【医薬品】特許資産規模ランキング、トップ3は中外製薬、ROCHE、ロート製薬

株式会社パテント・リザルトは2014年10月21日、独自に分類した「医薬品」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「医薬品業界　特許資産規模ランキング」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。

2013年4月1日から2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。このランキングにより、件数比較では見られない、特許総合力の評価が可能になります。

その結果、1位 中外製薬、2位 F. HOFFMANN LA ROCHE、3位 ロート製薬となりました。

1位　中外製薬の注目度の高い特許には、「長期保存した後も活性成分の損失が少ない、安定化させた抗体含有製剤」や「自己免疫疾患を発症する非ヒト動物を用いて、動物とヒトとでアミノ酸配列相同性の高いタンパク質に対する抗体を作製する方法」に関する技術などが挙げられます。

2位　F. HOFFMANN LA ROCHEは、「付随物質を実質的に含まない形態で核酸を得るための方法およびキット」などが注目度の高い特許として挙げられます。

3位 ロート製薬は前年から大きく順位を上げました。注目度の高い特許には、「二の腕の外側に見られる吹き出物などに作用する皮膚外用組成物」や「コンタクトレンズ装用時の涙液層の安定化や乾燥感の抑制、及び視機能低下の防止等に優れた点眼液」などがあります。

そのほか、前年から大きく順位を上げた企業には、SANOFI、AMGEN、NOVO NORDISKなどが挙げられます。SANOFIは「長時間作用するインスリングラルギンを含む水性医薬製剤」、AMGENは「骨粗鬆症の治療等に適するスクレロスチン結合作用物質」、NOVO NORDISKは「自動的にロックできるシールド付き後方針」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられます。

詳細については、ランキングデータ「医薬品　特許資産規模ランキング」にてご覧いただけます。

■価格：50,000円（税抜）
お申し込みは下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/10/medical.html


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