2014年10月20日 15:00

大掃除は年末ではなく、秋の時期に行うのが最適!! ~環境科学の視点から大掃除の時期を分析~

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株式会社エフシージー総合研究所(東京都江東区/社長: 小櫃眞佐己)では、長年の日本の習慣として行っている年末の大掃除を、実は健康などの面から秋に行うのが最適であることを科学的に実証しました。このため、様々な機会をとらえて”秋の大掃除”を推奨してまいります。

株式会社エフシージー総合研究所(東京都江東区/社長: 小櫃眞佐己)では、長年の日本の習慣として行っている年末の大掃除を、実は健康などの面から秋に行うのが最適であることを科学的に実証しました。このため、様々な機会をとらえて”秋の大掃除”を推奨してまいります(写真は、夏の終わった9月に一般家庭のダニやその死骸の数を分析するため、掃除機で吸い取っている様子)。

アトピー性皮膚炎やぜんそくなどの原因となる、ダニやカビは高温で湿気の多い6~8月に増殖します。夏の終わりとともに、これらの原因物質は、死骸や乾燥した微粒子となり、ほこりと一緒に室内空間に飛散し、ぜんそくの発作などを誘発することになります。

弊社の環境科学研究室では、病気の原因物質となるダニの死骸やふん、カビの胞子が家中に大量にたまる時期が、夏の終わった9月~10月であることを突き止めました。冬に入ると加湿器の多用などから結露が発生しやすくなり、ダニやカビが再繁殖することが早くなります。このことから、秋の時期に徹底した掃除が大切であると考察されます。
秋は気候の面からも、(1)秋雨によって大気中のチリが落ちる、(2)低温で乾燥した空気が大陸から運ばれ、爽やかな晴れ間が続く―などから、掃除には最適の季節です。具体的には、晴天の日の午前10時から午後2時までの間に、布団類を天日干しし、リビング・寝室など人の集まる場所を重点的に掃除します。

ダニやカビの汚染源になりやすい、エアコンのフィルターはポリ袋に入れカビ取り剤で殺菌、洗浄すると、エアコンの吹き出しによってダニやカビの飛散を抑える効果があります。このほか、家具やテレビの裏側、ぬいぐるみなどは、入念に掃除する必要があります。

エフシージー総合研究所・環境科学研究室は、居住環境の中で健康被害を及ぼすカビ・微小昆虫類・ダニの研究を専門としています。空気清浄機の除菌性能評価など、環境改善商品の実用試験や文化財のカビ汚染対策についても取り組んでいます。環境科学研究室ウェブサイト http://www.fcg-r.co.jp/lab/environment/

【お問い合わせ】 株式会社エフシージー総合研究所 
東京都江東区青海1-1-20ダイバーシティ東京オフィスタワー6F
(電話) 03-6891-8501 広報担当 : 大島

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  • 科学、技術研究、環境

添付資料

会社概要

商号
株式会社エフシージー総合研究所(カブシキガイシャエフシージーソウゴウケンキュウジョ)
代表者
岸本一朗(キシモト イチロウ)
所在地
〒135-0064
東京都江東区青海1-1-20 ダイバーシティ東京オフィスタワー6F
TEL
03-6891-8501
業種
コンサルティング・シンクタンク
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://www.fcg-r.co.jp/

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