当イベントは全国から多くのソーシャルビジネスのプランを募り、事前審査を突破したファイナリストがプレゼンテーションを行い、社会起業家グランプリを決定・発表するものです。
本大会は、今回が9回目の開催となり、第1回大会からのべ2,700名の方にご来場いただきました。参加者の方からは、「自分の夢の実現には何が必要か考えるきっかけになった」「事業化のカギは、自分の熱意であり、いかに人間力が重要であるかということがわかった」など、ご自身の生き方・働き方を見つめ直す日になったという感想が多く寄せられています。当日は6名のファイナリストの中から、国際協力機構(JICA) 国際協力専門員 保健課題アドバイザー 杉下智彦(すぎした ともひこ)さんが社会起業家グランプリと共感大賞をW受賞しました。
本大会は、今回が9回目の開催となり、第1回大会からのべ2,700名の方にご来場いただきました。参加者の方からは、「自分の夢の実現には何が必要か考えるきっかけになった」「事業化のカギは、自分の熱意であり、いかに人間力が重要であるかということがわかった」など、ご自身の生き方・働き方を見つめ直す日になったという感想が多く寄せられています。当日は6名のファイナリストの中から、国際協力機構(JICA) 国際協力専門員 保健課題アドバイザー 杉下智彦(すぎした ともひこ)さんが社会起業家グランプリと共感大賞をW受賞しました。
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【結果発表】
社会起業家グランプリ&共感大賞 W受賞!
「SU*TE*KI アフリカで100万人が安心して出産できるクリニック」
国際協力機構(JICA) 国際協力専門員 保健課題アドバイザー
杉下智彦(すぎした ともひこ)さん
【プレゼン内容】
SU*TE*KIは、これまでアフリカの医療分野で20年間活動してきた経験とネットワークを基盤に、アフリカにおける出産の原点に立ち返り、安全な自然分娩を促進する民間クリニックです。クリニックでは、最新の医療技術と地域社会との連携に支えられながら、安全な自然分娩(アフリカン・バーシング)を促進していくと同時に、女性の生涯をトータルでサポートするためのサービス(美容、栄養、自然療法など)によって、女性を総合的に演出していきます。さらに、診療費の前払い制度やソーシャル・フランチャイジングといった新しいビジネスモデルを導入し、遠隔地を含む幅広い層の人々に利用していただけるよう工夫されています。このような「健康で美しい」女性のエンパワメントを通して、伝統的アフリカにある家族や社会の素晴らしい価値観を見直し、リバース・イノベーションとして世界に発信していきたいと考えています。
【受賞コメント】
貴重な賞をいただき、ありがとうございました。これまで、国際協力という形で、アフリカで20年以上お仕事してきましたが、違和感がありました。アフリカは、自立発展ができていないのではないか?と思っており、ビジネスという力でアフリカも自分達で発展したいと思っているのではないかと感じています。娘が生まれ、娘が楽しいと思えるような地球になって欲しいと思いました。日本が良くなって、戦争がなくなって欲しい、本当に心からそう思っています。例えば、もし女性がリーダーになって世界を進めていったら、自分の子どもを戦地には行かせない、つまり戦争がなくなるでしょう。アフリカで支援をしながら、貧困・戦争・差別のない社会を今までと違う形で作っていきたいと、心から願っています。
【審査員(田坂 広志氏)コメント】
ダブル受賞おめでとうございます。事業計画も完成度が高く、素晴らしかったです。日本の社会起業家の中にも大変優れた人が数多くいるにもかかわらず、視野が国内にとどまってしまっているということを目にすることが多いのですが、杉下さんにはぜひ日本発の“世界に光を届けるソーシャルビジネス”としての歩みをしてもらいたいと思っています。このビジネスが見事な姿に育っていくことを楽しみにしています。そして、杉下さん、奥様という同志、そしてお子様の3人の後ろ姿が、人々に素晴らしい勇気を与えてくれると信じています。
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政治起業家グランプリが、藤沢久美氏とチーム川崎が受賞しました!
地域振興の一つの成功モデル!「チーム川崎」による地域の中小企業の事業革新を支援する「オープンイノベーション」
【受賞プレゼンテーション : 藤沢久美 氏】
チーム川崎の本を書いた理由:小学校2年生の時に「死」というものを意識し、自分がいなくなった先の未来を知りたいと思い始め、社会人になると同時にアナリストとして働き始めました。そして、働く中で、未来は予測するものではなく、自ら作っていくものと考えるようになり、起業しました。その事業を売却したのち、縁あってNHKの取材を引き受けたことを機に、全国の数多くの中小企業を訪問。その取材の過程で、未来は中小企業の現場で作りだされているのだと確信しました。それを応援する人たちが居て、その様子を伝えたいと思ったのです。皆が元気で、フラットで、産業振興に情熱を傾けている川崎市役所の方々に出会い、4年間通い続けました。川崎市の仕事は「光を届ける」ことでした。この川崎にあった「地方を如何にして元気にしていくか?」というヒントを本にしたいと考え、「なぜ、川崎モデルは成功したのか?」を上梓しました。
【受賞プレゼンテーション :チーム川崎】
チーム川崎誕生秘話:現在の川崎は、震災後、発電・エネルギー分野でも注目を受けているが、60年代は、急速な環境悪化による深刻な公害問題が発生し、灰色の川崎と呼ばれていた。日本に伝播する悪い川崎のイメージを変えるべく20年以上、努力を続けた。それが、チーム川崎の誕生のきっかけであり、公害問題の克服に向けた経験こそがイノベーションの原点となっている。
1990年代には臨界部の空洞化により、「出るも地獄、残るも地獄」という状態だったが、たゆまぬ努力の結果、2008年には「川崎工場夜景」により、産業観光まちづくり大賞を受賞。川崎モデルの原点は、工業都市としての留まることなき変化・変革の想いであると考えている。
本件に関するお問い合わせ先 :社会起業大学 運営事務局 広報課 担当:戸張 竜馬(とばり りょうま)
〒102-0084 東京都千代田区二番町2番 平田ビル1階
電話:03-6380-8444(平日10:00-19:00) FAX:03-6272-5888 メール:info@socialvalue.jp
【結果発表】
社会起業家グランプリ&共感大賞 W受賞!
