ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、2014年6月に行われた、国立大学法人一橋大学 商学研究科 神岡太郎教授が担当する、学部生対象科目「インタラクティブ・マーケティング」および、MBA対象科目「特別講義(ITマネジメント)」における実践型ビッグデータ実習において、情報活用ダッシュボード「MotionBoard」の提供で協力したことを、本日お知らせします。
この度実施した講義は、デジタル教材を利用した事前学習と、データ分析ツールを利用した実践的演習を行いながら、「クラウド」と「ビッグデータ・オープンデータ」の活用法を身につけていくカリキュラムとなっています。
ビッグデータ・オープンデータに関する講義は、株式会社豆蔵がコンテンツの提供ならびに講師を派遣し、演習を行う環境は、九州先端科学研究所が企業・研究機関の研究目的で利用できる環境をクラウドで提供する「Lab.Cloud」を、演習用のツールとしてウイングアーク1stが情報活用ダッシュボード「MotionBoard」を提供しました。
ウイングアーク1stは、本件を機に、高校・大学など学校教育法に基づく教育機関での教育、研究目的に限りライセンスを無償で提供する「アカデミックライセンス」を新設しました。今後も、教育機関におけるビッグデータやオープンデータの活用に関する支援を継続的に行ってまいります。
■国立大学法人一橋大学 商学研究科 神岡太郎教授からのコメント
仮想データではありましたが、ある状況と条件を想定して、いろいろな角度からグループで分析し、解釈し、議論し、何らかの判断をするというMotionBoardを用いた実習は、学生から大変好評でした。ウイングアーク1st様と豆蔵様の協力に心より感謝申し上げます。一つの決まった答えを導き出すというのではないというところに、学生には面白みがあったと思いますし、リアリティがあったと思います。こういう実践型の講義は今後も継続して取り入れていきたいと思っています。
■インタラクティブ・マーケティング科目、実践型ビッグデータ実習 受講者のコメント(要約)
・今回のように実際に既存のデータを使用し、それを目の前にした新企画の提案という経験は後にも先にもなかなかない、貴重なものであったと思っております。数というのは説得力があり、今まで取り組んできた仮説に基づく新企画提案よりも現実味があり、かつワクワクするものでもありました。
・神岡先生の授業で、「ビッグデータの入手が簡単になった。いかに分析し、活用するかが重要だ」ということは学んではいたのですが、実際にどのように分析するのかというのを自分の手を使って体験できたというのは、これから自分の研究をする上でも非常に有益だったと思います。
・今回は、MotionBoardを使ってRFM分析を行い、そこから具体的な施策を考案するという、密度の濃い実習ができて、非常に満足のいく内容でした。
・普段は使うことのできない分析ツールを使うことにより、データの多量性により見えなくなった点が可視化され、容易に分析することができました。その点で、分析ツールの可能性を感じた研修でした。
・データ検証を行う時、いかに話し合いの進行を速やか、かつ円滑に進めるか、など学ぶものが多くありました。ツールは経験・時間で使えるようになりますが、潜在する問題点の洗い出しは、個人の持つ情報量とセンスに掛かってくることを改めて実感しました。
■「MotionBoard」について
「MotionBoard」は、豊かなチャート表現により、企業システム内に蓄積された膨大な情報を可視化する情報活用ダッシュボードです。
専門知識を必要としない直感的に使える操作性と、現場の様々な要求に対応可能な柔軟性のある表現力、タブレットでいつでもどこでも情報を入手できるなど、現場部門でのデータ分析・活用を強力に支援します。
URL:http://www.wingarc.com/product/motionboard/
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ウイングアーク1st株式会社
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