イプソスは、オンライン・パネルシステムにより日本を含む世界25カ国で毎月実施しているGlobal @dvisor調査を基に、消費者の景況感をレポートする『The Economic Pulse』を発表しています。 7月24日に発表された最新の『The Economic Pulse』より主な結果を報告いたします。
主な調査結果
● 調査対象国全体では「自国の景気が良い」と回答したのは39%。3か月連続で変化なし
● ラテンアメリカ地域では「自国の景気が良い」と回答したのは6ポイントアップと大きく上昇。それ以外の地域では下降傾向が見られた
● 日本では、昨年同時期と比較して大きく上昇(18%→29%)。トレンドラインは2013年1月から右肩上がりとなっている
◆ 調査概要 ◆
調査実施機関: イプソス 実施時期: 2014年6月3日~17日(第58ウェーブ)
調査手法: イプソス・オンラインパネルシステムにより世界25カ国で毎月実施するGlobal@dviser調査
対象国(25カ国):
アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、エジプト、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、インド、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国
対象者:
カナダ及び米国では18歳~64歳、その他各国では16歳~64歳の対象者18,011人。各国1000人以上が回答
*アルゼンチン、ベルギー、エジプト、ハンガリー、インド、メキシコ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、トルコでは各国500人以上
イプソスが毎月実施しているGlobal @dvisor調査では、世界25か国の経済に対する消費者マインドを継続的に調査している。今回調査の調査対象国全体の結果では、消費者マインドは4月から3か月連続で変化なく、39%の人々が自国の景気は「良い」と感じていることがわかった。
ラテンアメリカ各国は大きく上昇 それ以外の地域では下降傾向
地域別の結果を見ると、「自国の景気が良い」と感じているのは、アジア・パシフィック地域で3ポイント下降(47%)、ヨーロッパで2ポイント下降(31%)、北アメリカで1ポイント下降(50%)、中近東・アフリカ地域で1ポイント下降(52%)と下降路線にある中で、ラテンアメリカ地域では6ポイント上昇し、26%という結果であった。
ラテンアメリカの各国では、ブラジル(11ポイント上昇で31%)、アルゼンチン(6ポイント上昇で24%)、メキシコ(5ポイント上昇で25%)であった。この結果にはブラジルで開催されたFIFAワールドカップへの期待が大きく影響したようだ。今回の調査時期は、ワールドカップが開催される直前と第一週にわたる2週間であったため、盛り上がるワールドカップ熱が地域全体に効果をもたらしたと考えられる。
主な調査結果
● 調査対象国全体では「自国の景気が良い」と回答したのは39%。3か月連続で変化なし
● ラテンアメリカ地域では「自国の景気が良い」と回答したのは6ポイントアップと大きく上昇。それ以外の地域では下降傾向が見られた
● 日本では、昨年同時期と比較して大きく上昇(18%→29%)。トレンドラインは2013年1月から右肩上がりとなっている
◆ 調査概要 ◆
調査実施機関: イプソス 実施時期: 2014年6月3日~17日(第58ウェーブ)
調査手法: イプソス・オンラインパネルシステムにより世界25カ国で毎月実施するGlobal@dviser調査
対象国(25カ国):
アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、エジプト、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、インド、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国
対象者:
カナダ及び米国では18歳~64歳、その他各国では16歳~64歳の対象者18,011人。各国1000人以上が回答
*アルゼンチン、ベルギー、エジプト、ハンガリー、インド、メキシコ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、トルコでは各国500人以上
イプソスが毎月実施しているGlobal @dvisor調査では、世界25か国の経済に対する消費者マインドを継続的に調査している。今回調査の調査対象国全体の結果では、消費者マインドは4月から3か月連続で変化なく、39%の人々が自国の景気は「良い」と感じていることがわかった。
ラテンアメリカ各国は大きく上昇 それ以外の地域では下降傾向
地域別の結果を見ると、「自国の景気が良い」と感じているのは、アジア・パシフィック地域で3ポイント下降(47%)、ヨーロッパで2ポイント下降(31%)、北アメリカで1ポイント下降(50%)、中近東・アフリカ地域で1ポイント下降(52%)と下降路線にある中で、ラテンアメリカ地域では6ポイント上昇し、26%という結果であった。
ラテンアメリカの各国では、ブラジル(11ポイント上昇で31%)、アルゼンチン(6ポイント上昇で24%)、メキシコ(5ポイント上昇で25%)であった。この結果にはブラジルで開催されたFIFAワールドカップへの期待が大きく影響したようだ。今回の調査時期は、ワールドカップが開催される直前と第一週にわたる2週間であったため、盛り上がるワールドカップ熱が地域全体に効果をもたらしたと考えられる。
日本のトレンドラインは上昇を継続
日本の結果を見てみると、今回調査では消費者マインドは前月から3ポイント上昇し、29%が自国の景気は「良い」と回答した。日本はリーマンショック前から長きにわたる不況が続いていたが、イプソスの調査では2013年1月に好転の兆し(2012年12月6%→2013年1月 9%)が見え、その後、右肩上がりのトレンドラインが継続している。2014年に入ってからはさらに良くなり(2013年12月 25%→2014年1月 27%)、以降、25%以下に落ち込むことがなく推移している。
6か月後の自国景気の見込みについての質問には、「良くなっていると思う」と回答したのは13%で、これは昨年同時期(15%)と比較すると2ポイント下降した。
イプソスについて
1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。世界86カ国の拠点では、16,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以上に上ります。 GreenBook Research Industry Trend Survey 2014で最もイノベイティブなリサーチ会社の第3位に選ばれました。
Ipsos in Japanホームページ: http://www.ipsos.jp/
このニュースリリースについてのお問い合わせ:
山野辺有子 Ipsos in Japan
03 6867 8151 yuko.yamanobe@ipsos.com
日本の結果を見てみると、今回調査では消費者マインドは前月から3ポイント上昇し、29%が自国の景気は「良い」と回答した。日本はリーマンショック前から長きにわたる不況が続いていたが、イプソスの調査では2013年1月に好転の兆し(2012年12月6%→2013年1月 9%)が見え、その後、右肩上がりのトレンドラインが継続している。2014年に入ってからはさらに良くなり(2013年12月 25%→2014年1月 27%)、以降、25%以下に落ち込むことがなく推移している。
6か月後の自国景気の見込みについての質問には、「良くなっていると思う」と回答したのは13%で、これは昨年同時期(15%)と比較すると2ポイント下降した。
イプソスについて
1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。世界86カ国の拠点では、16,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以上に上ります。 GreenBook Research Industry Trend Survey 2014で最もイノベイティブなリサーチ会社の第3位に選ばれました。
Ipsos in Japanホームページ: http://www.ipsos.jp/
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03 6867 8151 yuko.yamanobe@ipsos.com