2014年05月22日 13:30

情報流通支援サービスのオークネット中国にて検査事業を開始

情報流通支援サービスの株式会社オークネット（本社：東京都港区、代表取締役社長：藤崎　清孝）は、中国上海市において外資企業初となる中古車検査会社を設立し、中国中古車検査事業に参入致します。

情報流通支援サービスの株式会社オークネット（本社：東京都港区、代表取締役社長：藤崎　清孝）は、
中国上海市において外資企業初となる中古車検査会社を設立し、中国中古車検査事業に参入致します。

　2014年5月15日に中国上海の四季酒店において愛仕（上海）二手車査定評価有限公司の開業式典を行い、
中国の汽車流通協会関係者、自動車メーカー関係者、中古車流通関係者の方々をお招き致しました。
上海汽車工業販売有限公司／副総経理の吴宏様と中国汽車流通協会／副秘書長の羅磊様より祝辞と中国における
中古車検査の必要性についてご説明を頂いた後に、本事業についての概要と今後の展開について
愛仕（上海）二手車査定評価有限公司／董事長の後藤博文より発表致しました。

　本事業の目的としては、自動車販売の発展が著しい中国において、今後飛躍的に拡大していく事が予想される
中古車流通を通じて中古車を購入する人全てに「安心」「安全」を提供する事としております。
日本のAISで培った中古車検査基準をベースに現地での内容に即した検査基準（以下、AIS検査基準）を構築し、
また、中古車検査の教育事業を実施し、広めていく事で中国における中古車流通の健全な発展に貢献する事を目指します。

具体的な取組目標は以下の通り
（1）　中古車を購入される方にAIS検査が信頼される検査基準として活用され、安心して中古車を購入出来る事。
（2）　AIS検査がオークション会場等の業者間での中古車流通において信頼できる検査として流通を促進する事。
（3）　今回構築するAIS検査基準を業界標準として広く利用される事。

　本事業を展開するにあたり、上海汽車工業販売有限公司と共同で事業を推進する事を検討しており、
中国において最大手の自動車メーカー系販売会社の中古車流通戦略として検査基準のより一層の改善や、
検査教育事業を活用した人材育成等を行う事を検討しております。また、日本の株式会社AISと同様に、
他のメーカー様からの資本提携等による協力を通じ、メーカー様の中古車流通に活用して頂ける検査基準となる事を
目指しております。

　当面は、本事業にご興味を持っていただいているメーカー様の間での意見交換会や、技術交流会を通じて
中古車業界で活用される基準のガイドラインを作成し、各メーカー様で活用しやすい形での中古車検査取組に則して
活用頂けるように取組んで参ります。
　中国で昨年発表された中国検査基準「二手車査定評価技術規範」の本格稼働が今年から始まり、
中古車流通の適正化が必要とされている市場環境の中で、AIS検査が業界における最も信頼のある基準として
活用される様取組みます。今後も安心かつ安全な中古車流通を目指して参ります。

【中古車検査会社概要】
１．会社名　　愛仕（上海）二手車査定評価有限公司
２．所在地　　上海市記念路5号（上海汽車の中古車販売会社「安吉二手車」社内）
３．資本金　　2000万円
４．株主構成　AUCNET　HK　100％
５．代表者　　後藤　博文
６．事業内容　中古車の検査及び査定