[13:00-13:05]
OPENING
浅井 光太郎(三菱電機 ISO/IEC JTC 1/SC 29 国際議長)
[13:05-]
セッション1:SC 29/WG 1標準化動向~JPEGの拡張と新プロジェクト~
SC 29/WG 1では画像符号化方式の国際規格を審議している。1994年に標準化したJPEG圧縮方式がカメラ機器等に採用され世界的に普及する中、デバイス性能の急速な向上を背景に同規格と高い互換性を持つ拡張規格の審議が活発化している。本講演では最新規格であるJPEG XTの標準化動向と技術内容を解説し、最新のプロジェクト動向を紹介する。
講師:石川 孝明(早稲田大学)
[13:45-]
セッション2:最新動画像符号化規格HEVCとその拡張動向
最新の動画像符号化規格HEVCは2013年4月に規格書の第一版が発行され、スマートデバイスや4K試験放送等、徐々に対応製品やサービスが市場へ広がりつつある。ISO/IECとITU-T共同のHEVC標準化作業班JCT-VCでは、規格書第一版の発行後、色密度・ビット深度拡張、スケーラブル符号化拡張、スクリーンコンテンツ符号化拡張等の様々なHEVCの拡張規格の策定を進めている。本講演では、これら拡張規格の動向を中心にHEVCについて解説する。
講師:峯澤 彰(三菱電機)
[14:25-]
セッション3:HEVC拡張による三次元映像符号化の標準化動向
高臨場な映像体験を実現する三次元映像として、裸眼での立体映像やカメラが設置されていない位置からの映像を提供する自由視点映像が期待されている。国際 標準化団体MPEGとITU-Tの合同チームJCT-3Vでは、そのような新しい映像の効率的な伝送・蓄積を実現するために、多視点映像とそれに対するデプスマップで表現された三次元映像に対する符号化方式の国際標準化を進めている。本講演では、HEVCの拡張規格として標準化中の3D-HEVCについて、デプスマップの情報を利用した予測技術、デプスマップ符号化のための予測技術など、三次元映像符号化のための符号化技術を中心に解説する。
講師:志水 信哉(NTT)
[15:05-]
休憩
[15:15]
セッション4:MPEG Audio規格の最新動向
MPEGでは、現行のHD映像を超える4Kや8KのUltra-HD(UHD)に対応するオーディオコーデックとして、MPEG-H
3D Audioの標準化を進めている。3D Audioは、上方に配置されたスピーカを含め多数のスピーカを使用し、空間上のあらゆる方向からの音の再生を可能にすることで、これまでにない臨場感(広がり感や包まれ感)を実現している。また、オブジェクトオーディオ音源や球状マイクロホンアレー入力に対応することで、スピーカの位置や数を規定しな い再生を実現している。本セミナーでは、3D Audio標準化の背景と狙い、またユースケースを紹介し、それを踏まえて3D Audioの全体構成及び新しく導入された技術について解説する。
講師:知念 徹(ソニー)
[15:55-]
セッション5:次世代ストリーミング規格MPEG-DASHの動向
HTTPプロトコルによるアダプティブストリーミング技術の国際規格であるMPEG-DASHは、ネットワーク帯域の変動に応じた最適なビットレートでの 動画再生を実現するストリーミング技術である。スマートフォンをはじめとするネットワーク端末の増大と動画配信サービスの拡大がその背景にある。本講演では、その技術背景、標準化動向、技術概要、関連技術動向について説明する。
講師:平林 光浩(ソニー)
[16:35-]
セッション6:マルチメディア伝送規格MMTの最新動向
コンテンツ利用端末や伝送路の多様化を受け、MPEGでは新たなマルチメディア伝送規格であるMPEG Media Transport (MMT)を標準化した。MMTは新たな標準規格MPEG-Hのシステム技術であり、日本の4K/8Kスーパーハイビジョン放送で用いられる等、今後の実用化が期待されている。MMTを用いることで、MPEG-2 TSなどの従来の伝送規格では困難であった、複数の伝送路で伝送する映像や音声などを組み合わせてコンテンツを構成することが容易に実現可能となる。本講演では、MMTの特徴や今後の拡張を述べるとともに、応用事例を含めた最新動向を述べる。
講師:青木 秀一(NHK)
[17:15-17:20]
挨拶
浅井 光太郎(三菱電機 ISO/IEC JTC 1/SC 29 国際議長)
【開催場所】
・化学会館7Fホール
詳細は以下をご参照ください。
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/access.html
【参加費】
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/sankahi.html
【交流会】
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/meeting.html
【セミナー詳細・お申込・お問い合わせページ】
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/index.html
【問合せ先】
一般社団法人情報処理学会 事業部門
jigyo@ipsj.or.jp Tel.03-3518-8373
http://www.ipsj.or.jp
