2014年09月05日 09:00

集英社クオータリー『k o t o b a』第17号 9月5日(金)発売!第17号の特集テーマは、「【没後25年記念特集】開高健――その豊穣なる文章世界」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

集英社クオータリー『k o t o b a』では、毎号大きな特集テーマを設け、さまざまな識者に論じてもらいます。時代を担う作家や現在脚光を浴びている論客の寄稿・インタビュー・対談などを通じ、今という時代を説き明かします。


多様性を考える言論誌

[集英社クオータリー]コトバ
『k o t o b a』第17号
9月5日発売
定価:1,440円(1,333円+税)
http://kotoba.shueisha.co.jp/

【発売日】
9月5日(季刊・3月、6月、9月、12月の各6日発売・土曜の場合は5日)

【定価】
1,440円(1,333円+税)

【特集内容】

「【没後25年記念特集】開高健 ――その豊穣なる文章世界」
小説家、開高健。
地球の隅々まで旅する行動力、
古今東西の書物を渉猟して得た博覧強記、
時代を捉え未来を予見する観察眼、
森羅万象をなめ回すように描く官能的な文体、
人間の本質に迫らんと言葉を重ねる圧倒的な筆力――。
没後25年を迎えてなお輝きを増す、
開高健の豊穣なる文章世界を知る。

【特集構成】
Part1 開高健の肖像

Part2 開高健自身による「開高健」年譜――開高健の生涯を作品で読む

Part3 開高健を読む
ドナルド・キーン 「日本らしさ」を超えた文学『夏の闇』
角幡唯介 『夏の闇』に見る人間・開高 健の荒地
ヤマザキマリ 『夏の闇』が描いた孤独
重松 清 『ずばり東京』「口」と「目」と「耳」と
田中優子 いつか来た道として読む『青い月曜日』
夢枕 獏 『オーパ!』旅する文豪、釣りする小説家
藤沢 周 『玉、砕ける』描写への覚悟
森 達也 四〇年ぶりの『ベトナム戦記』
坪松博之 「裸の王様」にみられる父性愛
佐高 信 開高 健のすばらしい眼『過去と未来の国々』
加藤典洋 「石イロイロ。ゴキゲンの店」にこころ動かされること。――『珠玉』
湯川 豊 新境地を開いた遺作『珠玉』
奥本大三郎 『輝ける闇』から『珠玉』へ
      ――フウマ先生に出会うまで
坪内祐三 『見た 揺れた 笑われた』の中の
     「太った」の持つ意味
森枝卓士 『最後の晩餐』極まる食の文章技巧
水谷竹秀 輝ける遺書『ベトナム戦記』が意味するもの
斎藤貴男 『今日は昨日の明日』から伝わる苦悩と呻吟
手嶋龍一 『人とこの世界』に見る、
     ルポルタージュのインテリジェンス
鷲田小彌太 『輝ける闇』と「わたし」
島地勝彦 『水の上を歩く?酒場でジョーク十番勝負』
      番外編
泉 麻人 『ずばり東京』オリンピックの底の東京
佐藤 信 『ずばり東京』――肉体で描かれる都市
池上冬樹 文芸批評的私小説としての人物論集、
     『人は、いざ......』

Part4 kotoba編集部が選ぶ 開高健作品ガイド

発表  第12回 開高健ノンフィクション賞
『ジャスミンの残り香 「アラブの春」が変えたもの』
田原牧インタビュー

対談
中野剛志×柴山桂太 世界大戦とグローバリズムを考える
山極樹一×中村安希 ゴリラとヒトのセクシュアリティ
佐野史郎×ムッシュかまやつ 失われゆく「何か」を求めて

【その他の執筆陣】※インタビュー、対談、小特集も含む。
岩本沙弓(経済評論家)、黒川祥子(フリーライター)、太田和彦(グラフィックデザイナー)、開沼博(社会学者)、髙山文彦(作家)、谷古宇正彦(舞台写真家)、なかむらるみ(イラストレーター)、布施英利(美術批評家)、穂村弘(詩人)、水野龍哉(ジャーナリスト)、茂木健一郎(脳科学者)ほか

【お問い合わせ】集英社 広報部 03-3230-6314

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.