2014年05月20日 17:00

スパンション、車載用マイクロコントローラの新ファミリを発表

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ARM(R) Cortex(R) -R5を搭載したTraveoTMマイコンファミリ、 車載用アプリケーション向けに高度なHMI、セキュリティ、ネットワーキングを提供

Spansion(Spansion Inc. NYSE:CODE、以下、スパンション)は本日、車載用アプリケーション向けに新しいマイクロコントローラファミリを発表しました。Spansion(R) TraveoTMマイコンファミリは、ARM(R)社製 Cortex(R)-R5コアを搭載し、充電用設備、車両電子機器、バッテリ管理、クラスターディスプレイ、HVAC、ADAS(先進運転支援システム)などの幅広い車載用アプリケーション向けに、さらに強化された高性能ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)、優れたセキュリティ、高度なネットワーキングを提供します。


スパンションは、当社が長年に渡って蓄積してきた自動車用システム構築に関する深い専門知識を、この新ファミリと併せてお客様に提供します。これにより、お客様は、ドライバーの安全性およびユーザエクスペリエンスの向上を実現する高性能で安全な車載用アプリケーションをスケーラブルかつ効率的に設計することが可能になります。

スパンション、マイクロコントローラ事業担当シニアバイスプレジデント(SVP)、布施武司談
「Spansion Traveoファミリは、車載用および産業用アプリケーション向けのマイコン製品市場における当社のリーダーシップを強化するものです。本マイコンファミリは、特定のアプリケーションに最適化されたシステムソリューションを提供することで、ハードウェア/ソフトウェアの設計と統合を容易に可能にすると共に、高度なセキュリティとパフォーマンスを実現します」

Spansion Traveoファミリとして初めての製品となるMB9D560は、2Mバイトのフラッシュメモリを内蔵し、200MHzで動作可能なARM(R) Cortex(R)-R5コアを2個搭載しています。Spansion Traveoマイコンは、ハイブリッド車(HEV)および電気自動車(EV)に使用されている車両充電用設備向けのスパンションの製品ポートフォリオを拡充します。シングルチップ上のデュアルコアアーキテクチャは、モータ制御のレゾルバセンサ用に2つのインターフェース回路を有し、モータ制御動作用に2つのハードウェアIPを備えています。それぞれのコアは、内蔵の浮動小数点ユニット(FPU)を有し、1.66DMIPS/MHzの性能で動作します。各モータは、独立して作動しますが、それぞれの動作をモニタリングしあいます。システムの信頼性は、メモリ保護ユニット、ECC(エラー訂正コード)、パリティエラー検出、および訂正機能によって達成されます。

ARM社CPUグループプロダクトマーケティング担当バイスプレジデント、リチャード・ヨーク(Richard York)氏談
「スパンションは車載用組み込みシステム向けソリューションのリーディングプロバイダであり、ARM(R) Cortex(R) -R5 プロセッサを車載用システムへ実装する当社初のパートナーです。当社は、車載用システムを進化させ、新次元のシステム性能、効率性、信頼性を実現する製品ポートフォリオを開発・展開するスパンションの技術的リーダーシップを高く評価しています」


Spansion Inc
日本
杉田、周
045-565-5120, 5122
dl.am_marcom@spansion.com

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会社概要

商号
Spansion Inc.(スパンション・インク)
代表者
John H. Kispert( ジョン・H・キスパート)
所在地
〒211-0004
神奈川県川崎市中原区新丸子東三丁目1200番地 KDX武蔵小杉ビル
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
その他
会社HP
http://www.spansion.com/jp/

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