株式会社フュートレック(本社:大阪市淀川区 代表取締役社長:藤木英幸 以下、フュートレック)は、高ノイズ環境下における音声認識性能の向上を目指し、VocalZoom Systems Ltd.(本社:イスラエル 代表取締役社長:Yechiel Kurtz 以下、VocalZoom社)に対して、出資を伴う資本業務提携を行いましたので本日発表いたします。
両社は、ノイズ環境下での音声認識に強みを持つフュートレックの音声認識エンジンvGate ASRに、VocalZoom社の光学マイクSEEON(シーオン)を使用した独自の超高性能ノイズ除去技術を組み合わせることで、従来利用が難しいとされてきた高ノイズ環境下でも使用できる音声認識製品の実現を目指します。
「高ノイズ環境下に対応した音声認識製品」を提供できることは、競争が激化する業界内においてアピール力のある高い付加価値となります。さらに、これまでの技術では対応できなかった分野からの新たなビジネスの機会創出にもつながります。
◆背 景
近年、音声認識技術の向上により、スマートフォンやカーナビゲーション機器、ウェアラブル製品など、さまざまな場面で音声認識が広く使われるようになってまいりました。しかしながら、騒音が大きい(高ノイズ)環境下では、発話音声だけではなく周囲のノイズをマイクが拾うことで、認識精度が著しく低下し、音声認識技術を利用できないシーンが数多く存在します。
音声認識技術の利便性が認識される中、高ノイズ環境下においても使用可能な音声認識製品が強く求められています。
◆VocalZoom社の技術について
VocalZoom社のSEEONは、レーザードップラー効果を利用して、発話者の喉の周辺から発話者固有の音声情報を非常に正確に取り出す光学マイクロホンモジュールです。音声情報を利用してノイズを抑制する技術は従来からありますが、SEEONはこれらの音声情報を光学的に飛躍的な高品位で抽出できることを特徴としています。音響マイクとSEEONから得られる情報を用いてノイズ除去信号処理を施すことにより、高ノイズ環境下でもクリアな音声信号を得ることができ、従来使用が難しかった環境での音声認識が可能になります。
◆フュートレックの経営方針「Re-Built」
フュートレックは本年度、再成長に向けた「Re-Built(リ・ビルト)」の経営方針のもと、さまざまな活動を行っており、今回の資本業務提携もその一環として実施いたしました。
フュートレックの音声認識技術にVocalZoom社の画期的な技術を組み合わせ、これまで利用できなかった高ノイズ下での音声認識製品を実現することは、競争が激化する音声認識業界における他社優位性のある技術として高い付加価値をアピールできるだけでなく、新たな市場創出につながります。これを機にフュートレックでは、音声認識技術開発だけにとどまらず、周辺技術を含めた事業展開を検討し、さらに利便性が高く高品質な商品開発を進めてまいります。
フュートレックは、これからも「Re-Built」の経営方針のもと、再成長に向けて邁進してまいります。
○フュートレック 代表取締役社長 藤木英幸コメント:
音声認識は近年急速に応用が広がり大変有用な技術として認められてきた一方、騒音という外的要因に左右されやすいという側面があり、ユーザーインターフェースとしての汎用性が損なわれるケースがあります。今回の提携先が提供してくれる技術は騒音から話者の声を正確に抜き出してくれますので、雑踏の中でも、工事現場でも、と音声認識の活躍の場を飛躍的に広げてくれる可能性を持っています。
そういう意味で今回の提携はフュートレックにとって大変意味深いものです。
○VocalZoom社 代表取締役社長 Yechiel Kurtz氏コメント:
日本の音声認識市場の開拓者であるフュートレックとパートナーシップを組めることを、非常に嬉しく思います。我々のユニークな技術であるSEEONとフュートレックの音声認識を融合させることにより、今までにないレベルの音声認識性能を実現することができると信じています。
◆ VocalZoom Systems Ltd.について
VocalZoom社は、あらゆる騒音環境下においてクリアな音声コミュニケーションと音声認識を可能にすることをミッションとして、2010年に設立されました。
このミッションの実現を目指して独創性の高い光学マイクロホンを開発し、話者と話者以外を正確に分離することで話者の声のみを抜き出すことが可能となりました。今まで実現が困難であった環境における、音声を使った各種のアプリケーションの実用化に向けた取り組みを強化しています。
※本技術の一部は、独立行政法人情報通信研究機構(以下、NICT)が保有する音声認識の研究成果および民間基盤技術研究促進制度により、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(以下、ATR)が受託したプロジェクト「大規模コーパスベース音 声対話翻訳技術の研究開発」の成果を利用して、株式会社ATR-Trekにて製品化したものです。
※vGate ASRは、株式会社フュートレックの登録商標です。
※SEEONは、VocalZoom Systems Ltd.の商標です。
※その他、記載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標の場合があります。
<お問い合わせ>
○営業関連のお問い合わせ先
株式会社フュートレック TEL:044-220-1088
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index_product.cgi
○取材およびこのプレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社フュートレック TEL:044-220-1088
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index.cgi
≪会社概要≫
会 社 名: 株式会社フュートレック
代 表 者: 代表取締役社長 藤木 英幸
設 立 日: 2000年4月17日
資 本 金: 7億1,657万円
業務内容: 音声認識技術を利用したサービスの企画・提案、及びそれを実現するためのシステム設計
会 社 名: VocalZoom Systems Ltd.
