2014年05月07日 17:00

テレビ番組、どうやって見ていますか? ~イプソス、テレビの見方に関する調査結果を発表~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グローバルマーケティングリサーチ会社のイプソスは、日本を含む世界20カ国で実施した、テレビの見方に関する調査の結果を発表しました。

イプソスは、日本を含む世界20カ国で実施した、テレビの見方に関する調査結果を4月下旬に発表しました。

◆ 主な調査結果 

20カ国の対象者のうち86%は「テレビ番組をテレビで放送時刻に見る」と回答した
「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をPCやラップトップで見る」は全体の27%を占める。特に35歳以下の層では35%と人気が高い
日本では45%が「録画機器で録画した番組をテレビで見る」と回答。ストリーミングなどを利用してテレビ番組を視聴する方法よりも日本ではまだ録画が主流であるようだ


◆ 調査概要 ◆

調査実施機関: イプソス
実施時期: 2014年2月4日~18日(Global @dvisor 調査 第54ウェーブ)

調査手法: オンライン調査
対象国(20カ国): 
アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、インド、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国
対象者: 
カナダ及び米国では18歳~64歳、その他各国では 16歳~64歳のテレビを日常的に視聴する対象者 15,551人
各国1000人以上が回答 
*アルゼンチン、メキシコ、ポーランド、ロシア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、トルコでは各国500人以上



大多数は従来どおりの方法でテレビを見る
グローバル調査の対象者のうち86%は「テレビ番組をテレビで放送時刻に見る」と回答した。年齢の高い層ほどこの傾向が顕著であった (50~64歳=91%、35~49歳=88%、35歳以下=81%)。国別にみると、この従来の方法で視聴する傾向が高いのは、フランス、スペイン(共に93%)、ドイツ(92%)、トルコ(90%)であった。日本は82%で、20カ国中14位であった。



インターネットからのダウンロードやストリーミングの利用者が増加中
従来の方法でなければ、どのような方法を利用しているのか。「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をPCやラップトップで見る」(27%)や、「インターネットからのストリーミングを利用してテレビ番組をテレビで見る」(16%)、「録画機器で録画した番組をテレビで見る」(16%)、「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をモバイル機器で見る」(11%)などが最近人気が高まっている視聴方法である。

これらの視聴方法は特に若年層で人気が高まっている。 「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をPCやラップトップで見る」(35歳以下=35%、35~49歳= 25%、50~64歳= 17%)、 「インターネットからのストリーミングを利用してテレビ番組をテレビで見る」(35歳以下=20%、 35~49歳=16%、 50~64歳= 11%)、 「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をモバイル機器で見る」 (35歳以下=15%、 35~49歳=10%、 50~64歳= 5%)はいずれも年齢が低いほど人気がある。その中で 「録画機器で録画した番組をテレビで見る」は高年齢層のほうが利用の割合が高かった( 35歳以下=15%、 35~49歳=16%、 50~64歳=18% )。

国別にみると、 「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をPCやラップトップで見る」割合が高いのは中国(52%)、ロシア(43%)、トルコ(42%)で、低いのはフランス(12%)、日本(14%)、イタリア(17%)。 「インターネットからのストリーミングを利用してテレビ番組をテレビで見る」では、割合が高いのはトルコ(44%)、ロシア(36%)、中国(33%)で、低いのは日本(3%)、フランス(5%)、ドイツ(5%) 。 「ストリーミングやダウンロードしたテレビ番組をモバイル機器で見る」 では、割合が高いのは韓国(26%)、中国(25%)、インド(21%)で、低いのはフランス(4%)、ドイツ(4%)、ロシア(5%) 。日本は6%で利用の割合の低いグループに入る。

日本では、録画機器で録画した番組をテレビで見る方法の利用者が多い。日本の対象者のうち45%がこの方法を利用すると回答し、これは調査対象国の中でトップであった。次いで米国(40%)、カナダ(32%)で利用の割合が高く、低いのはロシア(4%)、韓国(5%)、アルゼンチン(6%)であった。



イプソスについて
1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。
世界86カ国の拠点では、16,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以上に上ります。
GreenBook Research Industry Trend Survey 2014で最もイノベイティブなリサーチ会社の第3位に選ばれました。
Ipsos in Japanホームページ: http://www.ipsos.jp/

このニュースリリースについてのお問い合わせ:

山野辺有子
Ipsos in Japan
03 6867 8151

yuko.yamanobe@ipsos.com



※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

イプソス株式会社
商号
イプソス株式会社(イプソスカブシキガイシャ)
代表者
内田 俊一(ウチダ シュンイチ)
所在地
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル
TEL
03-6867-8001
業種
リサーチ
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.ipsos.com/ja-jp/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.