米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、千葉大学との共催により、来たる2015年1月24日(土)、東京・大手町「フクラシア東京ステーション」において、ライフサイエンスにおける若手基礎研究者を対象に、「第2回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム」と題した研究会を開催します。
同会の目的は、創薬分野で若手基礎研究者が果たすべき役割の重要性に関して、グローバルな視点から再認識することを研究者たちに促すこと、研究意欲のさらなる向上、創薬分野で世界的に活躍できる人材を育成することです。日本国内では2002年から、基礎研究から臨床開発へと橋渡しするプロセスであるトランスレーショナルリサーチ(TR)の基盤整備事業がスタートし、2007年からの5年間で下地作りがなされ、具体的な課題も挙げられてきました。2012年からの5年間は国際的に飛躍する“ステップ“の年だと言われています。課題を克服し、日本のTRがさらなる発展を遂げるためには、これまで以上に若手研究者が連携し、環境整備が急速に進む米国のTR事例に学ぶことが鍵であると考えられます。
このシンポジウムは、PhRMAが2013 年に発表した、基礎研究に携わる日本人の若手研究者を対象とした人材育成支援プログラム『ヤング・サイエンティスト・プログラム』の一環として実施するものです。この活動の他に、公募により選出された8名の日本人若手研究者を2週間米国へ派遣する「マンスフィールド・PhRMA・リサーチ・スカラー・プログラム」を毎年1回実施し、政府や大学、製薬企業がいかに連携して創薬を推進し新薬を患者さんに届けているかを体験する機会を提供しています。
2013年に続き2回目の開催となる今回は、このようなプログラムの目的に沿って、以下の3部構成での開催を予定しています。第1部は、長く創薬に携わり、豊富な経験と知見を有する、米国および日本の産・官・学それぞれの研究者による基調講演を行います。第2部は、若手基礎研究者が「今後自分たちが取り組むべきこと」について検討するワークショップと、TR経験者が「人材育成のあり方」を討議するパネルディスカッションのグループに分かれて意見交換を行い、第3部は、第2部の討議内容の総括を行います。この機会を通し、異なる世代・立場の間で、これからのTRのあり方を積極的にディスカッションできる場とテーマを提供したいと考えます。
開催概要は、次頁をご参照ください。
また本シンポジウムの詳細及び参加登録は、以下のウェブサイトよりご確認ください。
http://yss2015.umin.jp/
※この資料は、重工業研究会、厚生労働記者会、本町記者会、千葉県政記者クラブで配布しています。
この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
「第2回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム」運営事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
電話03-3291-0118、Fax 03-3291-0223、Eメール yss2014@jc-inc.co.jp
<開催概要>
~ 第2回 ヤング ・サイエンティスト・シンポジウム ~
「飛躍するトランスレーショナルリサーチ」
―若手研究者の成長と、産官学の連携を目指してー
日時:2015年1月24日(土) シンポジウム14:00~18:40、懇親会19:00~20:00(参加費無料)
会場:フクラシア東京ステーション
主催:国立大学法人千葉大学・米国研究製薬工業協会(PhRMA)共催
後援:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)・日本製薬工業協会(JPMA)
欧州製薬団体連合会(EFPIA)・厚生労働省
プログラム:
■ 開催挨拶
■ 第1部:講演会
「日本の医薬品開発イノベーション環境の現状を探る」
モデレーター:大分大学医学部臨床薬理学講座 教授 上村尚人
基調講演1): 「米国でのトランスレーショナルリサーチ事例に学ぶ」
a.Translational Medicine for Drug Development in Immunology - Case Studies with a Focus on Collaboration
Senior Director, Head of Translational Medicine Science, Immunology, Janssen Pharmaceuticals
Ian S Gourley
b. Catalyzing Translational Innovation
Director, National Center for Advancing Translational Siences (NCATS) Chris Austin (Video 出演)
基調講演2): 「日本におけるトランスレーショナルリサーチ事情」
a. PMDAが実施する薬事戦略相談の事業概要とその活用について
PMDA審査マネジメント部薬事戦略相談課長 小池 恒
b. 新規機能ペプチドの同定から皮膚潰瘍治療薬の開発研究への道程
大阪大学大学院連合小児発達学研究科健康発達医学寄付講座教授 中神啓徳
c. 政府の医薬品研究開発推進施策について
日本医療政策機構エグゼクティブディレクター 宮田俊男
■ 第2部:ワークショップ/パネルディスカッション
a. ワークショップ
「“基礎研究”と“臨床応用”を繋げるために…若手(基礎)研究者のアドバンテージとは?」
b. パネルディスカッション
「トランスレーショナルリサーチに関わる人材をいかに育成するか?」
モデレーター:千葉大学教授 医学部附属病院臨床試験部長 花岡英紀
