ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、住環境製品の製造販売をしている株式会社イノアック住環境(本社:名古屋市、代表取締役:鈴木伸明)が、3ヶ月という短期間で、BI・データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」の運用を開始したことを、本日お知らせします。
【イノアック住環境について】
イノアック住環境は、健康で、快適、安全な生活環境及びオフィス環境の実現を目的に、省力施工、省エネ、耐久性といった観点から住環境製品を製造販売し、業界をリードしています。環境ソリューションカンパニーを目指す同社は、「次」を生み出すべく、住宅用製品はもとより、工場、社屋、施設、インフラ産業など、様々な生活環境作りを通じた市場拡大や、最先端の技術を生み出す研究開発、より一層の生産性向上に取り組んでいます。
【導入の背景】
イノアック住環境は、イノアックグループが2008年に全社導入したSAPで基幹業務を運用していますが、同時に導入したBIツールは以下の課題を抱えていました。
課題1:新たな分析データが必要となれば改修コストがかかるため、販売実績の分析にとどまっていた
課題2:集計処理に時間がかかる
課題3:BIツールを必要とする社員が増加したときに、ライセンス費用がかさむ
これらの課題を解決すべく、次期BIツールの選定に着手し、以下の観点で選定した結果、「Dr.Sum EA」に決定しました。
(1)ツール提案元の株式会社NTTデータ東海から定着化の支援を受けることができる
(2)集計処理を高速化するための個別チューニング作業を必要としない
(3)ユーザー数が増加してもライセンスコストが増えない
【導入の効果】
「Dr.Sum EA」の導入プロジェクトは、2014年8月からスタートし、3 ヶ月という短期間で業務現場への操作トレーニングを完了し、かつ、業務現場自らが作業して従来のBIツールで運用しているすべての集計定義を「Dr.Sum EA」に置き換えました。
ツール選定からその自立的な運用開始まで3ヶ月という短期間で可能にしたのは、業務部門が代表を選出して操作を覚え、その代表たちが所属部門に自ら展開したことにあります。NTTデータ東海が教育役に徹し、ツールの操作を覚える主体は業務現場であったことも大きな要因でした。
また、操作がわかりやすい「Dr.Sum EA」に切り替えたことにより、分析に必要なデータ抽出や集計定義作成といった作業を業務部門が自立的に行うことができるようになりました。
【今後について】
今後は、販売実績にとどまっている分析範囲を様々な業務に広げ、全社で活用できる分析基盤として「Dr.Sum EA」を活用していく予定です。
■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=170
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