◆プレスリリース本文
アップルペイ(Apple Pay)とホストカードエミュレーション(HCE)が促進して、近距離通信による支払いのユーザ数は2019年に5億以上
アップルペイ(Apple Pay)とホストカードエミュレーション(HCE)が促進して、近距離通信による支払いのユーザ数は2019年に5億以上
銀行は非接触モバイルサービスを商用開始する
英国ハンプシャー州、2014年10月28日
英国調査会社ジュニパーリサーチ社の調査レポート「NFCモバイル決済 2014-2019年:Apple Pay、ホストカードエミュレーション、SIMベースの市場機会と予測 - NFC Mobile Payments:Apple Pay, Host Card Emulation & SIM Based Opportunities & Forecasts 2014-2019」は、近距離通信(NFC)による非接触支払サービスのモバイルユーザ数は、今年の1億100万から2019年末には約5億1600万に増加するだろうと報告している。この調査レポートは、アップル社の近距離通信ベースの支払メカニズムである“アップルペイ(Apple Pay)”の導入が、幅広い市場に与える影響について論議している。
同時にこの調査レポートは、ホストカードエミュレーション(HCE)を利用する近距離通信ソリューションが銀行セクターで急速に拡大しているとも述べている。スペインのBBVAとBankinter、オーストラリアのCUAなどの金融機関がすでに商用サービスを開始しており、ロシアやニュージーランドなどの国々でも実験的な運用が行われている。
脅威にさらされるネットワーク事業者の役割
しかしこの調査レポートは、これらの試みはモバイルネットワーク事業者の近距離通信のビジネスチャンスを脅かしているとも指摘している。アップルペイの場合、セキュアエレメントはアップル社の管理する端末に内蔵されているし、一方HCEのセキュアエレメントはすでに物理的なものではなく、こちらもモバイルネットワーク事業者の関与は必要なくなった。
調査レポートの著者Windsor Holden博士は、「これらの発展から、近距離通信の採用や消費者行動の活性化を思い描くかもしれないが、ネットワーク事業者のビジネスの機会は限定的であるだろう。多くの事業者は、従来の近距離通信への関与の再評価やこの分野からの撤退を再考しなければならないだろう」と語る。
この調査レポートは、下記についても調査している。
● 2010年代末までに、世界のスマートフォンの4分の3が近距離通信コントローラチップを搭載するだろう
● 近距離通信は支払いだけでなく、顧客維持やロイヤリティの機会に関して小売業者に大きな価値をもたらすことができるだろうが、多くの小売業者はその利点に関して明確に理解してはいない
◆レポートについて
NFCモバイル決済 2014-2019年:Apple Pay、ホストカードエミュレーション、SIMベースの市場機会と予測
NFC Mobile Payments
Apple Pay, Host Card Emulation & SIM Based Opportunities & Forecasts 2014-2019
http://www.dri.co.jp/auto/report/juniper/junnfcpayment.html
◆市場調査会社 ジュニパーリサーチ社(Juniper Research)について
http://www.dri.co.jp/auto/report/juniper/index.html
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