2014年06月13日 09:00

【情報処理学会主催】7月15日開催セミナー 「ウェアラブルが切り開くIT新潮流」のご案内

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セミナー全体テーマを「モバイル・クラウド時代のIT新潮流を読み解く」と定め、6月から12月にかけて全6回シリーズで開催しており第1回では「予測」と「意思決定」すなわちアクションにつながるアナリティクス技術に焦点を当て、最新技術動向と先進的応用を中心に基礎から解説します。

【プログラム】

[10:00-10:10]
OPENING

[10:10-11:10]
セッション1:ウェアラブルセンシング技術のヘルスケア応用
2000年前後のウェアラブルコンピュータブームは、人々に広く受け入れられるまでには至らず一過性のものであった。
しかしながら、その後のデバイスの小型軽量化、ユーザインタフェース、クラウドコンピューティングなどの技術の進展に伴い、再びウェアラブルデバイスが注目されている。
一方、身体に装着(携帯)したセンサを用いて、ユーザの状況や行動を捉えようとするウェアラブルセンシング技術は、ウェアラブルコンピュータブームの後も、着実な進化を遂げてきた。世界的な人口増加・高齢化、生活習慣病罹患者増などの背景の下、ウェアラブルデバイス、ウェアラブルセンシング技術のヘルス ケア応用が期待されている。
本講演では、ウェアラブルコンピュータブームから現在に至るまでのウェアラブルセンシング技術の進化を、具体的な研究開発事例を交えて解説すると共に、今後期待されるヘルスケア応用の方向性について議論する。
講師:大内 一成(株式会社東芝 ヘルスケア事業開発部 ヘルスケアニューコンセプト開発部 参事)

[11:25-12:25]
セッション2:日常生活下におけるヘルスケアデータの計測と活用について
本講演では、私たちの健康管理や医療において利用されるヘルスケアデータを中心に取り扱います。
日常生活下における計測と活用は次のような点で重要であると言えます。血圧や体温などの生体情報も、また運動・食事・睡眠といった生活習慣に関わる行動情報においても、それらの変動をとらえることが、健康管理や医療に大きく役立てることができると期待されるからです。このために開発した計測デバイスおよび ICTを活用したシステムについて概要を紹介し、蓄積されたデータの活用についてその目的と現状について共有します。なお、ウェアラブルデバイスそのものより、日常生活下におけるヘルスケアデータの計測と活用に軸足を置いた内容となります。
講師:中嶋 宏(オムロン株式会社 技術・知財本部 技術専門職)

[11:25-12:25]
お昼休憩

[13:40-14:40]
セッション3:EPSONウェアラブル戦略とウェアラブル商品
EPSONのDNAが、諏訪精工舎時代の1969年に世界初のクオーツウォッチ商品化ということで、今考えればEPSONのルーツはウェアラブル商品から スタートしているということになります。今まさにウェアラブル時代の幕開けということで、EPSONは健康・医療、スポーツ、映像・情報の各カテゴリーに おいて、様々なEPSONならではの商品展開をスタートしております。
本講演では、冒頭EPSONのウェアラブル戦略概要について説明させて頂き、商品としてはEPSONのSmartGlassであるMOVERIOの新商品 BT200について紹介させて頂きます。Smart Glassについては、2011年にEPSON初の両眼シースルーSmart GlassであるMOVERIO BT100を発売しました。発売後、民生、業務市場からの様々なフィードバックを頂き、MOVERIO BT200については、ウェアラブル商品で最も重要な装着性という観点での小型・軽量化実現するだけでなく、様々な機器との接続性、MOVERIO向けア プリの提供を実現することで、従来モデルから大幅な進化を遂げています。
講師:馬塲 宏行(セイコーエプソン株式会社 ビジュアルプロダクツ事業部 HMD事業推進部 基幹社員)

[14:55-15:55]
セッション4:GoogleGlassとジェスチャースマートグラスMIRAMAの未来
日本発のジェスチャー入力ができるスマートグラス「MIRAMA」。
その概要の説明と将来の展望を語る。
ブリリアントサービスで取り組んでいるGoogleGlassとの比較、GoogleGlassとどういった点が異なるのか?
Googleが考えるGoogleGlassを使った野望を見据えた上でMIRAMAが狙う市場と優位性を語る。
講師:杉本 礼彦(株式会社ブリリアントサービス 代表取締役)

[16:10-17:10]
セッション5:ウェアラブルセンシングの研究とその活用事例
コンピュータが常時利用され、ユーザの動きや生体情報がリアルタイムで取得できるようになった場合にいったいどういう応用が考えられるだろうか。
本講演では我々の研究グループがこれまでに行ってきたウェアラブルコンピューティングの応用に関して概説する。
特に、ライフロギングの可能性やエンタテインメント応用に関して、ウェアラブルセンシング技術を中心に実践的な例を多数挙げながら今後のウェアラブルコンピューティングの可能性について述べる。
講師:寺田 努(神戸大学 大学院工学研究科 准教授)

【開催場所】
【本会場(東京)で行われるセミナーを遠隔会場(大阪)に中継いたします】
・本会場(東京):化学会館7Fホール
・遠隔会場(大阪):大阪大学中之島センター 5F 講義室507
 詳細は以下をご参照ください。
 http://www.ipsj.or.jp/event/seminar/2014/access.html

【参加費】
http://www.ipsj.or.jp/event/seminar/2014/fee.html

【セミナー詳細・お申込・お問い合わせページ】
http://www.ipsj.or.jp/event/seminar/2014/index.html

【問合せ先】
 一般社団法人情報処理学会 事業部門
 jigyo@ipsj.or.jp Tel.03-3518-8373
 http://www.ipsj.or.jp

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

一般社団法人情報処理学会
商号
一般社団法人情報処理学会(イッパンシャダンホウジン ジョウホウショリガッカイ)
代表者
木下 泰三(キノシタ タイゾウ)
所在地
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
TEL
03-3518-8374
業種
団体・連合会・官公庁・自治体
上場先
未上場
会社HP
https://www.ipsj.or.jp
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