代 表 者: 代表取締役社長 Yechiel Kurtz(イェチェル カーツ)
設 立 日: 2009年9月
業務内容: オプティカルマイクモジュールの製造・開発・販売
両社は、ノイズ環境下での音声認識に強みを持つフュートレックの音声認識エンジンvGate ASRに、VocalZoom社の光学マイクSEEON(シーオン)を使用した独自の超高性能ノイズ除去技術を組み合わせることで、従来利用が難しいとされてきた高ノイズ環境下でも使用できる音声認識製品の実現を目指します。
「高ノイズ環境下に対応した音声認識製品」を提供できることは、競争が激化する業界内においてアピール力のある高い付加価値となります。さらに、これまでの技術では対応できなかった分野からの新たなビジネスの機会創出にもつながります。
◆背 景
近年、音声認識技術の向上により、スマートフォンやカーナビゲーション機器、ウェアラブル製品など、さまざまな場面で音声認識が広く使われるようになってまいりました。しかしながら、騒音が大きい(高ノイズ)環境下では、発話音声だけではなく周囲のノイズをマイクが拾うことで、認識精度が著しく低下し、音声認識技術を利用できないシーンが数多く存在します。
音声認識技術の利便性が認識される中、高ノイズ環境下においても使用可能な音声認識製品が強く求められています。
◆VocalZoom社の技術について
VocalZoom社のSEEONは、レーザードップラー効果を利用して、発話者の喉の周辺から発話者固有の音声情報を非常に正確に取り出す光学マイクロホンモジュールです。音声情報を利用してノイズを抑制する技術は従来からありますが、SEEONはこれらの音声情報を光学的に飛躍的な高品位で抽出できることを特徴としています。音響マイクとSEEONから得られる情報を用いてノイズ除去信号処理を施すことにより、高ノイズ環境下でもクリアな音声信号を得ることができ、従来使用が難しかった環境での音声認識が可能になります。
◆フュートレックの経営方針「Re-Built」
フュートレックは本年度、再成長に向けた「Re-Built(リ・ビルト)」の経営方針のもと、さまざまな活動を行っており、今回の資本業務提携もその一環として実施いたしました。
フュートレックの音声認識技術にVocalZoom社の画期的な技術を組み合わせ、これまで利用できなかった高ノイズ下での音声認識製品を実現することは、競争が激化する音声認識業界における他社優位性のある技術として高い付加価値をアピールできるだけでなく、新たな市場創出につながります。これを機にフュートレックでは、音声認識技術開発だけにとどまらず、周辺技術を含めた事業展開を検討し、さらに利便性が高く高品質な商品開発を進めてまいります。
フュートレックは、これからも「Re-Built」の経営方針のもと、再成長に向けて邁進してまいります。
○フュートレック 代表取締役社長 藤木英幸コメント:
音声認識は近年急速に応用が広がり大変有用な技術として認められてきた一方、騒音という外的要因に左右されやすいという側面があり、ユーザーインターフェースとしての汎用性が損なわれるケースがあります。今回の提携先が提供してくれる技術は騒音から話者の声を正確に抜き出してくれますので、雑踏の中でも、工事現場でも、と音声認識の活躍の場を飛躍的に広げてくれる可能性を持っています。
そういう意味で今回の提携はフュートレックにとって大変意味深いものです。
○VocalZoom社 代表取締役社長 Yechiel Kurtz氏コメント:
日本の音声認識市場の開拓者であるフュートレックとパートナーシップを組めることを、非常に嬉しく思います。我々のユニークな技術であるSEEONとフュートレックの音声認識を融合させることにより、今までにないレベルの音声認識性能を実現することができると信じています。
◆ VocalZoom Systems Ltd.について
VocalZoom社は、あらゆる騒音環境下においてクリアな音声コミュニケーションと音声認識を可能にすることをミッションとして、2010年に設立されました。
このミッションの実現を目指して独創性の高い光学マイクロホンを開発し、話者と話者以外を正確に分離することで話者の声のみを抜き出すことが可能となりました。今まで実現が困難であった環境における、音声を使った各種のアプリケーションの実用化に向けた取り組みを強化しています。
※本技術の一部は、独立行政法人情報通信研究機構(以下、NICT)が保有する音声認識の研究成果および民間基盤技術研究促進制度により、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(以下、ATR)が受託したプロジェクト「大規模コーパスベース音 声対話翻訳技術の研究開発」の成果を利用して、株式会社ATR-Trekにて製品化したものです。
※vGate ASRは、株式会社フュートレックの登録商標です。
※SEEONは、VocalZoom Systems Ltd.の商標です。
※その他、記載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標の場合があります。
<お問い合わせ>
○営業関連のお問い合わせ先
株式会社フュートレック TEL:044-220-1088
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index_product.cgi
○取材およびこのプレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社フュートレック TEL:044-220-1088
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index.cgi
≪会社概要≫
会 社 名: 株式会社フュートレック
代 表 者: 代表取締役社長 藤木 英幸
設 立 日: 2000年4月17日
資 本 金: 7億1,657万円
業務内容: 音声認識技術を利用したサービスの企画・提案、及びそれを実現するためのシステム設計
会 社 名: VocalZoom Systems Ltd.
代 表 者: 代表取締役社長 Yechiel Kurtz(イェチェル カーツ)
設 立 日: 2009年9月
業務内容: オプティカルマイクモジュールの製造・開発・販売