日本のエコは今や、企業では横並びのCSRとイメージアップに落ち着き、消費者は省エネとリサイクルと思っている。優れたエコ素材を開発してエコ製品に利用しても、それに消費者の手は伸びてこない。
エコとは本来そういうものであろうか? コストパーフォーマンスや何かの削減量などの目に見えるメリットだけで判断されるべきものであろうか? 人間にとって製品が身近に感じられるかどうかは感性の領域である。エコ素材およびエコ製品を身近なものにするためには、コストパフォーマンス以外に、感覚や感性に基づいた領域を新たな価値として認識することが必要になっている。
エコマテリアル・フォーラムでは「質感」や「デザイン性」の持続性を示す指標として「素材の賞味期限」を提案し、気に入った製品を長く大事に使える社会システムの実現を進めたいと考えています。今回のワークショップでは、企業および消費者側からの話題提供を元に、感覚や感性に基づいた領域をも含む素材や製品の価値を議論し、“新たな価値”の創出に繋げたいと考えております。一般市民や学生さん、素材メーカーおよび製品メーカーからの積極的な参加と議論を期待しております。
エコとは本来そういうものであろうか? コストパーフォーマンスや何かの削減量などの目に見えるメリットだけで判断されるべきものであろうか? 人間にとって製品が身近に感じられるかどうかは感性の領域である。エコ素材およびエコ製品を身近なものにするためには、コストパフォーマンス以外に、感覚や感性に基づいた領域を新たな価値として認識することが必要になっている。
エコマテリアル・フォーラムでは「質感」や「デザイン性」の持続性を示す指標として「素材の賞味期限」を提案し、気に入った製品を長く大事に使える社会システムの実現を進めたいと考えています。今回のワークショップでは、企業および消費者側からの話題提供を元に、感覚や感性に基づいた領域をも含む素材や製品の価値を議論し、“新たな価値”の創出に繋げたいと考えております。一般市民や学生さん、素材メーカーおよび製品メーカーからの積極的な参加と議論を期待しております。
◆エコマテフォーラム連続企画 世界の”和”の技術としてのエコマテリアルの追求◆
第2回 エコマテリアル・フォーラム ワークショップ
「エコ素材はなぜ流行らない?エコ製品はなぜ売れない?頭でエコを捉えていないか?」
- 技術力に基づいた新たな価値の創出 -
主 催:(社)未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム
共 催:(独)物質・材料研究機構
日 時:2015年2月12日(木) 13:20 - 16:50
場 所:千代田区立日比谷図書文化館 4Fスタジオプラス(小ホール)
千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
<プログラム>
13:20~13:40 「今を読む」 エコマテリアル・フォーラム幹事長
(独)物質・材料研究機構 篠原 嘉一
13:40~14:10 「バイオプラスチックの現状と今後の展開」日本電気(株)位地 正年
14:10~14:40 「鉄鋼材料は みんな エコ素材!」 新日鐵住金(株)小野 透
14:40~15:10 「エコマテリアルとしてのアルミ」 日本軽金属(株)内藤 繁
15:10~15:20 休憩
15:20~15:50 「家電製品の樹脂リサイクルについて」 パナソニック(株)松井 卓也
15:50~16:20 「消費者の問題意識-環境教育の役割を考える-」 横浜国立大 松本 真哉
16:20~16:50 総合討論「新たな価値とは」
17:30~ 懇親会
参加費:
一般(エコマテリアル・フォーラム会員以外):無料
エコマテリアル・フォーラム団体会員 :無料
エコマテリアル・フォーラム個人会員 :無料
資料代:実費(2,000円)
※当日、会場受付にてお支払いください
懇親会:3,500円
千代田区立日比谷図書文化館 B1Fライブラリーダイニング日比谷
※当日、会場受付にてお支払いください
申込締切:2015年2月9日(月)
定 員:60名(定員に達し次第締め切らせていただきます)
お申込み方法:下記サイトよりお申込みください
http://ecomaterial.org/wg_ws_sy/ws/2015/ws150212.html
なお、この企画は、エコマテリアル・フォーラムの連続企画
「世界の"和"の技術としてのエコマテリアルの追及」の一環として取り組んでおり、
1月14日に開催されましたシンポジウム「アジアに貢献する国際資源循環への道」に続く第2弾です。
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◆ 連続企画「世界の"和"の技術としてのエコマテリアルの追及」の趣旨
エコマテリアルは1990年代から日本を中心にひろまり、今や環境配慮のない素材は時代遅れのものになろうとしています。
一方でパワー・エコノミーのなかでサステイナビリティを考慮したモノづくりが問われようとしています。
そこで、日本のモノづくりの中で培われてきた技術を中心に、エコマテリアルの経験で育んだ視点で、世界がこれから目指すべきサステイナビリティを配慮したモノづくりの技術、いうならば世界の"和"の技術として、発信していく先頭に立ちたいと思っています。
その、取り組みの一つとして、連続シンポジウム及びワークショップを企画します。
単なる聴講の場としてだけではなく、今後の方向性をめぐる議論の場にもしていきたいと思っておりますので、皆様の積極的なご参加をお願いします。
エコマテリアル・フォーラム
事務局 =========================================================
一般社団法人 未踏科学技術協会「エコマテリアル・フォーラム」
〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-10 新橋アマノヒ゛ル 6F
TEL 03-3503-4681 FAX 03-3597-0535 e-mail ecomat@sntt.or.jp