本調査は、グループ会社である全日空商事デューティーフリー株式会社(本社:千葉県成田市 代表取締役社長:海野 尚二)が運営する「ANA DUTY FREE SHOP(※2)」における顧客データ(※3)を基に、国・地域別に2013年と2014年の売上構成比や1件(※4)あたりの購入金額(以下、平均購入単価)などを調査しています。
この結果、出国エリア内の免税店において、他の国・地域と比べ中国人旅客(香港含む)の購買意欲が大変高いことが裏付けられました。
なお、2014年の国慶節(10月 ※5)の平均購入単価は、前年同時期の1.2倍以上に達していることから、国慶節と並ぶ長期休暇シーズンとなる今年の春節(2月18~24日 ※6)では、前年を上回る購入傾向が予想されます。
※1. 訪日外国人数:2014年に日本を訪れた外国人数(推計値)が1,341万3,600人だったと発表(2015年1月20日、観光庁発表)
※2. 対象店舗:成田空港第一ターミナル南ウィング出国手続き後エリア内にある旗艦店の「ANA DUTY FREE SHOP」(取扱い商品:化粧品、たばこ、香水、食品、飲料、酒類など)
※3. 比較対象期間:2013年1月1日から同年12月31日までのデータと2014年1月1日から同年12月31日まで
※4. 1件:1回の精算のこと。同一人物が2度精算した場合は2件とする
※5. 国慶節:中華人民共和国成立日(10月1日~7日)
※6. 春節:中国や台湾、韓国などの中華圏における旧暦の正月(旧正月)
■ 中国人旅客の売上金額が1年で約2倍に増加!売上全体の4割近くに
免税店の利用客が増加する中、2014年の主な国・地域別に見た売上構成比は日本が52.3%、中国が36.6%、韓国が2.2%、台湾が1.3%となりました。この中で、中国の購入件数は前年比171.3%、金額では198.4%と増加。その結果、2013年には66.2%あった日本の割合が約5割に減少し、中国は12.2pt.伸ばし全体の4割近くを占める結果となりました。
この結果、出国エリア内の免税店において、他の国・地域と比べ中国人旅客(香港含む)の購買意欲が大変高いことが裏付けられました。
なお、2014年の国慶節(10月 ※5)の平均購入単価は、前年同時期の1.2倍以上に達していることから、国慶節と並ぶ長期休暇シーズンとなる今年の春節(2月18~24日 ※6)では、前年を上回る購入傾向が予想されます。
※1. 訪日外国人数:2014年に日本を訪れた外国人数(推計値)が1,341万3,600人だったと発表(2015年1月20日、観光庁発表)
※2. 対象店舗:成田空港第一ターミナル南ウィング出国手続き後エリア内にある旗艦店の「ANA DUTY FREE SHOP」(取扱い商品:化粧品、たばこ、香水、食品、飲料、酒類など)
※3. 比較対象期間:2013年1月1日から同年12月31日までのデータと2014年1月1日から同年12月31日まで
※4. 1件:1回の精算のこと。同一人物が2度精算した場合は2件とする
※5. 国慶節:中華人民共和国成立日(10月1日~7日)
※6. 春節:中国や台湾、韓国などの中華圏における旧暦の正月(旧正月)
■ 中国人旅客の売上金額が1年で約2倍に増加!売上全体の4割近くに
免税店の利用客が増加する中、2014年の主な国・地域別に見た売上構成比は日本が52.3%、中国が36.6%、韓国が2.2%、台湾が1.3%となりました。この中で、中国の購入件数は前年比171.3%、金額では198.4%と増加。その結果、2013年には66.2%あった日本の割合が約5割に減少し、中国は12.2pt.伸ばし全体の4割近くを占める結果となりました。
■ 外国人旅客売上の3/4が中国人旅客
日本を除いた全ての国・地域の売上構成比を比較すると、実に全体の76.8%が中国となっており、その購買力の高さがうかがえます。
■中国人旅客の旺盛な購買意欲
中国の平均購入単価は、2013年1月から2014年12月までの2年間で約4,600円増加しています。また、国・地域別で中国に次いで平均購入単価が高い台湾と比べると、2013年は約4,000円あった差が、2014年では約6,000円と更に拡大しています。
長期休暇シーズンである国慶節(10月)の平均購入単価は、前年比123.3%と約3,400円も増加をしました。2014年は国慶節だけではなく、夏休みの始まる7月から平均購入単価が毎月増加し、日増しに購買意欲が高まっていることがうかがえます。
■中国人旅客は帰国時に化粧品!
中国の2014年の商品ジャンル別売上構成比では、化粧品が45%を占め、商品ジャンル別推移では、化粧品の2014年の購入件数は前年比178.1%、平均購入単価は123.8%の4,033円も増加しています。
化粧品の平均購入単価増加の背景は、まとめ買いや、より高価格帯の商品の購入だけでなく、化粧水や美容液などスキンケア商品をまとめた“セット商品”の購入も一つの要因となっています。
また、単に購入件数が増えただけではなく、化粧品への関心の高まりから、自分用だけでなく友人や知人への土産品として購入するケースも増えているようです。
「中国からのお客様は、セットものの化粧品をまとめ買いされる姿が印象的です。
これからの春節を迎えるにあたり、中国語対応のスタッフを増員するだけでなく、化粧品のセット商品を充実させ、希望小売価格と空港内の免税価格を表記することなどし、空港免税店ならではの“お得さ”を訴求していきたいと考えています。」
(成田国際空港第一ターミナル「ANA DUTY FREE SHOP」店長コメント)
ANA DUTY FREE SHOP (http://www.anadf.com/)
全日空商事デューティーフリー株式会社は、国際線旅客の利便性にかなう空港免税店として、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港にて11店舗を運営しており、世界の一流品を気軽にショッピングしていただけるお店作りをしています。
特に、旗艦店である成田空港第一ターミナル南ウィングの「ANA DUTY FREE SHOP」は、昨年12月に全面リニューアルオープンしました。
[社名]全日空商事デューティーフリー株式会社
[代表者]海野 尚二(うみの・しょうじ)
[設立]1992年6月1日
[所在地]成田国際空港 ANA成田スカイセンター 5C
ANA DUTY FREE SHOPでは、ANAグループの総合免税店として、これからもお客様の声に寄り添った店舗作りをし、お客様から一番に選ばれるお店を目指してまいります。
【会社概要】
全日空商事は1970年、ANAの航空機運航業務に必要な物品調達、空港店舗業務等を目的に設立されました。以来、40年以上にわたる活動を通して多彩な事業を展開、「エアライン系商社」というユニークな存在として、独自の道を歩んでいます。
[社名] 全日空商事株式会社
[URL] http://www.anatc.com/
[代表者] 西村 健 (にしむら・けん)
[設立] 1970年10月15日
[所在地] 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター TEL:03-6735-5011(代)
[資本金] 10億円
[売上高] 連結1,107億円、単体777億円 (2013年度)
[株主] ANAホールディングス株式会社
[従業員数] 連結2,121名、単体374名(2014年3月31日現在)
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
全日空商事株式会社 総務部広報担当: 磯村、松川
TEL:03-6735-5090 FAX:03-6735-5035