OPENING
浅井 光太郎(三菱電機 ISO/IEC JTC 1/SC 29 国際議長)
[13:05-]
セッション1:SC 29/WG 1標準化動向~JPEGの拡張と新プロジェクト~
SC 29/WG 1では画像符号化方式の国際規格を審議している。1994年に標準化したJPEG圧縮方式がカメラ機器等に採用され世界的に普及する中、デバイス性能の急速な向上を背景に同規格と高い互換性を持つ拡張規格の審議が活発化している。本講演では最新規格であるJPEG XTの標準化動向と技術内容を解説し、最新のプロジェクト動向を紹介する。
講師:石川 孝明(早稲田大学)
[13:45-]
セッション2:最新動画像符号化規格HEVCとその拡張動向
最新の動画像符号化規格HEVCは2013年4月に規格書の第一版が発行され、スマートデバイスや4K試験放送等、徐々に対応製品やサービスが市場へ広がりつつある。ISO/IECとITU-T共同のHEVC標準化作業班JCT-VCでは、規格書第一版の発行後、色密度・ビット深度拡張、スケーラブル符号化拡張、スクリーンコンテンツ符号化拡張等の様々なHEVCの拡張規格の策定を進めている。本講演では、これら拡張規格の動向を中心にHEVCについて解説する。
講師:峯澤 彰(三菱電機)
[14:25-]
セッション3:HEVC拡張による三次元映像符号化の標準化動向
高臨場な映像体験を実現する三次元映像として、裸眼での立体映像やカメラが設置されていない位置からの映像を提供する自由視点映像が期待されている。国際 標準化団体MPEGとITU-Tの合同チームJCT-3Vでは、そのような新しい映像の効率的な伝送・蓄積を実現するために、多視点映像とそれに対するデプスマップで表現された三次元映像に対する符号化方式の国際標準化を進めている。本講演では、HEVCの拡張規格として標準化中の3D-HEVCについて、デプスマップの情報を利用した予測技術、デプスマップ符号化のための予測技術など、三次元映像符号化のための符号化技術を中心に解説する。
講師:志水 信哉(NTT)
[15:05-]
休憩
[15:15]
セッション4:MPEG Audio規格の最新動向
MPEGでは、現行のHD映像を超える4Kや8KのUltra-HD(UHD)に対応するオーディオコーデックとして、MPEG-H
3D Audioの標準化を進めている。3D Audioは、上方に配置されたスピーカを含め多数のスピーカを使用し、空間上のあらゆる方向からの音の再生を可能にすることで、これまでにない臨場感(広がり感や包まれ感)を実現している。また、オブジェクトオーディオ音源や球状マイクロホンアレー入力に対応することで、スピーカの位置や数を規定しな い再生を実現している。本セミナーでは、3D Audio標準化の背景と狙い、またユースケースを紹介し、それを踏まえて3D Audioの全体構成及び新しく導入された技術について解説する。
講師:知念 徹(ソニー)
[15:55-]
セッション5:次世代ストリーミング規格MPEG-DASHの動向
HTTPプロトコルによるアダプティブストリーミング技術の国際規格であるMPEG-DASHは、ネットワーク帯域の変動に応じた最適なビットレートでの 動画再生を実現するストリーミング技術である。スマートフォンをはじめとするネットワーク端末の増大と動画配信サービスの拡大がその背景にある。本講演では、その技術背景、標準化動向、技術概要、関連技術動向について説明する。
講師:平林 光浩(ソニー)
[16:35-]
セッション6:マルチメディア伝送規格MMTの最新動向
コンテンツ利用端末や伝送路の多様化を受け、MPEGでは新たなマルチメディア伝送規格であるMPEG Media Transport (MMT)を標準化した。MMTは新たな標準規格MPEG-Hのシステム技術であり、日本の4K/8Kスーパーハイビジョン放送で用いられる等、今後の実用化が期待されている。MMTを用いることで、MPEG-2 TSなどの従来の伝送規格では困難であった、複数の伝送路で伝送する映像や音声などを組み合わせてコンテンツを構成することが容易に実現可能となる。本講演では、MMTの特徴や今後の拡張を述べるとともに、応用事例を含めた最新動向を述べる。
講師:青木 秀一(NHK)
[17:15-17:20]
挨拶
浅井 光太郎(三菱電機 ISO/IEC JTC 1/SC 29 国際議長)
【開催場所】
・化学会館7Fホール
詳細は以下をご参照ください。
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/access.html
【参加費】
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/sankahi.html
【交流会】
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/meeting.html
【セミナー詳細・お申込・お問い合わせページ】
http://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2014/ITSCJ-MPEG/index.html
【問合せ先】
一般社団法人情報処理学会 事業部門
jigyo@ipsj.or.jp Tel.03-3518-8373
http://www.ipsj.or.jp