ロボット技術を応用してフィギュアーなどのキャラクター商品を静かに動かす事が出来れば、大きな市場と成り得る事は多くの人が論じているが、今まではそれをスマートに実現する手段がなかった。今回の”動くフィギュアー”はそれを可能にしている。
今まで、フィギュアーなどのキャラクター商品を動かす事が出来なかった要因は、
秋葉原や中野などで販売されている従来タイプのフィギュアーは、大変スリムな形状をしており、その形状をなるべく忠実に再現することにこだわっているので、それをモーターなどで自由に動かすことは出来ない。一方、市販されているロボットは自由に関節を動かせるが、内蔵されるモーターの大きさの制限でスリムな形状を実現することは出来ず、そのモーターの発する音を静かにする事も出来なかった。
今回、スピーシーズ株式会社は、スリムでキュートなフィギュアーを、静かに且つ滑らかに動かす独自の技術(Motion Figure System) を開発し、”動くフィギュア” として発表した。フィギュアーの各関節を特許申請済みの特殊なワイヤー駆動方式で駆動し、駆動力を発生するサーボモーターや制御用のCPUはフィギュアーの下部に設けられた”からくりユニット”に収納することで、20関節の駆動機構を持ちながら、スリムでキュートなフィギュアーの外観と静かな動作音を実現することが可能となった。
これにより、今まで実現不可能だったスリムでキュートな女子型の萌え系フィギュアを静かに動かすことが出来るようになり、オタク市場のユーザーに対して新しい企画の商品を提供することが出来るようになった。
Motion Figure Systemでは、サーボモーターなどの重量がかさむ部品がフィギュアー部には一切無いので、大変軽量な動くフィギュアーを実現可能である。そのため、サーボモーターを小型化する事が出来、コスト低減にも繋がる。また、MF201は25cm程度の小型のフィギュアーであるが、より大きな、例えば人間サイズの物を製作する事も可能であり、その場合でも軽量であることから危険の少ないフィギュアーを製作することが可能である。
形状に対して自由度の高いワイヤー駆動方式なので、骨格の形状や関節数などは任意に変更することが可能である。スピーシーズではこの技術の基本特許をすでに出願済みであり、国際特許を取得の見込みである。今後、この技術をより進化させ、商品化させるため、各分野のパートナーと共同してビジネスを展開していく計画であり、そのパートナーを求めている。
市場としては、オタク市場のほか、一般キャラクター市場、トイ市場、シニアケア、教育分野、車載分野、ゲーム機とのコラボ、クラウドによるSNSとのコラボなどが想定される。
コンシューマー向けの量産時の市場価格(外装付き)は、量産数により変動するが、5万円~10万円を想定している。
<展示情報>
7月27日に幕張メッセで行われる、オタク関係で最大のイベント:ワンダーフェスティバルでデモ展示を行う。
フィギュアーベンダーで最大手の株式会社グッドスマイルカンパニーのブースにてデモを実施。
WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 20 : http://whl4u.jp/event/
<製品情報>
型 名 MF201
仕 様
駆動方式: 多関節両引きワイヤー駆動方式(特許出願済み)
関節可動範囲: 最大200度(部位による)
身長: 約25cm
関節自由度: 20軸
¨ 腰: 3軸 (回転、右足ロール、左足ロール)
¨ 足: 3軸 x 2本 (ももピッチ、膝ピッチ、足首)
¨ 腕: 4軸 x 2本 (肩回転、肩ピッチ、肘ピッチ、手首)
¨ 頭部: 3軸 (回転、右傾斜、左傾斜)
ホストとの接続: BLE (Bluetooth Low Energy)、WiFiなど
サーボコントローラ: シリアルコマンドによるインテリジェントコマンド式
動作ビデオ :http://robo-pro.com/download/MF201/MF201-1.wmv
<スピーシーズ株式会社について>
スピーシーズ株式会社(Speecys Corp.)は、大学・企業での研究用途、業務用などに多くの導入実績を持つロボットならびにロボット開発プラットフォームを提供するロボット開発企業。ロボットは“歩くPC”という基本理念に基づき、オープンなOSやネットワーク環境、アプリ開発環境の提供はロボット利用者にとって必要不可欠なものであるとの考えで他に類を見ないユニークなロボット製品の開発をおこなっている。
2005年6月には、世界に先駆けて燃料電池を搭載した2足歩行ロボットSpeecys-FCを発売、また昨年4月には、今までのロボットの概念を打ち破るインターネットロボット:SPC-101Cを発表し、世界のロボット業界およびメディアの注目を集めた。今回の”動くフィギュアー”の開発には構想から約3年をかけて、原理試作機から始まり今は人型の第二次試作機の完成に至っている。
<会社概要>
商 号:スピーシーズ株式会社
所在地:東京都三鷹市井の頭4-12-3
設 立:2001年12月6日
資本金:8,250万円
代表者:代表取締役 春日 知昭(かずが ともあき)
URL: http://speecys.com/
<本件に関するお問い合わせ>
スピーシーズ株式会社 担当:春日
Tel. 070-1397-3214
Mail: info@speecys.com
