2014年05月15日 11:00

オークネットバイクオークション 4月成約排気量別ランキング

情報流通支援サービスの株式会社オークネット（本社：東京都港区/社長：藤崎清孝）は、
2014年4月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
　当ランキングは、全国3,700店の二輪販売店が、販売プロセスの一環であるオークネットバイクオークションを利用し、
ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。

　250ccクラスでは、大型スクーターが相変わらず弱含みの動向で終始動いていいます。高年式や低走行車などには、
驚くほどの応札が入りますが、その他はひと桁台の玉が増えています。オフロード系は輸出の引き合いが強く、
玉の奪い合いになっており並外れた相場と言えそうです。海外からのオファーは強いとみえ、暫くはこの状況が続く予想です。

　400ccクラスでは、ネイキッド系が4月以降、一段と様子見の雰囲気が強まっています。3月までの相場とは大きく異なり、
それまでが、余りにも高値安定型だったことを考えれば、「正常に戻ってきた」との声にも納得がいくようです。
しかし需要期に入り、店頭でも玉が減れば一段上昇も十分に今後考えられそうです。

　401cc以上クラスでは、国産車の大型において高年式や低走行に加えて「球数の少ないバイク」が非常に堅調な動向。
国内販売されたが、人気は今一で販売台数が少なく、当然ながら中古の　玉数も少ない、こんな車両に応札が非常に多く、
価格は大きく伸びるケースが見られます。

　消費税が5%から8%に上がった影響が心配された4月以降の相場ですが、店頭での動きに大きな変化は予想以上に
少ないようで、相場の変動は最小限に止まっているとみられます。そのような中、やはり、大型車は3月までが
強かっただけに様子見の傾向が強まっているようです。ハーレーは、玉数が増加していることも重なって、全体的に
「安ければ買う」傾向が強まった関係で弱含み。　暫くは、出品と落札側のにらみ合いが続きそうです。

2014年4月　オークネット成約排気量別ランキング5　　（2014年4月開催のバイクオークションより集計）