スマートサーモスタットの出荷数は2023年までに2000万近くになる見込み
2014年10月2日
消費者だけでなく様々な顧客に対して魅力をもつデバイスとソフトウェア
ナビガントリサーチ社の新刊レポートは、世界の通信接続対応サーモスタットとスマートサーモスタットの市場機会について分析を行い、それらの出荷台数、平均販売価格、収益、普及率についての世界予測を行っている。
スマートスタット技術は2000年代後半に初めて導入されたが、最近になってようやく消費者に受け入れられる勢いを見せ始めている。昨年では、いくつかの有名プロバイダーの新しい事業展開を伴って通信接続対応サーモスタットとスマートサーモスタットの市場は急速な拡大を見せてきた。ナビガントリサーチ社の新刊レポートでは、世界の通信接続対応サーモスタットとスマートサーモスタットの年間出荷数は2014年の92万6000から2023年までには1920万へと成長していくことが見込まれると伝えている。
ナビガントリサーチ社のリサーチアナリストのLauren Callaway氏は「スマートサーモスタット技術への関心は北米や欧州の公共事業者やエネルギー販売業者および消費者において高まっている。」と語る。「さらには、中小企業の中ではHVACシステムのエネルギー使用管理を低コストで行う方法として、居住者向けソリューションの採用を行う企業も増えている。」
幅広い製品領域において、通信接続対応サーモスタット、スマートサーモスタットおよびソフトウェアとサービスの3つの主要な技術セグメントが登場してきているとレポートは伝える。これらのデバイスやソフトウェアでは、温度制御、分析および自動化、ホームエリアネットワークへの接続、公共事業者からの価格示唆（使用時間や需要応答など）への対応やクラウドベースサービスへのアクセスなどといった幅広い機能に柔軟に対応できる、エンドユーザーにとってだけでなく多種多様な顧客セグメントにとって魅力あるものとなっている。
ナビガントリサーチ社の調査レポート「世界のスマートサーモスタット市場の分析と予測 - Smart Thermostats Communicating Thermostats, Smart Thermostats, and Associated Software and Services: Global Market Analysis and Forecasts」は、通信接続対応サーモスタット（温度自動調節装置）とスマートサーモスタットの世界の市場機会の分析を行う。最新の市場促進要因、阻害要因、ビジネスセグメント、公益事業者、ベンダの活動状況などの市場状況に関する分析および通信接続対応サーモスタットとスマートサーモスタットに関連する幅広い産業動向について掲載している。通信接続対応サーモスタットとスマートサーモスタットの出荷台数、平均販売価格、収益、普及率、収益および関連ソフトウェアとサービスにおける収益については、2023年までの世界市場を予測しており、通信対応サーモスタットとスマートサーモスタットに関連する重要技術の調査結果と主要関連企業情報についても掲載している。
◆レポートについて
世界のスマートサーモスタット市場の分析と予測：
通信対応サーモスタット、スマートサーモスタット、関連ソフトウェアとサービス
Smart Thermostats
Communicating Thermostats, Smart Thermostats, and Associated Software and Services: Global Market Analysis and Forecasts
http://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/nvrsterm.html
◆市場調査会社 Navigant Research社について
http://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/index.html
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