「SU*TE*KI アフリカで100万人が安心して出産できるクリニック」
国際協力機構(JICA) 国際協力専門員 保健課題アドバイザー
杉下智彦(すぎした ともひこ)さん
【プレゼン内容】
SU*TE*KIは、これまでアフリカの医療分野で20年間活動してきた経験とネットワークを基盤に、アフリカにおける出産の原点に立ち返り、安全な自然分娩を促進する民間クリニックです。クリニックでは、最新の医療技術と地域社会との連携に支えられながら、安全な自然分娩(アフリカン・バーシング)を促進していくと同時に、女性の生涯をトータルでサポートするためのサービス(美容、栄養、自然療法など)によって、女性を総合的に演出していきます。さらに、診療費の前払い制度やソーシャル・フランチャイジングといった新しいビジネスモデルを導入し、遠隔地を含む幅広い層の人々に利用していただけるよう工夫されています。このような「健康で美しい」女性のエンパワメントを通して、伝統的アフリカにある家族や社会の素晴らしい価値観を見直し、リバース・イノベーションとして世界に発信していきたいと考えています。
【受賞コメント】
貴重な賞をいただき、ありがとうございました。これまで、国際協力という形で、アフリカで20年以上お仕事してきましたが、違和感がありました。アフリカは、自立発展ができていないのではないか?と思っており、ビジネスという力でアフリカも自分達で発展したいと思っているのではないかと感じています。娘が生まれ、娘が楽しいと思えるような地球になって欲しいと思いました。日本が良くなって、戦争がなくなって欲しい、本当に心からそう思っています。例えば、もし女性がリーダーになって世界を進めていったら、自分の子どもを戦地には行かせない、つまり戦争がなくなるでしょう。アフリカで支援をしながら、貧困・戦争・差別のない社会を今までと違う形で作っていきたいと、心から願っています。
【審査員(田坂 広志氏)コメント】
ダブル受賞おめでとうございます。事業計画も完成度が高く、素晴らしかったです。日本の社会起業家の中にも大変優れた人が数多くいるにもかかわらず、視野が国内にとどまってしまっているということを目にすることが多いのですが、杉下さんにはぜひ日本発の“世界に光を届けるソーシャルビジネス”としての歩みをしてもらいたいと思っています。このビジネスが見事な姿に育っていくことを楽しみにしています。そして、杉下さん、奥様という同志、そしてお子様の3人の後ろ姿が、人々に素晴らしい勇気を与えてくれると信じています。
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政治起業家グランプリが、藤沢久美氏とチーム川崎が受賞しました!
地域振興の一つの成功モデル!「チーム川崎」による地域の中小企業の事業革新を支援する「オープンイノベーション」
【受賞プレゼンテーション : 藤沢久美 氏】
チーム川崎の本を書いた理由:小学校2年生の時に「死」というものを意識し、自分がいなくなった先の未来を知りたいと思い始め、社会人になると同時にアナリストとして働き始めました。そして、働く中で、未来は予測するものではなく、自ら作っていくものと考えるようになり、起業しました。その事業を売却したのち、縁あってNHKの取材を引き受けたことを機に、全国の数多くの中小企業を訪問。その取材の過程で、未来は中小企業の現場で作りだされているのだと確信しました。それを応援する人たちが居て、その様子を伝えたいと思ったのです。皆が元気で、フラットで、産業振興に情熱を傾けている川崎市役所の方々に出会い、4年間通い続けました。川崎市の仕事は「光を届ける」ことでした。この川崎にあった「地方を如何にして元気にしていくか?」というヒントを本にしたいと考え、「なぜ、川崎モデルは成功したのか?」を上梓しました。
【受賞プレゼンテーション :チーム川崎】
チーム川崎誕生秘話:現在の川崎は、震災後、発電・エネルギー分野でも注目を受けているが、60年代は、急速な環境悪化による深刻な公害問題が発生し、灰色の川崎と呼ばれていた。日本に伝播する悪い川崎のイメージを変えるべく20年以上、努力を続けた。それが、チーム川崎の誕生のきっかけであり、公害問題の克服に向けた経験こそがイノベーションの原点となっている。
1990年代には臨界部の空洞化により、「出るも地獄、残るも地獄」という状態だったが、たゆまぬ努力の結果、2008年には「川崎工場夜景」により、産業観光まちづくり大賞を受賞。川崎モデルの原点は、工業都市としての留まることなき変化・変革の想いであると考えている。
本件に関するお問い合わせ先 :社会起業大学 運営事務局 広報課 担当:戸張 竜馬(とばり りょうま)
〒102-0084 東京都千代田区二番町2番 平田ビル1階
電話:03-6380-8444(平日10:00-19:00) FAX:03-6272-5888 メール:info@socialvalue.jp