パネリスト:上村尚人/Ian S Gourley /小池 恒 /中神啓徳/宮田俊男
■ 第3部:総括
モデレーター:花岡英紀
■ 閉会挨拶
PhRMA在日執行委員会委員長 MSD株式会社代表取締役社長 Tony Alvarez
■ 懇親会
以上
同会の目的は、創薬分野で若手基礎研究者が果たすべき役割の重要性に関して、グローバルな視点から再認識することを研究者たちに促すこと、研究意欲のさらなる向上、創薬分野で世界的に活躍できる人材を育成することです。日本国内では2002年から、基礎研究から臨床開発へと橋渡しするプロセスであるトランスレーショナルリサーチ(TR)の基盤整備事業がスタートし、2007年からの5年間で下地作りがなされ、具体的な課題も挙げられてきました。2012年からの5年間は国際的に飛躍する“ステップ“の年だと言われています。課題を克服し、日本のTRがさらなる発展を遂げるためには、これまで以上に若手研究者が連携し、環境整備が急速に進む米国のTR事例に学ぶことが鍵であると考えられます。
このシンポジウムは、PhRMAが2013 年に発表した、基礎研究に携わる日本人の若手研究者を対象とした人材育成支援プログラム『ヤング・サイエンティスト・プログラム』の一環として実施するものです。この活動の他に、公募により選出された8名の日本人若手研究者を2週間米国へ派遣する「マンスフィールド・PhRMA・リサーチ・スカラー・プログラム」を毎年1回実施し、政府や大学、製薬企業がいかに連携して創薬を推進し新薬を患者さんに届けているかを体験する機会を提供しています。
2013年に続き2回目の開催となる今回は、このようなプログラムの目的に沿って、以下の3部構成での開催を予定しています。第1部は、長く創薬に携わり、豊富な経験と知見を有する、米国および日本の産・官・学それぞれの研究者による基調講演を行います。第2部は、若手基礎研究者が「今後自分たちが取り組むべきこと」について検討するワークショップと、TR経験者が「人材育成のあり方」を討議するパネルディスカッションのグループに分かれて意見交換を行い、第3部は、第2部の討議内容の総括を行います。この機会を通し、異なる世代・立場の間で、これからのTRのあり方を積極的にディスカッションできる場とテーマを提供したいと考えます。
開催概要は、次頁をご参照ください。
また本シンポジウムの詳細及び参加登録は、以下のウェブサイトよりご確認ください。
http://yss2015.umin.jp/
※この資料は、重工業研究会、厚生労働記者会、本町記者会、千葉県政記者クラブで配布しています。
この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
「第2回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム」運営事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
電話03-3291-0118、Fax 03-3291-0223、Eメール yss2014@jc-inc.co.jp
<開催概要>
~ 第2回 ヤング ・サイエンティスト・シンポジウム ~
「飛躍するトランスレーショナルリサーチ」
―若手研究者の成長と、産官学の連携を目指してー
日時:2015年1月24日(土) シンポジウム14:00~18:40、懇親会19:00~20:00(参加費無料)
会場:フクラシア東京ステーション
主催:国立大学法人千葉大学・米国研究製薬工業協会(PhRMA)共催
後援:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)・日本製薬工業協会(JPMA)
欧州製薬団体連合会(EFPIA)・厚生労働省
プログラム:
■ 開催挨拶
■ 第1部:講演会
「日本の医薬品開発イノベーション環境の現状を探る」
モデレーター:大分大学医学部臨床薬理学講座 教授 上村尚人
基調講演1): 「米国でのトランスレーショナルリサーチ事例に学ぶ」
a.Translational Medicine for Drug Development in Immunology - Case Studies with a Focus on Collaboration
Senior Director, Head of Translational Medicine Science, Immunology, Janssen Pharmaceuticals
Ian S Gourley
b. Catalyzing Translational Innovation
Director, National Center for Advancing Translational Siences (NCATS) Chris Austin (Video 出演)
基調講演2): 「日本におけるトランスレーショナルリサーチ事情」
a. PMDAが実施する薬事戦略相談の事業概要とその活用について
PMDA審査マネジメント部薬事戦略相談課長 小池 恒
b. 新規機能ペプチドの同定から皮膚潰瘍治療薬の開発研究への道程
大阪大学大学院連合小児発達学研究科健康発達医学寄付講座教授 中神啓徳
c. 政府の医薬品研究開発推進施策について
日本医療政策機構エグゼクティブディレクター 宮田俊男
■ 第2部:ワークショップ/パネルディスカッション
a. ワークショップ
「“基礎研究”と“臨床応用”を繋げるために…若手(基礎)研究者のアドバンテージとは?」
b. パネルディスカッション
「トランスレーショナルリサーチに関わる人材をいかに育成するか?」
モデレーター:千葉大学教授 医学部附属病院臨床試験部長 花岡英紀
パネリスト:上村尚人/Ian S Gourley /小池 恒 /中神啓徳/宮田俊男
■ 第3部:総括
モデレーター:花岡英紀
■ 閉会挨拶
PhRMA在日執行委員会委員長 MSD株式会社代表取締役社長 Tony Alvarez
■ 懇親会
以上