関連データ(資料・画像)ダウンロード: http://robo-pro.com/download/MF201
今まで、フィギュアーなどのキャラクター商品を動かす事が出来なかった要因は、
秋葉原や中野などで販売されている従来タイプのフィギュアーは、大変スリムな形状をしており、その形状をなるべく忠実に再現することにこだわっているので、それをモーターなどで自由に動かすことは出来ない。一方、市販されているロボットは自由に関節を動かせるが、内蔵されるモーターの大きさの制限でスリムな形状を実現することは出来ず、そのモーターの発する音を静かにする事も出来なかった。
今回、スピーシーズ株式会社は、スリムでキュートなフィギュアーを、静かに且つ滑らかに動かす独自の技術(Motion Figure System) を開発し、”動くフィギュア” として発表した。フィギュアーの各関節を特許申請済みの特殊なワイヤー駆動方式で駆動し、駆動力を発生するサーボモーターや制御用のCPUはフィギュアーの下部に設けられた”からくりユニット”に収納することで、20関節の駆動機構を持ちながら、スリムでキュートなフィギュアーの外観と静かな動作音を実現することが可能となった。
これにより、今まで実現不可能だったスリムでキュートな女子型の萌え系フィギュアを静かに動かすことが出来るようになり、オタク市場のユーザーに対して新しい企画の商品を提供することが出来るようになった。
Motion Figure Systemでは、サーボモーターなどの重量がかさむ部品がフィギュアー部には一切無いので、大変軽量な動くフィギュアーを実現可能である。そのため、サーボモーターを小型化する事が出来、コスト低減にも繋がる。また、MF201は25cm程度の小型のフィギュアーであるが、より大きな、例えば人間サイズの物を製作する事も可能であり、その場合でも軽量であることから危険の少ないフィギュアーを製作することが可能である。
形状に対して自由度の高いワイヤー駆動方式なので、骨格の形状や関節数などは任意に変更することが可能である。スピーシーズではこの技術の基本特許をすでに出願済みであり、国際特許を取得の見込みである。今後、この技術をより進化させ、商品化させるため、各分野のパートナーと共同してビジネスを展開していく計画であり、そのパートナーを求めている。
市場としては、オタク市場のほか、一般キャラクター市場、トイ市場、シニアケア、教育分野、車載分野、ゲーム機とのコラボ、クラウドによるSNSとのコラボなどが想定される。
コンシューマー向けの量産時の市場価格(外装付き)は、量産数により変動するが、5万円~10万円を想定している。
<展示情報>
7月27日に幕張メッセで行われる、オタク関係で最大のイベント:ワンダーフェスティバルでデモ展示を行う。
フィギュアーベンダーで最大手の株式会社グッドスマイルカンパニーのブースにてデモを実施。
WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 20 : http://whl4u.jp/event/
<製品情報>
型 名 MF201
仕 様
駆動方式: 多関節両引きワイヤー駆動方式(特許出願済み)
関節可動範囲: 最大200度(部位による)
身長: 約25cm
関節自由度: 20軸
¨ 腰: 3軸 (回転、右足ロール、左足ロール)
¨ 足: 3軸 x 2本 (ももピッチ、膝ピッチ、足首)
¨ 腕: 4軸 x 2本 (肩回転、肩ピッチ、肘ピッチ、手首)
¨ 頭部: 3軸 (回転、右傾斜、左傾斜)
ホストとの接続: BLE (Bluetooth Low Energy)、WiFiなど
サーボコントローラ: シリアルコマンドによるインテリジェントコマンド式
動作ビデオ :http://robo-pro.com/download/MF201/MF201-1.wmv
<スピーシーズ株式会社について>
スピーシーズ株式会社(Speecys Corp.)は、大学・企業での研究用途、業務用などに多くの導入実績を持つロボットならびにロボット開発プラットフォームを提供するロボット開発企業。ロボットは“歩くPC”という基本理念に基づき、オープンなOSやネットワーク環境、アプリ開発環境の提供はロボット利用者にとって必要不可欠なものであるとの考えで他に類を見ないユニークなロボット製品の開発をおこなっている。
2005年6月には、世界に先駆けて燃料電池を搭載した2足歩行ロボットSpeecys-FCを発売、また昨年4月には、今までのロボットの概念を打ち破るインターネットロボット:SPC-101Cを発表し、世界のロボット業界およびメディアの注目を集めた。今回の”動くフィギュアー”の開発には構想から約3年をかけて、原理試作機から始まり今は人型の第二次試作機の完成に至っている。
<会社概要>
商 号:スピーシーズ株式会社
所在地:東京都三鷹市井の頭4-12-3
設 立:2001年12月6日
資本金:8,250万円
代表者:代表取締役 春日 知昭(かずが ともあき)
URL: http://speecys.com/
<本件に関するお問い合わせ>
スピーシーズ株式会社 担当:春日
Tel. 070-1397-3214
Mail: info@speecys.com
関連データ(資料・画像)ダウンロード: http://robo-pro.com/download/MF201