家の誕生イベント「ソーシャルビジネスグランプリ 2015冬」を東京都港区のニッショーホールにて開催いたしました。 当イベントは、全国から、多くのソーシャルビジネスプランを募り、事前審査を突破した 5名のファイナリストがプ レゼンテーションを行い、各賞を決定・発表するものです。各方面の見識者による審査と来場の 350名の観覧者のみなさまにその実現性を問う公開式で行われました。

【結果発表】
  社会起業家部門グランプリ  山城裕之氏
  テーマ: 総合格闘技 世界最強の日本人を育成するビジネス ~格闘技フランチャイズビジネス~

  共感大賞 水野 司氏
  テーマ: 社会が良くなることに お金が回る世界の実現へ~投資で社会が良くなる仕組み

「お世話になった格闘技業界に恩返ししたい」という、強い原体験を持ち、実際に社内ベンチャーで事業の具体化を進めている山城氏がグランプリを受賞。先に受賞決定した政治起業家部門グランプリの堀潤氏と喜びを分かち合いました。水野氏は会場の参加者の投票により、次点と大差をつけての受賞でした。



【山城裕之氏 プレゼンテーション概要】
日本のプロスポーツ界での格闘家の位置づけは低く、競技人口も減少しているのが現状です。そこで、私は「格闘技ジム フランチャイズプロジェクト」を提案いたします。「ジム経営」をフランチャイズ化することにより、引退した格闘家がジム経営に携わりやすくなります。また、慢性的な人材不足に悩む介護業界や外食サービス業界の企業に、法人加盟を提案。これにより、選手は実業団制度を利用して世界を目指すことができます。また、引退後のセカンドキャリアも準備することができます。自分が今までお世話になった格闘技の人たちに、恩返しすること。そして、世界で活躍する日本人格闘家を育成すること。必ず実現したいと思います。

【田坂広志 審査員長コメント】
2020年の東京でのオリンピック開催にむけて、日本におけるスポーツの捉え方を発信する必要性があります。「人間性を高め、磨く」という武道や、スポーツの根本的な部分にある深い思想を自身のビジネスの礎に置いていたという点、これが1点目のポイントです。
そして、2点目としてはセカンドキャリアをしっかりと考えているというところです。日本は現在、高齢化社会に突入しており、ニーズが高まることは必須です。介護ビジネスで生活を支えるということと、夢を追っていくということを結び付けている点が、今の時代に新たな視点を与えています。
2つを結び付け、ビジネスの根本において日本的な精神性を位置付けるという点に期待いたします。トータルなビジネスモデルとして、世界中が見つめるようなものに、規範を切り拓いていってもらいたいと思います。
【共感大賞 水野司さんプレゼンテーション概要】
ファンドマネージャーとして実績を積む毎日の中に、突如おきたのが東日本大震災でした。震災後、ある違和感が自分の中に芽生えました。「金融は、本当に社会のため、ひとのためになっているのだろうか?」
自分が目指すビジネスは、社会によいことにお金がまわるシステムを考えることではないかと思うようになりました。そこで資産運用と社会起業の中間を行くものがないか可能性を探り始めました。私が目指すのは、「お金に思いを込める投資ファンド」の設立です。「一人一人の社会を良くしたいとの思いが、お金という手段を通じて結びつき、この思いを込めたお金が社会に循環する」。これが当たり前になる社会の実現を目指します。

【秦 信行 審査員コメント】
高い実績を持つファンドマネジャーだった、その職を捨てて、この世界に飛び込んできたことを会場のみなさんが驚いたこと、そして新しい事業としてファンドを立ち上げることに共感を集めたのでしょう。ソーシャルビジネスグランプリでは初めての、金融ビジネスからの挑戦であることも、とても関心を集めました。
但し、実際にファンドビジネスを立ち上げることは難しい面も多いです。出資者からお金を集める時に、出資者が投資をしたお金がなくなるリスクが十分ある中で、お金以外のリターンが帰ってくることを理解してもらう必要があります。そういった困難を乗り越え、ソーシャルビジネスに新しいファンドの仕組みを作り上げていって欲しいと思います。

画像:右より 政治起業家部門グランプリ 堀潤氏/ 社会起業家部門グランプリ 山城裕之氏 共感大賞 水野司氏

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